特開2026-41891IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

生分解性農業資材用熱可塑性樹脂組成物、生分解性農業資材、及びその製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】本開示の目的は、適度な靭性を有するとともに伸縮性及び柔軟性に優れ、高い生分解性を有し、鋤き込み後に土壌改良効果を奏し得る、生分解性農業資材用の熱可塑性樹脂組成物を提供することである。
【解決手段】本生分解性を有する脂肪族ポリエステル系樹脂と、生分解性を有する脂肪族芳香族ポリエステル系樹脂と、トレハロースとを含む、生分解性農業資材用の熱可塑性樹脂組成物である。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1や特許文献2の生分解性農業資材は、生分解性を有していたとしても、農業用資材としての求められる特性が十分ではないという課題があった。例えば、農業資材には、製品の加工性や取り扱い容易性等の観点から、適度な靭性を有するとともに、伸縮性や柔軟性に優れることが求められるが、特許文献1及び2においては、そのような観点からの検討は全くされていない。また、生分解性農業資材は、使用後に土壌中に鋤き込むことで処理される場合があるため、土壌における生分解性に優れることが望ましい。さらに、生分解性農業資材を土壌中に鋤き込んだ後の土壌改良効果を考慮した検討は、特許文献1や特許文献2に限らず、行われていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意検討したところ、生分解性樹脂として脂肪族ポリエステル系樹脂及び脂肪族芳香族ポリエステル系樹脂を用い、さらにトレハロースを含有させることにより、靭性、伸縮性及び柔軟性に優れ、高い生分解性を有し、鋤き込み後に土壌改良効果を奏し得る、生分解性農業資材用の熱可塑性樹脂組成物を提供することを見出し、本開示に至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示により、靭性、伸縮性及び柔軟性に優れ、高い生分解性を有し、鋤き込み後に土壌改良効果を奏し得る、生分解性農業資材用の熱可塑性樹脂組成物を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 試験例4において、各々のマルチフィルムの分解状況を撮影したSEM写真である。
【図2】 試験例4において、各々のマルチフィルムの鋤き込み後の分解状況を撮影した写真である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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