特開2025-152397IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

検査対象部材から腐食部や割れ等の不良部を検出する検査方法、検査装置、及び部材の補修方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】検査対象部材から不良部を精度よく検出可能な検査方法及び検査装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る検査方法は、検査対象部材から不良部を検出する検査方法であって、検査対象部材の表面の検査領域から渦流探傷器を用いて第1信号を検出する第1検出ステップと、検査領域から超音波板厚計を用いて第2信号を検出する第2検出ステップと、第1信号及び第2信号の少なくとも一方が異常値を示す場合、検査領域に不良部があると判定する判定ステップと、を含む。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の方法は、点計測技術であるために、検査対象部材の全面を計測しなければ局所的な腐食部を検出することができない。また、通常、超音波板厚計は、平行な二面間で生じる超音波の多重反射を検知し、その時間間隔が往復の超音波伝搬時間であるとして、超音波伝搬時間に検査対象部材の素材毎に既知の音速を掛けて厚みを算出する。このため、腐食等によって表面に凹凸があったり、対象面が平行でなかったりした場合、多重反射を検知できず、厚み計測ができない。これにより、特許文献1に記載の方法によれば、腐食部を見逃す可能性がある。この結果、肉厚検査においては、検査範囲の肉厚を計測する必要があるが、健全部の肉厚を計測できたとしても腐食減肉部では肉厚を計測できないことがあり、腐食減肉部を検知できない可能性がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

[1]本発明に係る検査方法は、検査対象部材から不良部を検出する検査方法であって、前記検査対象部材の表面の検査領域から渦流探傷器を用いて第1信号を検出する第1検出ステップと、前記検査領域から超音波板厚計を用いて第2信号を検出する第2検出ステップと、前記第1信号及び前記第2信号の少なくとも一方が異常値を示す場合、前記検査領域に不良部があると判定する判定ステップと、を含む。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る検査方法及び検査装置によれば、検査対象部材から不良部を精度よく検出することができる。本発明に係る部材の補修方法によれば、部材の不良部に起因するトラブルが発生することを抑制できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、渦流探傷器及び電磁超音波板厚計それぞれの出力信号と腐食部及び割れとの関係を評価した結果を示す図である。
【図2】 図2は、図1に示す自走式台車の構成を示す模式図である。
【図3】 図3は、本発明の一実施形態である検査方法の流れを示すフローチャートである。
【図4】 図4は、実施例の検査結果を示す図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 自走式台車 1a 駆動車輪 2 渦流探傷器 3 電磁超音波板厚計 D1 すり鉢状欠陥 D2 V溝 P 配管 S 鋼板

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