特開2024-50553IP Force 特許公報全文掲載

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】構造型心血管疾患又は病態を処置する方法を提供する。
【解決手段】心筋組織において活性状態であるプロモーターに動作可能に連結されているコネキシン43ポリペプチド配列をコードするベクターの前記対象への投与であって、有効量の前記ベクターの投与の結果として前記対象の心臓の少なくとも一部においてコネキシン43レベルが増加される、投与を含む、方法とする。
【選択図】なし

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

対象において不整脈源性右室心筋症を処置する方法であって、コネキシン43ポリヌクレオチド配列を含む遺伝子療法コンストラクト又はベクターの有効量の投与であって、投与の結果として心臓の少なくとも一部においてコネキシン43レベルが増加される、投与を含む、又は、代わりに、当該投与から実質的になる、又は、さらには、当該投与からなる、方法が、本明細書で開示される。いくつかの実施形態では、前記コンストラクト・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A-B】 図1A-1Gは、野生型レベルに近いコネキシン43タンパク質レベルの回復がARVC-プラコフィリン2変異体(PKP2mut)hiPSC由来心筋細胞での生理学的異常をレスキューできることを表す。図1A-1Bは、基礎レベル(図1A)及びイソプロテレノール(ISO)(図1B)刺激(これはストレス/運動に関連する条件を模倣する)下での、緑色蛍光タンパク質を持つアデノウイルス(Ad-GFP)又はコネキシン43を持つアデノウイルス(Ad43)に48時間にわたり感染させた、非ARVC-hiPSC由来心筋細胞及びARVC-PKP2mut(ARVC-構造的(S)とも呼ぶ)-hiPSC由来心筋細胞についての、代表的な電場電位トレースを表す(トレース内のスパイクの周波数及びパターンに注目されたい)。スケールバーで、縦向きのものは電場電位の振幅(μV)、横向きのものは時間(1s)を表す。
【図1C-D】 図1C-1Dは、基礎レベル(図1C)及びISO刺激下(図1D)での、Ad-GFP又はAd43による48時間の感染をともなう、非ARVC-hiPSC由来心筋細胞及びARVC-PKP2mut(ARVC-S)-hiPSC由来心筋細胞についての、代表的なインピーダンス(収縮性)トレースを表す(トレース内のスパイクの周波数及び形状に注目されたい)。スケールバーで、縦方向のものは細胞指数(cell index)、横向きのものは時間(1s)を表す。
【図1E】 図1Eは、Ad-GFP又はAd43による感染をともなう、非ARVC-iPSC由来心筋細胞及びARVC-PKP2mut-iPSC由来心筋細胞の基礎レベルでの発火不規則性指数の定量結果を表す。標準誤差を伴う平均値を表し、**はp<0.01を表し、n=6(非ARVC)、n=7(ARVC-PKP2mut)であり、2標本t検定を行った。
【図1F】 図1Fは、Ad-GFP又はAd43による感染をともなう、非ARVC及びARVC-PKP2mut(ARVC-S)のISO刺激下での発火不規則性指数の定量結果を表す。標準誤差を伴う平均値を表し、***はp<0.001を表し、n=6(非ARVC)、n=7(ARVC-PKP2mut)であり、2標本t検定を行った。
【図1G】 図1Gは、Ad-GFP又はAd43による48時間の感染をともなう、非ARVC、ARVC-PKP2mut(ARVC-S)、及びARVC-デスモグレイン2変異体(DSG2mut(ARVC-電気的(E)とも呼ぶ))のhiPSC由来心筋細胞における、コネキシン43(Cx43)、デスモプラキン(DPS)、デスモグレイン2(DSG2)、プラコグロビン(JUP)、及びプラコフィリン2(PKP2)の発現レベル、並びに、αミオシン重鎖(α-MHC)(心筋細胞ローディング対照)及びグリセルアルデヒド-3-リン酸脱水素酵素(GAPDH)(ローディング対照)の発現レベルを表す。
【図2A-B】 図2A-2Bは、ARVC-S心筋細胞での生理学的異常がCx43過剰発現により用量依存的にレスキューされ得ることを表す。用量依存的Ad43感染後の非ARVC-hiPSC由来心筋細胞(図2A)及びARVC-PKP2mut-hiPSC由来心筋細胞(図2B)からの代表的な電場電位を表す。ARVC-PKP2mut-hiPSC由来心筋細胞でのスパイクの不規則な周波数及びパターンが、Cx43の用量が増加するにつれて(MOI5、MOI10、及びMOI20)、スパイクの周波数が徐々により規則的になることに注意されたい。スケールバーで、縦向きのものは電場電位の振幅(μV)、横向きのものは時間(1s)を表す。MOIは感染多重度である。
