特開2025-140966IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ワークに溶接対象物を溶接することができる溶接装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】スタッドボルト等の溶接対象物を溶接する位置の精度が良好な溶接装置を提供すること。
【解決手段】溶接装置(1)は、ワーク(W)の開口(W2)が形成される上面(W1)にスタッドボルト(B)を溶接する。溶接装置は、スタッドボルトを保持してワークの上面に溶接する溶接部(20)と、溶接部及び溶接部が保持するスタッドボルトを溶接位置に移動する移動部(40)と、ワークにおける開口の形成縁(W3)を撮像する開口撮像部(50)と、開口撮像部から出力された開口撮像データに基づき、スタッドボルトの溶接位置を特定する位置特定部(75)と、位置特定部によって特定された溶接位置に基づき、移動部の移動を制御する移動制御部(77)とを備えている。
【選択図】図6

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1にあっては、意匠パネルに補強部材が予め設置された状態のものを溶接するので、設置誤差量が大きいとエラー判定となって補強部材の設置位置を修正できない、という問題がある。更に、特許文献1は、意匠パネルの外縁となる左下隅部を原点としているので、意匠パネルが大型化すると、原点から溶接位置までの距離が長くなって実際に溶接する位置の誤差が大きくなる、という問題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明における一態様の溶接装置は、ワークの開口が形成される溶接面に溶接対象物を溶接する溶接装置において、前記溶接対象物を保持して前記溶接面に溶接する溶接部と、前記溶接部及び該溶接部が保持する前記溶接対象物を溶接位置に移動する移動部と、前記開口の形成縁を撮像する開口撮像部と、前記開口撮像部から出力された開口撮像データに基づき、前記溶接対象物の前記溶接位置を特定する位置特定部と、前記位置特定部に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、溶接部が溶接対象物を保持しつつ移動部を介して移動可能とされる。言い換えると、溶接部及び移動部により、位置特定部により特定された溶接位置に溶接対象物を移動して位置調整が完了した後に溶接を行うことができる。これにより、従来のようにパネルと補強部材との設置誤差量が大きく修正できなくなることを回避でき、溶接対象物を精度良く溶接することができる。また、開口撮像データに基づき溶接位置を特定するので、ワークの開口との相対位置で溶接位置を特定することができる。言い換えると、溶接位置を特定するために相対的な位置が算出される形成縁を開口にすることができ、従来のようにパネルの隅部とする場合に比べて溶接位置に接近させることができる。これにより、ワークが大型化しても、溶接対象物の溶接位置の精度を良好に維持することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態に係る溶接装置の概略平面図である。
【図2】 実施の形態に係る溶接装置の概略正面図である。
【図3】 実施の形態の溶接部及び開口撮像部周りの概略斜視図である。
【図4】 実施の形態の溶接部及び開口撮像部周りの側面図である。
【図5】 実施の形態の溶接部の部分正面断面図である。
【図6】 実施の形態に係る溶接装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態におけるスタッドボルトの溶接の流れを示す説明図である。
【図8】 実施の形態のワークの一例を示す平面図である。
【図9】 実施の形態に係る溶接装置の溶接方法の流れを示すフローチャートである。
【図10】 実施の形態に係る溶接装置の溶接方法の流れを示すフローチャートである。
【図11】 ワークの他の一例を示す平面図である。

選択図 図6出願人が指定した本件の代表的な図

1 :溶接装置 20 :溶接部 40 :移動部 50 :開口撮像部 75 :位置特定部 76 :記憶部 77 :移動制御部 B :スタッドボルト(溶接対象物) W :ワーク W1 :上面(溶接面) W2 :開口 W3 :形成縁

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