特許6927926IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エレベーターシステムおよびエレベーターの群管理制御方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載された技術は、エレベーターの三方枠の上枠部分や上枠を成す幕板部分、あるいは乗り場呼び登録装置に撮像装置を設けて乗り場にいる利用者を撮像している。この方法では、エレベーターの利用者自身、撮影されていることがよく分かるため、エレベーターの利用者自身が不快に感じたり、嫌に思ったりすることがあり、実際の導入が難しいという問題があった。 また、三方枠に撮像装置を設けることは、エレベーターの意匠上も問題が多い。すなわち、エレベーター乗り場は、デザイン的にもビルの中の重要な位置付けにあり、三方枠は乗り場ドアと共にデザイン性を重視して選定される。このため、ビルのオーナーや管理者側にとっても、三方枠に撮像装置を設けることは許容できないという事情もある。 また、通常、乗り場呼び登録装置は、利用者の平均身長よりも低い位置に設けられるため、乗り場呼び登録装置に撮像装置を設けると、前の方にいる利用者に視界を遮られて、撮像装置が検出できる範囲が限定される恐れがある。特に出勤時や昼食時のような混雑時にはドア付近にいる一部の利用者だけしか検出できない場合が多くなる。 一方、特許文献2に記載される技術は、乗りかごの中のカメラにより、乗りかごが乗り場に到着してドアが開いた時に乗り場で待つ乗客を検出する方法である。この方法では、乗りかごが乗り場に到着した後で乗り場の乗客が分かるため、対応が遅れるという問題が起こる。例えば、乗りかごの到着後に、乗車不可能と検出され、次の乗りかごを当該階に引き戻したとしても、乗客は既に待っていた時間に加えて、次の乗りかごが到着するまで、長時間待たなければならない。 また、特許文献2には、乗りかご以外に乗り場の天井にカメラを設置する例も示されている。しかし、この例の場合には、乗り場の意匠が悪くなる、利用者が撮影されていることを不快に感じる、さらに天井のカメラへの電源供給や通信が建屋の内部に配線を通さねばならないなど、多くの課題が残されることになる。 以上の課題を踏まえ、本発明の目的は、利用者に不快な意識を持たせることなく、また乗り場の意匠にも影響を与えないで、エレベーター乗り場の状況を適切に検出することができるエレベーターシステムおよびエレベーターの群管理制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。 本願は、課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、本発明は、乗り場で利用者を乗りかごに乗せて運行するエレベーターシステムであって、エレベーター乗り場ドアの近傍に設置され、乗り場呼びに対して配車されるエレベーター号機を利用者に報知する予約案内灯と、エレベーター号機が乗り場に到着することを報知する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、利用者に撮影されているという意識をさせずに、乗り場の意匠にも悪影響を与えることがなく、エレベーター乗り場の状況を適切に検出できるので、エレベーターの運行効率を著しく向上させることができる。
した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムの全体構成例を示す図である。

【図2】図1に示した全体構成例のうち、人数検出装置、乗り場人数算出装置、エレベーター群管理制御装置の機能を説明するための機能ブロック図である。

【図3】本発明の実施の形態例に係るホールランタンの構造例を示した図である。

【図4】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理の手順を説明するためのフローチャートである。

【図5】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出動作を示すタイムチャートである。

【図6】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムに用いられる、図3とは異なるホールランタンの構造例を示した図である。

【図7】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムに用いられる、図3、図6とは異なるホールランタンの構造例を示した図である。

【図8】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理法の一例を示す図である。

【図9】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出方法の一例を示す上面図である。

【図10】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出方法の他の一例を示す上面図である。

【図11】本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーターシステムの全体構成例を示す図である。

【図12】本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理法の一例を示す上面図である。

【図13】本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理の手順を説明するためのフローチャートである。

【図14】本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理法の他の一例を示す上面図である。

【図15】本発明の第1または第2の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場に人がいない場合の検出処理方法を説明するための上面図である。

【図16】本発明の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて用いられる、図1、図3、図6とは異なるホールランタンの構造例を示す図である。

【図17】本発明の第3の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場入り口が2か所ある場合の、乗り場にいる利用者の人数検出処理法の一例を示す上面図である。

【図18】図17に示す本発明の第3の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理の手順を説明するためのフローチャートである。

【図19】図17および図18に示す本発明の第3の実施形態例に係るエレベーターシステムの乗り場人数の変化を図式した概念図である。

【図20】乗り場入り口が2か所ある場合の、本発明の第3の実施の形態例に係るエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者の人数検出処理法の他の一例を示す上面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、201〜206・・・ホールランタン (案内装置)   101〜106・・・エレベーター号機(1号機〜6号機)   2・・・ホールランタン1の内部に組み込まれた人数検出装置   20・・・検出部(カメラ等)   21・・・人数算出処理部   22・・・頭部検出処理部   23・・・カウント処理部   3・・・エレベーターの乗り場ドア   4・・・乗り場ドアを囲う三方枠   5・・・乗り場呼びボタン   6・・・乗り場にいるエレベーターの利用者   6a・・・乗り場の入り口付近にいるエレベーターの利用者   7、7a、7b・・・人数検出装置の検出エリア   8・・・乗り場人数算出装置   81・・・乗り場人数算出処理部   9・・・エレベーター群管理制御装置   91・・・積み残し発生予測処理部   92・・・追加割当て処理部   10・・・エレベーター乗り場   11・・・乗り場で待つ利用者用の誘導線   12・・・誘導線によって定められた待機エリア

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