特許6975108IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エレベーターの乗りかごの減速制御に異常が発生し、昇降路の天井や底面に設置された緩衝器に衝突する事故が発生する前に、衝突事故発生の可能性を評価し、衝突事故の可能性があるときには、それを管制センタに発報するエレベーター診断システム、および、エレベーターの診断方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1の技術の実現には、エレベーターの制御装置(マイコン)からの動作信号を必要とするため、動作信号を取得できないリレー式エレベーターの場合や、マイコン式エレベーターであっても有意な動作信号を受信できない他社製のエレベーター等を診断対象とする場合には、終端階へ走行時に十分な減速が実施されているかを点検することが不可能であった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明のエレベーター診断システムは、巻上機と、該巻上機によって巻き上げられる主ロープと、前記主ロープに接続された乗りかごと、を有するエレベーターに設置されるものであって、前記乗りかごに取付けられ、磁気値および加速度を検出するセンサ装置と、該センサ装置の出力に基づいて算出した、前記乗りかごが終端階の1階床手前を通過する際の速度が閾値を超えたときに、外部の管制センタに異・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、エレベーターの制御装置からの信号を利用できない場合であっても、ブレーキの劣化などの異常を早期に診断できるため、乗りかごが天井や緩衝器に衝突する事故が発生する前に、管制センタを介して、保守員に保守作業を指示することができ、衝突事故の発生を未然に防ぐことができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A】一実施例の診断システムを設置したエレベーターの最上階付近の概略図。

【図1B】一実施例の診断システムを設置したエレベーターの最下階付近の概略図。

【図2】一実施例の診断システムの機能ブロック図。

【図3】一実施例の診断システムにおける診断処理を示すフローチャート。

【図4】乗りかごが終端階に移動するまでに観測される昇降速度と加速度のグラフ。

1 巻上機、   2 主ロープ、   3 乗りかご、   4 昇降路、   5 緩衝器、   6 センサ装置、   6a 地磁気検出部、   6b 加速度検出部、   6c 対監視装置通信部、   7 監視装置、   7a 発報部、   7b 異常診断部、   7c 速度算出部、   7d 階床検出部、   7e 対センサ通信部、   8 ハッチドア、   10 エレベーター診断システム

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