技術分野
例えば、外壁に木質部分を有する建物
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
そこで、CLTの外側に空間を介してガラスを設け、ダブルスキン構造とすることが考えられる。
しかし、このダブルスキン構造はCLTからの吸放湿によりダブルスキン内ガラス面で結露する恐れがあり、前記空間の層を薄くするとその内側に作業者が入り込めず、発生した結露の拭き取り等のメンテナンスが不可能となり兼ねない。
そこで、前記空間を厚くすると、有効床面積が減少し、かつ、外部からのCLTの視認性も低下する、という問題がある。
以上は、CLTに限らず、木製パネル等、外壁に木質部分を設けた場合について全般的に当て嵌まることである。
本発明は、外壁に木質部分を設けた場合に、メンテナンスに係る手間等の軽減を図りつつ、有効床面積の増大及び外部からの木質部分の視認性の向上をも図ることが可能な建物を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明に係る建物は、外壁の木質部分の外側に空間を介して透光壁を設け、前記空間を囲んで密封し、前記空間に乾燥圧縮空気を供給可能とし、前記空間の下方に前記乾燥圧縮空気及び該空間内で生じた結露水を排出するための排出部を設けた(請求項1)。
【発明の効果】
本願発明では、外壁に木質部分を設けた場合に、メンテナンスに係る手間等の軽減を図りつつ、有効床面積の増大及び外部からの木質部分の視認性の向上をも図ることが可能な建物が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の建物では、前記透光壁を例えば透明ガラスとすることにより、外壁の木質部分を外部に現すことが可能となる。また、前記空間内に結露がいわば日常的に生じないように乾燥圧縮空気を供給すれば、該空間内をメンテナンスフリーとすることができ、この場合、人が該空間内に立ち入る必要が無くなるので、該空間の薄型化を図って、有効床面積の増大や外部からの木質部分の視認性の向上を図ることも可能となる。さらに、前記空間内に供給した乾燥圧縮空気を排出部から排出することで該空間内の圧力を低下させることが可能である。また、仮に前記空間内に結露が生じた場合でも、排出部から結露水を排出することもできる。
請求項2に係る発明の建物では、逆流防止弁を設けることにより、外部から前記排出部を経て前記空間内に至るような風雨等の侵入が防止されるので、該空間の除湿の確実化を図ることが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】(A)及び(B)は、本発明の一実施の形態に係る建物の要部の構成を概略的に示す縦断面図及び部分切断正面図である。
【図2】前記建物の要部の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図3】前記建物の架構及び木質部分の構成を概略的に示す立面図である。
【図4】前記建物の要部の基本原理を概略的に示す説明図である。
【図5】前記建物における乾燥圧縮空気の流れを概略的に示す説明図である。
1 木質部分
2 空間
3 透光壁
4 排出部
5 柱
6 梁
7 架構
8 引きボルト
9 ブラケット
10 セメント系硬化体
11 化粧板
12 隙間
13 送風管
14 逆流防止弁
15 装置
16 清浄化手段
17 減圧手段
18 流量調整手段
19 送風管
A 乾燥圧縮空気
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