特許7122291IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR:Polymerase Chain Reaction)に使用される反応処理装置およびその制御方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

往復式流路タイプの反応容器によるPCRでは、試料を流路中で往復式に移動させることによって試料にサーマルサイクルを与えるために、流路上にそれぞれ異なる温度に維持された複数の温度領域が設定される。試料に適切にサーマルサイクルを与えるためには、試料がそれぞれの温度領域に正確に停止する必要がある。停止位置がばらつくと、反応が起こらなかったり、反応の進度が試料の場所でばらついたり、DNAの増幅等の反応が不正確になり、ひいては作業者や業務従事者の判断ミスを招来するおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明のある態様の反応処理装置は、試料が移動する流路が形成された反応処理容器と、試料を流路内で移動および停止させる送液手段と、流路に、第1温度に維持された第1温度領域と、第1温度よりも低い第2温度に維持された第2温度領域を提供する温度制御手段と、流路の第1温度領域と第2温度領域の間に設定された検出領域を通過する試料を検出する検出手段と、検出手段によって検出された信号・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、異なる温度領域が設定されている流路内で試料を往復式に移動させることにより、試料にサーマルサイクルを与えることができる反応処理装置において、試料を温度領域の所定の位置に正確に停止させることのできる技術を提供できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1(a)および図1(b)は、本発明の反応処理装置で使用可能な反応処理容器を説明するための図である。
【図2】 本発明の反応処理装置を説明するための模式図である。
【図3】 図3(a)および図3(b)は、試料の停止位置について説明するための図である。
【図4】 図4(a)~図4(c)は、待機時間を設定して試料が蛍光検出領域を通過して停止するまでの蛍光信号チャート図、試料位置チャート図、試料速度チャート図である。
【図5】 蛍光信号の変化を示す図である。
【図6】 反応がある程度進んだ時点での蛍光信号の変化を示す図である。
【図7】 図7(a)~図7(c)は、待機時間をゼロとして試料が蛍光検出領域を通過して停止するまでの蛍光信号チャート図、試料位置チャート図、試料速度チャート図である。
【図8】 表4のテーブルに則って試料の通過時間を制御した実験結果を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10 反応処理容器、 12 流路、 14 基板、 17 第1連通口、 18 第2連通口、 20 試料、 30 反応処理装置、 32 温度制御システム、 33 高温用ヒータドライバ、 35 低温用ヒータドライバ、 36 CPU、 37 送液システム、 39 第1ポンプ、 40 第2ポンプ、 41 第1ポンプドライバ、 42 第2ポンプドライバ、 43 第1チューブ、 44 第2チューブ、 45,46 パッキン、 50 蛍光検出器、 51 光学ヘッド、 52 蛍光検出器ドライバ、 53 光ファイバ、 60 高温用ヒータ、 62 低温用ヒータ、 65 蛍光検出領域。

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