特開2023-92752IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

プリプレグマイカテープ、回転電機及び回転電機の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】
コイルと鉄心スロットとの間の間隙の生成を抑制し、プリプレグマイカテープ中の熱硬化性樹脂を加熱、硬化する過程において、気泡が生成することを抑制し、課電時の放電の発生を抑制するプリプレグマイカテープ、回転電機及び回転電機の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明のプリプレグマイカテープ35は、基材33と、マイカペーパ31と、半硬化状態のワニス層34と、が積層された構成を有し、ワニス層34に消泡剤が添加されていることを特徴とする。
【選択図】図3B

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

回転電機の製造において、固定子コイルを固定子スロットに収容した後に、固定子コイルと固定子スロットとの間に間隙があると、課電時にこの間隙で放電が発生する恐れがある。上述した一体注入方式は、固定子スロットに固定子コイルを設置した状態でワニスを真空含浸するため、固定子コイルと固定子スロットとの間に間隙は生じ難いが、単独注入方式やプリプレグ方式においては、固定子コイルにワニス層を形成後、固定子コイルを固定子スロットに設置するため、固定子コイルと固定子スロットとの間に間隙が生じ得る。上述した特許文献1は、固定子コイルと固定子スロットとの間に間隙を低減することについては記載されていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するための本発明の一態様は、基材と、マイカペーパと、半硬化状態のワニス層と、が積層された構成を有し、ワニス層に消泡剤が添加されていることを特徴とするプリプレグマイカテープである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、コイルと鉄心スロットとの間の間隙の生成を抑制し、プリプレグマイカテープ中の熱硬化性樹脂を加熱、硬化する過程において、気泡が生成することを抑制し、課電時の放電の発生を抑制するプリプレグマイカテープ、回転電機及び回転電機の製造方法を提供する。

なお、した以外の課題、構成及び効果については、下記する実施例の説明により、明らかにされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の回転電機の固定子巻線の構成の一例を模式的に示す断面図
【図2】 図1のコイル単体12の一例を模式的に示す断面図
【図3A】 従来のプリプレグマイカテープの断面模式図
【図3B】 本発明のプリプレグマイカテープの第1の例を示す断面模式図
【図3C】 本発明のプリプレグマイカテープの第2の例を示す断面模式図
【図3D】 本発明のプリプレグマイカテープの第3の例を示す断面模式図
【図4】 図1の固定子巻線10の構成を模式的に示す斜視図
【図5A】 従来のプリプレグマイカテープを使用したコイル模式的に示す断面図
【図5B】 本発明のプリプレグマイカテープを使用したコイル模式的に示す断面図
【図6A】 本発明のプリプレグマイカテープの最表面を模式的に示す断面図(1重の場合)
【図6B】 本発明のプリプレグマイカテープの最表面を模式的に示す断面図(多重の場合)
【図7】 本発明の固定子巻線10の加熱によるワニスの流動・硬化プロセスの温度プロファイルを模式的に示すグラフ

選択図 図3B出願人が指定した本件の代表的な図

10…固定子巻線、11…固定子鉄心、12…コイル単体、13…鉄心スロット、21…導体、22…マイカ絶縁層、30…従来のプリプレグマイカテープ、31…マイカペーパ、32…接着剤、33…基材、34…消泡剤が添加されているワニス、35…本実施例のプリプレグマイカテープ、36…本実施例のプリプレグマイカテープ、37…本実施例のプリプレグマイカテープ、41…ウェッジ、42…スロットライナ、43…スロット内絶縁材、44…間隙、45…間隙44を埋めるワニス、46…隙間。

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