技術分野
化粧シート、化粧材及び化粧シートの製造方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】薄膜でもシートを硬くすることが可能であり、且つ抗ウイルス性にすぐれ、容易に作製することの可能な抗ウイルス性を有する化粧シートを提供する。
【解決手段】化粧シート10は、透明原反20の一方の面に、絵柄を印刷した印刷絵柄層50、着色層40及びプライマー層30がこの順に積層され、他方の面に、表面保護層60が形成され、透明原反20は、透明スキン層21、透明コア層22及び透明スキン層23がこの順に積層されたポリプロピレン系の透明熱可塑性樹脂層からなり、透明スキン層21、23は、ナノサイズの添加剤としての分散剤が添加されており、表面保護層60は、抗ウイルス剤と、熱硬化性樹脂、紫外線硬化型樹脂又は電子線硬化型樹脂のうちの少なくとも一種とを含む。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
した従来の化粧シートの製造には、印刷工程と、ラミネートの工程とが必要となる。
また、従来の化粧シートは、複層であるがゆえに、シートを薄膜化するにも成膜上の限界と、シートの硬さとが得られないという問題がある。
さらに、化粧紙や化粧板地等に抗ウイルス性を付与する方法として、抗ウイルス剤を該当素材中に添加したり、練り込んだりする方法、又は後工程にて塗装する方法等が行われている。また、抗ウイルス性を有する壁紙や化粧シート等も提案されている。ここで、抗ウイルス性を必要とするのは、化粧材の極薄い表面だけで十分である。しかしながら、従来の、抗ウイルス剤を樹脂に練り込む方法や、塗料に練り込む方法では、必ずしも最適な抗ウイルス性塗膜形成法とは言えない。また、抗ウイルス剤をプラスチック成形品等に練り込む場合は、製造工程やコストが増加したり、生産性が低下したりする等の問題が発生し易い。さらに、成形用樹脂や塗料用樹脂に抗ウイルス剤を練り込む場合、その樹脂の中には樹脂組成物としての必要成分として顔料、染料、硬化剤、触媒等が混合されており、これらの物が抗菌剤に変色、抗菌作用の低下等の悪影響を与える場合があり、各樹脂との適正を個々に検討する必要がある。従って、従来の樹脂組成物はそのまま使用することは出来ず、基材、用途毎に樹脂組成を検討する必要があり、作業が煩雑となる問題が生じる。また、抗ウイルス剤を成形用樹脂に練り込む場合、大部分の抗ウイルス剤は樹脂に練り込まれて成形品の表面ではなく成形品の中に入っており、抗ウイルス作用を示さないため、抗ウイルス剤の使用方法としては経済的に大きな問題となる。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、薄膜でもシートを硬くすることが可能であり、且つ抗ウイルス性にすぐれ、容易に作製することの可能な抗ウイルス性を有する化粧シート、化粧材及び化粧シートの製造方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するべく、本発明の一態様によれば、透明オレフィンシートから構成される2種3層のフィルムである透明原反の裏面側に、絵柄を印刷した印刷絵柄層が形成され、表面側に、表面保護層が形成され、透明原反の表面側及び裏面側のいずれにもラミネート層を有しない化粧シートであって、透明原反は、透明スキン層、透明コア層、透明スキン層の順に、2種3層の構成となるように、透明のポリプロピレン系の熱可塑性樹・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、抗ウイルス性に優れ、薄膜でも硬い化粧シートを容易に作製することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一化粧シートの一例を模式的に示す断面図である。
【図2】 本発明の一化粧シートの変形例を模式的に示す断面図である。
【図3】 本発明の一化粧シートを適用した化粧材の一例を模式的に示す断面図である。
【図4】 本発明の一化粧シートの変形例を模式的に示す断面図である。
10 化粧シート
11 化粧タックシート
12 化粧材
20 透明原反
21 透明スキン層
22 透明コア層
23 透明スキン層
25 エンボス部
30 プライマー層
40 着色層
50 印刷絵柄層
60 表面保護層
70 粘着剤層
80 剥離紙
92 接着剤層
91 基材
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録