【図3A-B】 図3A-3Fは、ストレス/運動条件を模倣するためのカテコラミン(ISO)刺激下で、コネキシン43タンパク質レベルの回復がARVC-DSG2mut(ARVC-E)hiPSC由来心筋細胞での生理学的異常をレスキューできることを表す。図3A-3Bは、基礎レベル(図3A)及びISO刺激下(図3B)での、Ad-GFP又はAd43による48時間の感染をともなう、非ARVC-hiPSC由来心筋細胞及びARVC-DSG2mut-hiPSC由来心筋細胞についての、代表的な電場電位トレースを表す。スケールバーで、縦向きのものは電場電位の振幅(μV)、横向きのものは時間(1s)を表す。
【図3C-D】 図3C-3Dは、基礎レベル(図3C)及びISO刺激下(図3D)での、Ad-GFP又はAd43による48時間の感染をともなう、非ARVC-hiPSC由来心筋細胞及びARVC-DSG2mut-hiPSC由来心筋細胞についての、代表的なインピーダンス(収縮性)トレースを表す。スケールバーで、縦方向のものは細胞指数、横向きのものは時間(1s)を表す。
【図3E】 図3Eは、Ad-GFP又はAd43による感染をともなう、非ARVC-hiPSC由来心筋細胞及びARVC-DSG2mut-hiPSC由来心筋細胞の基礎レベルでの発火不規則性指数の定量結果を表す。標準誤差を伴う平均値を表し、n=6(非ARVC)、n=6(ARVC-DSG2mut)であり、2標本t検定を行った。
【図3F】 図3Fは、Ad-GFP又はAd43による感染をともなう、非ARVC及びARVC-DSG2mut(ARVC-E)のISO刺激下での発火不規則性指数の定量結果を表す。標準誤差を伴う平均値を表し、*はp<0.05を表し、n=6(非ARVC)、n=6(ARVC-DSG2mut)であり、2標本t検定を行った。図3A-3Fにおいて、ARVC-DSG2mut-hiPSC由来心筋細胞におけるスパイクの不規則な周波数及びパターンがISO条件でのみ観察され、Cx43の回復がスパイクの周波数及びパターンをより規則的なものにし得ることに注目されたい。
【図4A】 図4A-4Gは、コネキシン43タンパク質レベルの回復がARVCマウスモデル(心臓特異的デスモプラキンノックアウトモデル(DSP-cKO))において心臓リズム及び機能を改善できることを表す。図4Aは、緑色蛍光タンパク質でタグ付けされたアデノ随伴ウイルス(AAV-GFP)/コネキシン43を持ち且つGFPでタグ付けされたアデノ随伴ウイルス(AAV-Cx43)の注射及び電気生理学的心機能分析についての実験戦略を表す。
【図4B】 図4Bは、6週のアデノ随伴ウイルス(AAV)注射前の、対照及びDSP-cKOマウス(DSP-Floxマウス、Cre陽性)の超音波心臓検査が、対照(DSP-Floxマウス、Cre陰性)に比べてDSP-cKOマウスでの左心室内径短縮率(fractional shortening、%FS)の有意な減少を示したことを表す。
【図4C】 図4Cは、AAV注射後4週(10週齢)及び5週(11週齢)の対照及びDSP-cKOマウスの超音波心臓検査が、AAV-Cx43を注射されたDSP-cKOマウスでの%FSの(6%から15%への)改善を明らかにしたことを表す。AAV-Cx43を注射された対照マウスでは%FSの有意な変化は観察できなかった。対照群及びDSP-cKOマウス群の間で心拍数の有意な差異はみられなかった。
【図4D】 図4Dは、AAV-Cx43注射後4週(10週齢)及び5週(11週齢)の対照及びDSP-cKOマウスの代表的表面ECGトレースを表す。DSP-cKOマウスは、AAV-Cx43注射後4週に、重症の不整脈(心室性期外収縮(PVC=規則的なパターンと一致しない追加の鼓動)、脚ブロックを示す一連のQRS複合波逆転(スパイクが上向きではなく下向きを指す))を示した。一方、AAV-Cx43注射後5週に、DSP-cKOは、心臓リズムの改善(1.5分の一のPVC、限られたQRS複合波逆転(前週(10週)では10個が連なっているが、次週(11週)では2個のみ))及び正常洞リズムの見た目(規則的周波数及び律動的鼓動)を示す。
【図4E】 図4Eは、AAV-Cx43注射後4週(10週齢)及び5週(11週齢)のDSP-cKOマウスでのPVCの定量結果を表し、AAV-Cx43注射後5週でPVCの数の1.5倍の減少を明らかにしたものである。
【図4F】 図4F-4Hは、生存率(図4H)、ウエスタンブロット解析(図4F)、及びGFP免疫染色解析(図4G)が、AAV-Cx43注射後5週の生存したDSP-cKOマウスでのCx43タンパク質の回復(DSP-cKO2-AAV-Cx43、緑)を明らかにしたことを表す。対照的に、死亡したDSP-cKOマウスではAAV-Cx43注射後3週にCx43タンパク質の回復は観察されなかった(DSP-cKO1-AAV-Cx43、赤)。
【図4G】 図4Fの説明を参照されたい。
【図4H】 図4Fの説明を参照されたい。
【図5】 図5は、Ad43(配列番号7)のベクターマップを表す。
【図6】 図6は、AAV-Cx43(配列番号8)のベクターマップを表す。

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