技術分野
リチウムイオン電池等の二次電池用電極に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1では、繊維状のカーボンを用いているが、繊維状のカーボンは、プレスに対して変形し難いため、高密度化には限界がある。プレスの圧力を高くすることで空隙率が低い電極が得られたとしても、官能基の少ないカーボンであるため、電解液の保液性を維持するのは困難となり、十分な電池容量を得ることは困難である。
特許文献2では、集電箔の強度を向上させることで集電箔の破断は防ぐことができる。しかし、電池容量を維持するためには嵩高い導電助剤をある程度使用する必要があるため、プレス圧を高くする必要がある。そうすると、合剤層にも高いプレス圧がかかるため、電極材料の崩壊が起き、崩壊面と電解液の反応が促進されることでサイクル特性が悪化する。
特許文献3では、電池容量を維持するために導電助剤の使用量をある程度必要としており、高密度化を実現するためにプレス圧を高くする必要があるため、集電箔の破断や、電極材料の崩壊が起き、崩壊面と電解液の反応が促進され、サイクル特性が悪化する。
特許文献4では、グラフェンを用いることで活物質以外の重量や体積を減少させるとしているが、グラフェンが活物質を覆うように存在させるため活物質の粒子径を150nm以下と小さくする必要があるため、電極密度が向上し難くなる。また活物質を覆うためにはグラフェンの添加量を多くする必要があるため、高密度化には限界がある。
本発明は、体積あたりのエネルギー密度、および出力特性の両方を向上させた二次電池用電極を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するための本発明は、二次電池用活物質およびグラフェンを含む電極合剤層を有する二次電池用電極であって、合剤層におけるグラフェンの含有量が、二次電池用活物質100重量%に対して0.05重量%以上0.9重量%以下であり、合剤層の空隙率が5.0体積%以上25.0体積%以下であり、
前記二次電池用活物質が、粒子径が9.0〜40μmの粒子の割合が40重量%以上95重量%以下であり、粒子径が・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、低い空隙率(高密度)を維持しながらも、電極の抵抗を低減することが可能となるため、体積あたりのエネルギー密度、および出力特性が高い二次電池用電極を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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