技術分野
血液採取容器に関する。また、本発明は、血液採取容器を用いた血漿の分離方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
血漿中への白血球の混入を抑えることができる血液採取容器を提供する。
本発明に係る血液採取容器は、所定量の血液が採取される血液採取容器であって、血液採取容器本体と、前記血液採取容器本体内に収容された血漿分離材、浸透圧調整剤、及び抗凝固剤を備え、前記血漿分離材の25℃での比重が1.030以上1.120以下であり、前記血液採取容器に採取される血液の所定量と等量の生理食塩水で、前記血液採取容器本体内に収容された前記浸透圧調整剤と前記抗凝固剤とを溶解して、浸透圧測定用溶液を得た場合に、前記血漿分離材の25℃での比重と、前記浸透圧測定用溶液の浸透圧とが、特定の関係を満足する。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
臨床検査では、血漿を用いた検査が行われている。従来の血液採取容器を用いて血液から血漿を分離した場合には、分離された血漿中に白血球が混入していることがある。血漿中に白血球が混入していると、白血球が破壊されるなどして、白血球中のタンパク質及び核酸等の成分が血漿中に漏れ出て、検査結果に影響を及ぼすことがある。
例えば、血漿中の細胞外遊離核酸(例えばcell free DNA)を検出する検査では、白血球から漏れ出た核酸によって、検査結果が大きく変動する。
本発明の目的は、血漿中への白血球の混入を抑えることができる血液採取容器を提供することである。また、本発明は、血液採取容器を用いた血漿の分離方法を提供することも目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の広い局面によれば、所定量の血液が採取される血液採取容器であって、血液採取容器本体と、前記血液採取容器本体内に収容された血漿分離材と、前記血液採取容器本体内に収容された浸透圧調整剤と、前記血液採取容器本体内に収容された抗凝固剤とを備え、前記血漿分離材の25℃での比重が1.030以上1.120以下であり、前記血液採取容器に採取される血液の所定量と等量の生理食塩水で、前記血液採取容器本体内・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る血液採取容器は、所定量の血液が採取される血液採取容器であって、血液採取容器本体と、血液採取容器本体内に収容された血漿分離材と、血液採取容器本体内に収容された浸透圧調整剤と、血液採取容器本体内に収容された抗凝固剤とを備える。本発明に係る血液採取容器では、血漿分離材の25℃での比重が1.030以上1.120以下である。本発明に係る血液採取容器では、該血液採取容器に採取される血液の所定量と等量の生理食塩水で、血液採取容器本体内に収容された浸透圧調整剤と抗凝固剤とを溶解して、浸透圧測定用溶液を得た場合に、以下の構成(1)〜(5)を満足する。(1)血漿分離材の25℃での比重が1.030以上1.040未満であるときには、浸透圧測定用溶液の浸透圧が300mOsm/L以上である。(2)血漿分離材の25℃での比重が1.040以上1.050未満であるときには、浸透圧測定用溶液の浸透圧が330mOsm/L以上である。(3)血漿分離材の25℃での比重が1.050以上1.060未満であるときには、浸透圧測定用溶液の浸透圧が350mOsm/L以上である。(4)血漿分離材の25℃での比重が1.060以上1.070未満であるときには、浸透圧測定用溶液の浸透圧が500mOsm/L以上である。(5)血漿分離材の25℃での比重が1.070以上1.120以下であるときには、浸透圧測定用溶液の浸透圧が650mOsm/L以上である。本発明に係る血液採取容器では、の構成が備えられているので、血漿中への白血球の混入を抑えることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の第1の血液採取容器の正面断面図である。
【図2】 図2は、本発明の第2の血液採取容器の正面断面図である。
1,1A…血液採取容器
2…血液採取容器本体
2a…内壁面
3…血漿分離用組成物
4…混合液
4A…混合粉末
5…栓体
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