特許6943583IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

積層木材を用いて構成される複合部材

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来の構成では、以下に示すような問題点を有している。 すなわち、CLTなどの積層木材は、通常使用時には、強度の面等において優れた性能を示す一方で、水環境下では膨張して反ったり表面が凹凸になったりする等、寸法精度、耐水性の面で課題があった。また、積層木材は、菌などに弱く防食性、防菌性の面、あるいは紫外線(UV)に弱く耐候性の面でも課題があった。 このような課題に対して、耐候性や耐水性の高い油性の塗料などを積層木材の表面に塗布することで、課題を解決することも可能である。 しかし、表面に塗装することで、木目調が覆い隠されてしまうため、木のぬくもりなどが失われるという課題があった。 本発明の課題は、積層木材の木目を活かしつつ、木材が持つ各種課題を解消することが可能な複合部材を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明に係る複合部材は、積層木材と、繊維強化シートと、を備えている。積層木材は、複数の板材を厚み方向に積層して構成される。繊維強化シートは、繊維を含む樹脂製のシートであって、積層木材の表面に貼り付けられる。繊維強化シートは、透過率が70%以上の繊維に硬化状態における透過率が70%以上の樹脂が含浸されて構成されている。
【発明の効果】
本発明に係る複合部材によれば、積層木材の木目を活かしつつ、積層木材が持つ各種課題を解消することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一複合部材の構成を示す斜視図。

【図2】図1の複合部材を構成するCLTの製造過程を示す斜視図。

【図3】図1の複合部材を構成するCLT上に繊維補強シートが貼り付けられる工程を示す斜視図。

【図4】図1の複合部材の正面図。

【図5】図4のA部分の拡大図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 複合部材   20 CLT(積層木材)   21a〜21e 板材   22 木材片   22a 木目   30 繊維強化シート   30a 基材   30b フッ素系樹脂層

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