技術分野
合成床
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】製作の際の製作手間と製作コストの双方を抑制しながら、コンクリート床版と木質面材の間の高いせん断伝達性能を有する、合成床を提供すること。
【解決手段】木質面材10と、木質面材10の一対の広幅面11のうちの上方の広幅面11に配設され、主筋24と配力筋25を備えているコンクリート床版20とを有する、合成床30であり、木質面材10の上方の広幅面11に溝条17が設けられ、溝条17にコンクリート床版20の一部である帯状のコッター27が入り込んでおり、木質面材10のうち、溝条17が設けられているコンクリート床版側の領域10Aにおける繊維方向が、主筋24の長手方向もしくは略長手方向に設定され、溝条17の長手方向が、繊維方向に交差する方向に設定されている。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1に記載される耐力板部材は、コンクリート層やモルタル層の下面にあるコッターが木質層の凹部に係合し、さらに、木質層に固定されている鉛直方向に延びるラグスクリューがコンクリート層やモルタル層に埋設されていることから、コンクリート層と木質層の間のせん断伝達性能(合成効果)は、凹部とコッターの係合部におけるせん断耐力とラグスクリューによるせん断耐力によって決定されることになる。しかしながら、このように凹部とコッターの係合部に加えてラグスクリューの打ち込みを構成要素とする構造では、製作手間を要することと製作コストが高くなることは避けられない。特に、特許文献1に記載される耐力板部材では、木質層の広幅面に平面視円形の多数の凹部が設けられていることから、凹部の加工手間と各凹部にラグスクリューを打ち込む加工手間は一層多くなり、このことに起因して耐力板部材の製作に多くの手間がかかることは明らかである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記目的を達成すべく、本発明による合成床の一態様は、
木質面材と、該木質面材の一対の広幅面のうちの上方の広幅面に配設され、主筋と配力筋を備えているコンクリート床版と、を有する、合成床であって、
前記木質面材の前記上方の広幅面に溝条が設けられ、該溝条に前記コンクリート床版の一部である帯状のコッターが入り込んでおり、
前記木質面材のうち、前記溝条が設けられているコンクリート床版側の領・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
以上の説明から理解できるように、本発明の合成床によれば、製作の際の製作手間と製作コストの双方を抑制しながら、コンクリート床版と木質面材の間の高いせん断伝達性能を有する、合成床を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
合成床の一例の斜視図であって、コンクリート床版の一部を破断して示した図である。
【図2】
合成床の一例のせん断伝達性能を説明する模式図である。
【図3】
合成床の他の例の斜視図であって、コンクリート床版の一部を破断して示した図である。
【図4A】
溝条の他の形態を説明する図である。
【図4B】
木質面材が端部に接合金具を備えている形態を説明する図である。
10,10':木質面材
10A:ラミナ(コンクリート床版側の領域)
10B~10E:ラミナ
11:上方の広幅面(広幅面)
12:下方の広幅面(広幅面)
13:長手方向の狭幅面(狭幅面)
15:木質繊維
17:溝条
17a:側面
17b:凹部
20,20':コンクリート床版
21:収容溝
24:主筋
24A:上端主筋(主筋)
24B:下端主筋(主筋)
24C:主筋
25,25A,25B,25C:配力筋
27:コッター(帯状のコッター)
30,30A:合成床
32:端部(長手方向端部)
40:接合金物
42:延設部
45:接合具(木ねじ)
Q:せん断力
S:按分せん断力
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