特許6975611IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

防水シート

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで、コンクリートの打設前に、このようなレベルセンサーをトンネルの周方向および長手方向に沿って延在するように防水シートの内面に取り付けておくことにより、レベルセンサーを用いて打設されたコンクリートのトンネルの長手方向に沿った位置および高さを検出し、これにより作業者の目視確認の作業を省略することが考えられる。
しかしながら、レベルセンサーの防水シートの内面への取り付け作業は、トンネルの内壁面が、天端を頂点とする湾曲面を呈しているため、トンネルの天端近傍やその両側箇所においては、作業員が足場の上で無理な姿勢をとりつつレベルセンサーの取り付け作業を行なう必要があり、作業が煩雑なものとなる。
しかも、トンネルの施工にあたっては、トンネルが数km、数十kmとなると、このようなレベルセンサーの防水シートの内面への取り付け作業を何百回といった単位で行なう必要がある。
さらにレベルセンサーの取り付け作業に不備が生じてレベルセンサーの取り付け強度が不足する場合もあり、コンクリートの打設時にレベルセンサーの位置がずれてレベルセンサーの検出精度が低下することが懸念される。
本発明は防水シートに着目してなされたものであり、その目的は、レベルセンサーの位置ずれの防止、トンネルの施工効率の向上、工期の短縮化を図る上で有利な防水シートを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の目的を達成するため、本発明は、トンネルの内壁面に前記内壁面を覆うように取着される防水シートであって、前記防水シートに、コンクリートに接触する長さに応じて検出量が変化する細長のレベルセンサーが、その長手方向を前記トンネルの長手方向あるいは周方向に沿って延在するように取り付けられ、前記レベルセンサーは前記防水シートの内部に取り付けられ、前記レベルセンサーは、一対の電極線を絶縁材で被覆してな・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、レベルセンサーが取り付けられた防水シートをトンネルの内壁面に取り付けることで同時にレベルセンサーがトンネルの内壁面に設置されるため、トンネル内でレベルセンサーを取り付ける煩雑な取り付け作業を省略することができる。
また、レベルセンサーによる検出量から打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置あるいは高さが把握でき、従来の作業者による打設されたコンクリートの目視作業を省略し、コンクリート打設型枠とトンネルの内壁面との間にコンクリートを隙間なく確実に効率的に充填させることが可能となる。
また、防水シートを内壁面に取り付ける前に、レベルセンサーは防水シートに予め取着されているので、取り付け作業の不備によるレベルセンサの取り付け強度の低下が無く打設時にレベルセンサーに位置ずれが生じるなどの不具合いがなく、打設されたコンクリートの位置をレベルセンサーを利用して正確に検出する上で有利となる。
したがって、トンネルの施工効率を高め、工期の短縮化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置および高さを確実に検出する上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーを防水シートの内面に確実に取着する上で有利となり、また、レベルセンサーの取り付け作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーを防水シートに確実に取着する上で有利となる。
また、本発明によれば、打設されたコンクリートによるレベルセンサーの位置ずれを抑制する上でより有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーの取り付けは、水漏れに影響しない箇所でなされるため、レベルセンサーの取付作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、防水シートを取り付けるトンネルの内壁面が一次覆工の内面であっても、掘削された地山の内面であってもの効果を奏する上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーの静電容量を簡単な検出回路により検出でき、打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置および高さを簡単に求める上で有利となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の実施の形態の防水シートが適用されるトンネルの正面断面図である。

【図2】第1の実施の形態の防水シートがトンネルの内壁面に敷設された状態を示す説明図である。

【図3】第1の実施の形態の防水シートの展開図である。

【図4】図2のA−A線断面図である。

【図5】(A)は防水シートを内面から見た図、(B)は(A)のB−B線断面図である。

【図6】レベルセンサーの斜視図である。

【図7】レベルセンサーおよび検出回路の構成を示す説明図である。

【図8】第2の実施の形態の防水シートの部分の内面を見た図、(B)は(A)のB−B線断面図である。

【図9】レベルセンサーが防水シートの内部に取り付けられた状態を示す断面図である。

【図10】第3の実施の形態の防水シートにレベルセンサーを取り付ける場合の説明図であり、(A)は防水シート分割体の接合前の状態を示す断面図、(B)は防水シート分割体を接合した状態を示す断面図、(C)は端部部分が防水シート分割体の上に折り畳まれた状態を示す断面図、(D)は(C)の平面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 トンネル   12 内壁面   14 防水シート   1402 表面   14A、14B 防水シート分割体   1410 端部部分   1420 溶着領域   16 コンクリート打設型枠   18 地山   20 一次覆工   22 コンクリート   24 レベルセンサー   26 一対の電極線   28 絶縁材   32 シート部材   3202 一方の面   3204 他方の面

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