特開2025-186777IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

人工血管、および人工血管の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】人工血管と静脈との吻合部における乱流を抑制または低減することが可能な人工血管を提供することを目的とする。本発明は、それが可能な人工血管の製造方法を提供することも目的とする。
【解決手段】人工血管におけるポリウレタン多孔質体の引張弾性率が40kPa以上190kPa以下である。多孔質ポリウレタン管の剛性が、透析が導入されることが多いと見積もられる70歳±10歳の静脈の剛性と近似している。したがって、本発明の人工血管は、人工血管と静脈(具体的には、透析が導入されることが多いと見積もられる70歳±10歳の透析患者の静脈)との吻合部における乱流を抑制または低減することができる。
【選択図】図1A

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

人工血管内シャントでは人工血管と静脈との吻合部が狭くなりやすい。つまり、人工血管と静脈との吻合部で閉塞が起きやすい。この原因の一つは、人工血管と静脈との吻合部における乱流である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この課題を解決するために、本発明の人工血管は、下記[1]の構成を備える。 [1] 管状をなすポリウレタン多孔質体を含み、 前記ポリウレタン多孔質体の引張弾性率が40kPa以上190kPa以下である、 人工血管。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、人工血管と静脈(具体的には、透析が導入されることが多いと見積もられる70歳±10歳の透析患者の静脈)との吻合部における乱流を抑制または低減することが可能な人工血管、およびその製造方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A】 本人工血管の一例を斜め上から撮影した写真である。
【図1B】 本人工血管の一例を正面から撮影した写真である。
【図1C】 本人工血管の一例の断面の顕微鏡写真である。
【図2】 実施例2で作製されたポリウレタン多孔質体の断面の顕微鏡写真である。
【図3】 実施例3で作製されたポリウレタン多孔質体の断面の顕微鏡写真である。
【図4】 実施例2および実施例3で作製されたポリウレタン多孔質体のlog微分細孔容積分布のグラフである。
【図5A】 実施例4で管状のポリウレタン多孔質体を成形するために使用した装置を撮影した写真である。この装置は、円柱状の棒と、棒と同心円の円柱状のキャビティを形成可能な内壁を含む型とを含む。型は、一対の半割れの枠を含む。この写真には、組み立て後の装置が写されている。
【図5B】 実施例4で管状のポリウレタン多孔質体を成形するために使用した装置を撮影した写真である。この写真には、一対の半割れの枠が分離された状態の装置が写されている。

選択図 図1A出願人が指定した本件の代表的な図

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