特開2026-137843IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

排水部材及び配管構造

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】本発明は、排水部材及び配管構造の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、貫通孔を有する底板と、底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板とを有する軒樋に装着され、エルボ管を介し竪樋に接続されるドレン部材であって、底板の下面に配置され内周に受入口が形成された下側フランジ部と、下側フランジ部の下方に形成された外筒部と、を有する下側ドレン部材と、底板の上面に配置され内周側に落し口部が形成された上側フランジ部と、上側フランジ部の下方に形成され外筒部に内挿される内筒部と、を有する上側ドレン部材と、を備え、上側フランジ部と内筒部の接続部分に、上側フランジ部から内筒部に向かうにつれて内径を縮径する内筒縮径部を設け、上側ドレン部材に、上側フランジ部から縮径部の下端に至る縦リブを内筒部の内周方向に離間させて複数設けたことを特徴とする。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

軒樋は屋根の軒先先端に吊り下げられ、建物の壁面から離れた位置に設置されるため、軒樋に取り付けたドレン部材と、壁面に沿って支持される竪樋を接続するには、曲率の大きなエルボ管あるいはエルボ管と呼び樋と称される横管を介し接続する必要がある。 工場や倉庫など、大型の建物では軒先が短いケースが多いため、曲率半径が小さく収まりの良いエルボ管をS字型に接続したり、呼び樋を短くする必要がある。また、サイフォン作用を確実に得るために、呼び樋を2m以下とするなどの工夫が必要となる。 しかし、前述の構造を採用すると、建物の屋根が金属製折板屋根などの場合、屋根材の熱伸縮により軒樋が竪樋に対し相対移動し、相対移動に伴う応力がドレン部材の接合部に集中する問題がある。軒樋と竪樋の相対移動は強風時の風圧により発生する場合もある。 前述の相対移動量が大きい場合、ドレン部材の接合部に亀裂を生むおそれがある。 また、収まりを良好とするために短い呼び樋を用いたり、曲率半径の小さいエルボ管を用いた場合も、前述の相対移動に伴う呼び樋の撓みにより、ドレン部材の一部に亀裂を生じるおそれがある。 なお、前述の応力集中は、エルボ管の接合部に生じるおそれもあるので、エルボ管の肉厚を増加するかエルボ管を補強すると、エルボ管の亀裂発生を防止できるが、この場合は逆にドレン部材に応力が集中することとなり、ドレン部材に亀裂を生むおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記課題を解決するために、本発明は以下の形態を提案している。 「1」本形態に係る排水部材は、貫通孔を有する底板と、前記底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板とを有する軒樋に装着され、エルボ管を介し竪樋に接続されるドレン部材であって、前記底板の下面に配置され内周に受入口が形成された下側フランジ部と、前記下側フランジ部の下方に形成された外筒部と、を有する下側ドレン部材と、 前記底板・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る排水部材あるいは該排水部材を備えた配管構造であれば、屋根の熱膨張あるいは強風時の風圧などにより軒樋と竪樋の相対移動が生じ、上側ドレン部材に応力が集中したとして、上側ドレン部材を縦リブで補強しているので、上側ドレン部材に亀裂が発生するおそれをなくすることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る第1実施形態の排水部材を備えた軒樋の排水配管構造を示す部分断面図。
【図2】 同第1排水部材の分解図。
【図3】 同第1排水部材の一部を示す横断面図。
【図4】 従来の排水部材と軒樋排水配管構造を示す部分断面図。
【図5】 第1実施形態の構成を適用可能な軒樋排水配管構造に係る第2の例を示す部分断面図。
【図6】 第1実施形態の構成を適用可能な軒樋排水配管構造に係る第3の例を示す部分断面図。
【図7】 本発明に係る第2実施形態の排水部材を示す部分断面図。
【図8】 本発明に係る第3実施形態の排水部材を示す部分断面図。
【図9】 本発明に係る第4実施形態の排水部材を示す部分断面図。
【図10】 本発明に係る第5実施形態の排水部材を示す部分断面図。
【図11】 本発明に係る第6実施形態の排水部材を示す部分断面図。
【図12】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材を示す第7実施形態の横断面図。
【図13】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材の第1変形例を示す横断面図。
【図14】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材の第2変形例を示す斜視図。
【図15】 本発明に係る第1実施形態の排水部材を備え、ドレン部材とエルボ管の間に伸縮継手を備えた軒樋の排水配管構造を示す部分断面図。
【図16】 本発明に係る第1実施形態の排水部材を備え、エルボ管の下部に伸縮継手を備えた軒樋の排水配管構造を示す部分断面図。
【図17】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材の第3変形例を示すもので、(A)は横断面図、(B)は平面図。
【図18】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材の第4変形例を示すもので、(A)は横断面図、(B)は平面図。
【図19】 本発明に係る排水部材に適用可能なドレン部材のその他の変形例を示すもので、(A)は第5変形例の平面図、(B)は第6変形例の平面図、(C)は第7変形例の平面図、(D)は第8変形例の平面図、(E)は第9変形例の平面図。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1…折板屋根、7…軒樋、7A…底板、7B…側板、7H…貫通孔、 8…ドレン部材(サイフォンドレン部材)、10、11…エルボ管、12…竪樋、 15…下側ドレン部材、16…上側ドレン部材、17…サイフォン部、22…落し口部、31…上側フランジ部、32…内筒部、33…内筒縮径部、35…外周ネジ部、 37…縦リブ、41…下側フランジ部、41H…受入口、42…外筒部、 43…外筒縮径部、43A…周段部、44…内周ネジ部、46…縦リブ、 47…縦リブ、48…縦リブ、49…縦リブ、49E…直線状傾斜部、 49F…内周縁部、55…縦リブ、55E…湾曲状傾斜部、55F…内周縁部、 56…縦リブ。

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