特許6858367IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ウイルスの吸着剤に関し、特には、エイズウイルスを吸着することができる吸着剤に関する。本発明はまた、該吸着剤を含むマイクロバイサイド

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、ウイルスの接触による感染を予防または阻止することができるウイルス吸着剤を提供することを目的とする。より具体的には、HIVの接触による感染を予防または阻止することができるウイルス吸着剤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、サクランが、ウイルスを吸着する活性を有することを見いだし、本発明を完成した。 本発明は以下を含むものである。 [1]サクランを有効成分とするウイルス吸着剤。 [2]サクランを、0.001〜1.0重量%の濃度で含む[1]に記載のウイルス吸着剤。 [3]前記ウイルスがHIVである[1]または[2]に記載のウイルス吸着剤。 [4][1]〜[3]のい・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明により、ウイルス、特にはHIVの吸着剤が提供される。本発明の吸着剤により、ウイルス、特にはHIVが、保菌者から他者へと接触または移動することを防ぐことができ、ウイルスの感染予防に繋がる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】サクランの構造を示す図である。

【図2】サクランで処理したインナーメンブレン(サクランの層)に対するHIVの透過性を確認した実験である。Aは、トランズウェル(登録商標)のローワーチャンバー中のHIV量を、Bは、アッパーチャンバー中のHIV量を、p24をELISAで検出した結果である。

【図3】サクランで処理したインナーメンブレン(サクランの層)に対するHIVの透過性を確認した実験である。Aは、トランズウェル(登録商標)のローワーチャンバー中のHIV量を、p24抗原量をELISAで検出した結果である。Bは、ローワーチャンバー中のHIV量を、p24抗原量をELISAで検出した結果である。Bは、アッパーチャンバー中のHIV量を、TZM−bl細胞を用いてβガラクトしダーゼ法にてHIV−1感染効率により確認したが結果である。

【図4】サクラン(0.0005または0.001%)、エファビレンツ(EFV:10nMまたは30nM)、またはそれらの混合物で処理したインナーメンブレン(サクランの層)に対するHIVの透過性を確認した実験である。サクランもEFVも含まない緩衝液でメンブレンを処理した場合のHIV−1感染効率を100%とし、それに対する阻害率を示した。

【図5】図4のサクランとEFVとの相乗効果を、ソフトウエア:CompuSyn(www.combosyn.com)を用いて解析した結果である。

【図6】サクラン(0.000001−0.001%)、エファビレンツ(EFV:3−30nM)、またはそれらの混合物で処理したインナーメンブレン(サクランの層)に対するHIVの透過性を確認した実験である。サクランもEFVも含まない緩衝液でメンブレンを処理した場合のHIV−1感染効率を100%とし、それに対する阻害率を示した。

【図7】図6のサクランとEFVとの相乗効果を、ソフトウエア:CompuSyn(www.combosyn.com)を用いて解析した結果である。

【図8】サクラン、ウイルスの侵入阻害剤(ADM3100、T−20)、またはそれらの混合物で処理したインナーメンブレン(サクランの層)に対するHIVの透過性を確認した実験である。図中X軸の1−3は、それぞれ、サクラン+AMD3100(0.00001%+10nM、0.0001%+30nM、0.001%+30nM)、および、サクラン+T−20(0.00001%+30nM、0.0001%+50nM、0.001%+100nM)を示す。サクランも侵入阻害剤も含まない緩衝液でメンブレンを処理した場合のHIV−1感染効率を100%とし、それに対する阻害率を示した。有意差は、混合物に含まれるそれぞれの薬剤の単剤に対する値を示している。

【図9】図8のサクランと侵入阻害剤との相乗効果を、ソフトウエア:CompuSyn(www.combosyn.com)を用いて解析した結果である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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