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公報発行日 2022年9月15
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本発明の塗材仕上げ工法は、塗膜断面視にて波間隔が70~500mmの大き目の鏝波に沿って波間隔が1~10mmの細かな鏝ビビリ波が形成された仕上げ表面となる効果があり、また、塗材表面をやや粗めの研磨材粒度を有する研磨手段で研磨することで、砂壁状塗料組成物によって仕上げられた表面のざらつきを無くすると共に、一定量以上の樹脂をバインダーとして含有することによって生じる、所謂、樹脂艶特有の光沢、が消えた無機質なテクスチャとなるため、その全体の仕上がりは従来のセメントモルタルを塗布してそのまま仕上げた様な無機質の質感を有する仕上げとなる効果がある。
また、本発明の塗材仕上げ工法は、アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、骨材と、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、から成る水系塗材組成物と、アクリル樹脂系エマルジョンと、充填材と、顔料と、増粘剤と、成膜助剤と、から成る砂壁状塗料組成物を使用するため、各組成物にはセメントを含んでおらず、このため降雨等が原因で、仕上がった塗膜表面より雨水等が浸透しても、該塗膜表面部分に白華が生じることが無いという効果がある。
さらには、本発明の塗材仕上げ工法は、アクリル樹脂系エマルジョンがバインダーとして配合された水系塗材組成物及び砂壁状塗料組成物を使用するため、硬化した塗膜は可とう性があり、建物の地震や風圧、車両の通過等による振動や該振動により生じた下地のひび割れに追従することが出来る、という効果がある。
加えて、同様の理由で、塗膜表面が埃や排気ガス等で汚染されにくいという効果がある。
さらに言えば、本発明の塗材仕上げ工法に使用する各組成物には少なくとも増粘剤が配合されているため、下地への施工に当って良好な鏝塗り作業性を有し、熟練した職人でなくても、容易に外観上セメントモルタルを塗付してそのまま仕上げた様なテクスチュアに仕上げることが出来る効果がある。
また、請求項2記載の塗材仕上げ工法で仕上げられた塗膜は、水系塗材組成物及び砂壁状塗料組成物の各々に含まれる有機質分の合計重量部が、これらの組成物の合計重量部に対して7.0~8.5重量%であり少ないため、結果として内装用仕上げ塗材として要求される不燃性能を有するという効果がある。
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