特開2025-182915IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

操業条件決定方法、操業ガイダンス方法および操業条件決定装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】焼鈍工程全体を通じて、製品特性を改善可能な適切な操業条件を決定することができる操業条件決定方法、操業ガイダンス方法および操業条件決定装置を提供すること。
【解決手段】操業条件決定方法は、焼鈍炉で被加熱体を加熱する焼鈍工程を複数の区間に分割し、分割した区間に合わせて焼鈍工程における操業条件を分割するデータ分割ステップと、区間ごとに作成され、かつ区間の操業条件を入力データとし、製品特性を出力データとして学習された学習済みモデルを用いて、製品特性を示す値が最もよくなる操業条件を区間ごとに探索する操業条件探索ステップと、を含み、操業条件探索ステップは、複数の区間の最初の区間を除いて、任意の区間の操業条件を探索する際に、その一つ前の区間の操業条件を、入力データとして学習済みモデルに入力する。
【選択図】図5

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来技術では、製品特性を安定化させるために、例えば製品特性と炉温との相関解析等を実施することにより、最適な炉温を求めている。しかしながら、被加熱体の種類や焼鈍の目的によっては、炉温を一義的に決めることができない場合がある。すなわち、解析によって一つの目標温度を決定し、単純にその目標温度まで被加熱体の温度を上昇させればよいわけではなく、焼鈍の途中段階でも適切な温度が変化しているため、段階ごとに温度を制御するような厳格な管理を行わなければならないケースがあり、従来技術には改善の余地がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)本発明に係る操業条件決定方法は、 焼鈍炉で被加熱体を加熱する焼鈍工程を複数の区間に分割し、分割した区間に合わせて前記焼鈍工程における操業条件を分割するデータ分割ステップと、 前記区間ごとに作成され、かつ前記区間の操業条件を入力データとし、製品特性を出力データとして学習された学習済みモデルを用いて、前記製品特性を示す値が最もよくなる前記操業条件を前記区間ごとに探索する操業条件探索ステ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、焼鈍工程を複数の区間に分割し、操業条件と製品特性との関係を細かく解析することにより、焼鈍工程全体を通じて、製品特性を改善可能な適切な操業条件を決定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の操業条件決定装置、操業ガイダンス装置およびモデル作成装置を実現するための情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 図2は、本発明のモデル作成方法の一例を示すフローチャートである。
【図3】 図3は、本発明のモデル作成方法のデータ分割ステップで分割した、ある区間の教師データの一例を示す図である。
【図4】 図4は、本発明のモデル作成方法のモデル作成ステップで用いる教師データにおいて、説明変数と目的変数との関係を説明するための図である。
【図5】 図5は、本発明の操業条件決定方法の一例を示すフローチャートである。
【図6】 図6は、本発明の操業条件決定方法の操業条件探索ステップにおいて、ランダムサーチによって、鉄損が最小となる炉温を探索する点を説明するための図である。
【図7】 図7は、本発明の操業条件決定方法の操業条件探索ステップにおいて、コイル幅およびコイル重量を固定する点を説明するための図である。
【図8】 図8は、本発明の操業条件決定方法の操業条件探索ステップにおいて、コイル幅、コイル重量および熱電対温度を固定する点を説明するための図である。
【図9】 図9は、本発明の操業条件決定方法の操業条件探索ステップにおいて、第2区間終了時の温度(熱電対温度、コイル温度1,2)を第3区間の温度として採用して炉温を探索する点を説明するための図である。
【図10】 図10は、本発明の操業条件決定方法の操業条件探索ステップにおいて、ランダムサーチの各要求点を全てプロットし、鉄損が最小となる炉温を探索する点を説明するための図である。
【図11】 図11は、本発明の操業条件決定方法の実施例であり、比較例で決定した炉温と、コイルの温度との関係を示すグラフである。
【図12】 図12は、本発明の操業条件決定方法の実施例であり、比較例で決定した炉温と、実施例で決定した炉温との関係を示すグラフである。

選択図 図5出願人が指定した本件の代表的な図

1 情報処理装置 10 入力部 20 記憶部 30 演算部 31 データ取得部 32 数値解析部 33 データ分割部 34 モデル作成部 35 操業条件探索部 36 ガイダンス部 40 出力部

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