特開2022-129710IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

多段遠心圧縮機に係り、特にリターン流路にリターンベーンとして前置翼列と後置翼列を備えた多段遠心圧縮機に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】
静止流路の外径を縮小しつつ、効率の維持向上を図ることができる多段遠心圧縮機を得ること。
【解決手段】
リターン流路は、回転軸の中心線を中心とする円形翼列状に配設された複数のリターンベーンを備え、リターンベーンは前置翼と後置翼として複数設置され、後置翼の負圧面に前置翼の圧力面側の流れを導くように、後置翼は前置翼の圧力面側に周方向にオフセットして設けられ、(1)前置翼の最大キャンバー位置、(2)前置翼の後縁と後置翼の前縁が回転軸の中心線を中心として円周方向になす周方向角度γ、(2)後置翼の前縁と後縁が回転軸の中心線を中心として円周方向になす周方向角度θの少なくとも一つを多段遠心圧縮機の遠心圧縮機段位置に応じて変更する。
【選択図】図6

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

遠心圧縮機の更なる小型化のために、リターンベーンの径方向の長さを縮小した場合、リターンベーンの出入口間に要求される流れの転向量が、羽根の長さに対して相対的に大きくなる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を達成するために、本発明の多段遠心圧縮機は、特許請求の範囲に記載のように構成したものである。 本発明における多段遠心圧縮機の具体的な一例は、回転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の遠心羽根車を備え、前記複数の遠心羽根車の一つと、前記一つの遠心羽根車から流出した流体が前記回転軸から離れる遠心方向に流れるディフューザと、前記ディフューザの下流に設けられ、前記ディフューザから前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、静止流路の外径を縮小しつつ、効率の維持向上を図ることができる多段遠心圧縮機を得ることができる。
した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明が適用される多段遠心圧縮機の全体構成例の上半分を示す子午面断面図である。
【図2】 図1に示した多段遠心圧縮機の部分拡大断面図である。
【図3】 図1及び図2に示されるリターンベーン周辺を回転軸の軸方向の下流側から見た状態の半分を示す図である。
【図4】 本発明の実施例におけるリターンベーン周辺を回転軸の軸方向の下流側から見た状態の半分を示す図である。
【図5】 本発明の実施例におけるリターンベーンの前置翼と後置翼の位置関係を示す模式図である。
【図6】 本発明の実施例における、初段のリターンベーンの前置翼の形状的特徴を示す図である。
【図7】 本発明の実施例における、初段と最終段の間に位置する中間段におけるリターンベーンの前置翼の形状的特徴を示す図である。
【図8】 本発明の実施例における、最終段のリターンベーンの前置翼の形状的特徴を示す図である。
【図9】 本発明の実施例における、リターンベーンの前置翼に流入する流体の、前置翼の入口付近における速度三角形を示す図である。
【図10】 本発明の実施例における、初段、初段と最終段の間に位置する中間段、および最終段それぞれの、リターンベーンを構成する、対となる一組の前置翼と後置翼の、形状的特徴を示す図である。
【図11】 本発明の実施例における、初段、初段と最終段の間に位置する中間段、および最終段それぞれの、リターンベーンの後置翼の形状的特徴を示す図である。

選択図 図6出願人が指定した本件の代表的な図

1…遠心羽根車、4…回転軸、5…ディフューザ、6…リターン流路、7a、7b…転向部、8…リターンベーン、8A…リターンベーンの前置翼、8A1…リターンベーンの前置翼の圧力面、8A2…リターンベーンの前置翼の後縁、8A3…リターンベーンの前置翼の前縁、8A4…リターンベーンの前置翼のキャンバーライン、8A5…リターンベーンの前置翼の負圧面、8A6…リターンベーンの前置翼の翼弦線、8A7…リターンベーンの前置翼のキャンバー、8A8…リターンベーンの前置翼の最大キャンバー、8B…リターンベーンの後置翼、8B1…リターンベーンの後置翼の負圧面、8B2…リターンベーンの後置翼の前縁、8B3…リターンベーンの後置翼の後縁、8B4…リターンベーンの後置翼の圧力面、9…転向部入口、10…転向部出口、12…リターンベーン前縁、15…吸込流路、16…吐出流路、19…ケーシング、20…ダイヤフラム、21a、21b…フランジ、100…多段遠心圧縮機、C…絶対速度、Cm…絶対速度の子午面方向成分、Cu…絶対速度の周方向成分、Cu2…羽根車出口における流体の絶対速度の周方向成分、Hth…理論ヘッド、L…翼弦長、U2…羽根車周速、g…重力加速度、lc,max…最大キャンバー位置、β…絶対流れ角、βrtv…後置翼の後縁における羽根角度、θ…リターンベーンの後置翼の前縁と後縁とがなす角、θF…多段遠心圧縮機の初段のθ、θM…多段遠心圧縮機の初段と最終段の間の中間段のθ、θL…多段遠心圧縮機の最終段のθ、γ…回転軸の中心線と前置翼の後縁とを結ぶ直線と、回転軸の中心線と後置翼の前縁とを結ぶ直線とが、円周方向になす角度、γF…多段遠心圧縮機の初段のγ、γM…多段遠心圧縮機の初段と最終段の間の中間段のγ、γL…多段遠心圧縮機の最終段のγ

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