特許6798937IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エレベータ及びエスカレータに関し、特に、センサが取得した画像を用いて乗客を認識する機能を備えたエレベータ及びエスカレータ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

エレベータのかご内の乗客を高精度に認識するためには、かご内の広い範囲で乗客までの距離値を計測する必要がある。特許文献1に記載の技術では、かご内の広い範囲で乗客までの距離値を計測するためには、距離画像センサを斜め下に向けて天井又はその付近の壁面に設置する必要がある。従来の汎用的な距離画像センサは、光軸が距離画像センサの筐体の正面を向いている。このため、斜め下を向くように距離画像センサを天井に設置するには、筐体に固定部材を取りつけ、筐体を天井に対して斜めに傾けて固定部材で天井に固定する必要がある。 このような設置では、天井に対して斜めに傾いた距離画像センサの筐体と筐体に取りつけられた固定部材が天井又はその付近の壁面から飛び出て目立ってしまい、かご内の天井とその付近の壁面における意匠性を損なうという課題がある。過半のエレベータではかご内の天井が平らなために、天井又はその付近の壁面に設置する距離画像センサに対しての意匠性の要求は高い。意匠性を改善するために、天井に対して斜めに傾いた距離画像センサと固定部材をカバーで覆う方法も考えられるが、斜めに傾いた距離画像センサと固定部材を覆うためにはカバーの寸法が大きくなってしまい、やはり意匠性を失ってしまう。 エスカレータに距離画像センサを設置する場合にも、広い範囲で乗客までの距離値を計測することとセンサを設置できる場所とを考慮すると、距離画像センサを床面に対して斜めに傾けて設置する必要がある。このため、エスカレータに距離画像センサを設置する場合にも、エレベータの場合と同様に、意匠性を損なうという課題がある。 このように、エレベータとエスカレータでは、意匠性を損なわずに距離画像センサを設置するとともに、距離画像センサで広範囲の乗客を認識して高精度に乗客までの距離値を計測することが要求されている。 本発明の目的は、意匠性を損なわずに設置された距離画像センサを備え、高精度に乗客までの距離値を計測できるエレベータ及びエスカレータを提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によるエレベータは、昇降路を昇降し、乗客を乗せるかごと、前記かごの上部に固定されて設置され、光軸が前記かごの天井又は壁面に対して斜めに傾いている第1のカメラと第2のカメラとを備え、かつ前記第1のカメラのレンズの中心と前記第2のカメラのレンズの中心を結ぶ基線に対して前記光軸が斜めを向いているステレオカメラと、前記第1のカメラと前記第2のカメラの撮影画像に対し、前記撮影画像についてのエピ極・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によると、意匠性を損なわずに設置された距離画像センサを備え、高精度に乗客までの距離値を計測できるエレベータ及びエスカレータを提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施例1によるエレベータが備える画像認識装置の機能構成を示す図。

【図2】本発明の実施例1によるエレベータのかごを示す図。

【図3A】本発明の実施例1におけるステレオカメラの構成を示す図。

【図3B】従来の一般的なステレオカメラの構成を示す図。

【図4】ステレオ測距におけるエピポーラ幾何を説明する模式図。

【図5A】本発明の実施例1でのステレオカメラにおける、射影変換による平行化を説明する模式図。

【図5B】従来の一般的なステレオカメラにおける、射影変換による平行化を説明する模式図。

【図6A】本発明の実施例1でのステレオカメラで撮影した画像を射影変換により平行化する前と平行化した後の例を示す図。

【図6B】従来の一般的なステレオカメラで撮影した画像を射影変換により平行化する前と平行化した後の例を示す図。

【図7A】極座標補正部によってレンズ歪みを補正した撮影画像の例を示す図。

【図7B】極座標補正部によって極座標変換した撮影画像の例を示す図。

【図8】ステレオ測距部が実行する処理のフローを示す図。

【図9A】ステレオ測距部が実行する視差の変換方法の一例を示す図であり、斜め向きカメラの撮影画像を極座標変換した撮影画像を示す図。

【図9B】ステレオ測距部が実行する視差の変換方法の一例を示す図であり、極座標変換した撮影画像に極座標変換の逆変換を施した画像を示す図。

【図9C】ステレオ測距部が実行する視差の変換方法の一例を示す図であり、極座標変換の逆変換を施した画像を射影変換した画像を示す図。

【図10】本発明の実施例3において、極座標補正部が、極座標変換をした撮影画像に、θ軸の非線形変換を行って画像補正をした撮影画像の例を示す図。

【図11】本発明の実施例4において、斜め向きカメラと鏡を備えるステレオカメラを示す図。

【図12】本発明の実施例2によるエスカレータを示す図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…斜め向きカメラ、1g…カメラ、2…斜め向きカメラ、2g…カメラ、2m…鏡、3…極座標補正部、4…ステレオ測距部、5…乗客認識部、6…制御部、10…空間中の点、11,11g,12,12g…カメラのレンズ中心、13,14…エピ極、15a,15b,15c,15ag,15bg,15cg,16a,16b,16c,16ag,16bg,16cg…エピポーラ線、17,17g,18,18g…撮像面、19,20…射影点、21,22…撮像面の左側部、23,24…撮像面の右側部、25a,25b,25c,25ag,25bg,25cg,26a,26b,26c,26ag,26bg,26cg…エピポーラ線、27,27g,28,28g…平行化後の撮像面、51…かご、52,52b…ステレオカメラ、52g…従来の一般的なステレオカメラ、52m…ステレオカメラ、53…ドア、54…制御装置、55…床面、56…天井、57…壁面、58…ステレオカメラを基準とした座標系、59…かご内の座標系、60,60g…筐体、61,61g,62,62g…レンズ、63,63g…基線、110…デッキ、111…エスカレータ、112…ステップ、113…乗客、114…乗客の進行方向、117,117g…撮影画像、153,153g…車椅子用の操作盤、156,156g…乗客、157,157g…乗客の頭部、217,217g…撮影画像、253g…車椅子用の操作盤、256,256g…乗客、257,257g…乗客の頭部、313…エピ極、315…極座標系、317…レンズ歪みを補正した撮影画像、353…車椅子用の操作盤、356…乗客、357…乗客の頭部、415,415a,415c,416a…極座標系、417,418…極座標変換した撮影画像、417c…極座標変換をした撮影画像に画像補正をした撮影画像、425,425c,426,426c…ブランク部、435,436…撮影画像上の点、453,453c…車椅子用の操作盤、456,456c…乗客、457,457c…乗客の頭部、513,514…エピ極、515a,516a…エピポーラ線、517,518…撮影画像、525a,526a…横軸、527,528…撮影画像、535,536,545,546…撮影画像上の点。

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