特開2022-168461IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

新規なフルオレン化合物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】400~460nmの波長領域に発光ピークを有し、かつ高い発光量子効率で青色に発光可能なフルオレン化合物およびその製造方法ならびにその用途を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表されるフルオレン化合物。


(式中、Z1a、Z1bは多環式C16-18アレーン環、R1a、R1bは置換基、k1、k2は0以上の整数、m1、m2は0~4の整数を示し、m1、m2のうち、少なくとも一方は1以上の整数であり、R2a、R2bは置換基、n1、n2は0~4の整数、m1+n1、m2+n2は0~4の整数、A1a、A1bはアルキレン基、Z2a、Z2bはアレーン環、R3a、R3bは置換基、p1、p2は0以上の整数を示す。)
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1の実施例では、前記式(1)で表される化合物として、Z1aおよびZ1bがベンゼン環である9,9-ビス(2-フェニルエチル)-2,7-ジフェニルフルオレン(BEPF-Ph)、Z1aおよびZ1bがビフェニル環である9,9-ビス(2-フェニルエチル)-2,7-ジ(4-ビフェニリル)フルオレン(BEPF-BPh)、Z1aおよびZ1bがナフタレン環である9,9-ビス(2-フェニルエチル)-2,7-ジ(2-ナフチル)フルオレン(BEPF-Np)などのフルオレン化合物が調製され、その発光特性が評価されている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、特定のフルオレン化合物が、400~460nmの波長領域に発光ピークを有し、かつ極めて高い発光量子効率を示すことを見いだし、本発明を完成した。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のフルオレン化合物は、特定の化学構造を有するため、400~460nmの波長領域に発光ピーク(極大波長λem,max)を有し、かつ高い発光量子効率で青色に発光できる。特に、純粋な(単色性または色純度が高い)青色に発光できる。また、前記フルオレン化合物は、ポリマー(樹脂またはバインダー成分)などを含む組成物(または塗膜状態)であっても、高い発光量子効率で青色に発光できるため、青色発光材料として利用することで、優れた有機エレクトロルミネッセンス(EL)[または有機発光ダイオード(OLED)]を容易にまたは効率よく作製できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は実施例1で得られたBEPF-TPhの固体状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図2】 図2は実施例2で得られたBEPF-Pyの固体状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図3】 図3は実施例1で得られたBEPF-TPhのジクロロメタン溶液状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図4】 図4は実施例2で得られたBEPF-Pyのジクロロメタン溶液状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図5】 図5は実施例1で得られたBEPF-TPh/PS(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図6】 図6は実施例1で得られたBEPF-TPh/PC(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図7】 図7は実施例1で得られたBEPF-TPh/PMMA(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図8】 図8は実施例1で得られたBEPF-TPh/PPSQ(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図9】 図9は実施例2で得られたBEPF-Py/PS(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図10】 図10は実施例2で得られたBEPF-Py/PC(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図11】 図11は実施例2で得られたBEPF-Py/PMMA(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。
【図12】 図12は実施例2で得られたBEPF-Py/PPSQ(質量比)=1/10の塗膜状態における励起スペクトル(実線)および発光スペクトル(破線)の測定結果である。

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