特許7183008IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、例えば人による車両や生産装置の運転操作を支援する操作支援装置および操作支援方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、一般に人は目視またはアラーム等により危険な状態が発生したことを認知してから、実際に停止または回避操作を行うまでに一定の時間を必要とする。例えば、危険な状態を認知すると、人は危険の内容を分析し、その分析結果をもとに操作内容を判断して手や足を動作させ、停止または回避操作を行う。このため、危険な状態を認知してから実際に手や足を動かして停止または回避操作が行われるまでに比較的長い時間が掛かる。この時間を認知・反応時間と呼ぶが、一般的な成人の平均的な認知・反応時間は約1秒とされている。従って、車両や生産装置で発生した危険の種類や状況、或いは人の年齢や体調等によっては、人が危険を認知してから実際に操作を行っても停止または回避が間に合わない場合がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、この発明に係る操作支援装置および操作支援方法の第1の態様は、操作対象物に対する人の危険回避操作を支援する際に、前記危険回避操作が必要となる監視対象の状況を表す検知情報を取得し、前記検知情報の取得に応じて、当該検知情報が取得された時点から予め定義された前記人の認知・反応時間より短い時間内に、前記人に対し前記危険回避操作のための初動刺激を与えるようにしたものである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明の第1の態様によれば、危険回避操作が必要となる監視対象の状況を表す検知情報が取得されると、当該検知情報が取得された時点から予め定義された前記人の認知・反応時間より短い時間内に、人に対し危険回避操作のための初動刺激が与えられる。このため、人は初動刺激を受けることで、検知情報を認知してから自身の認知・反応時間より短いタイミングで危険回避操作を開始することが可能となる。

さらに、この発明の第1の態様によれば、人に刺激を与えるために励磁パルス発生器とこれにより動作する電磁石が使用され、危険検知情報が取得されたとき、その時点から予め定義された前記人の認知・反応時間より短い時間内に、励磁パルス発生部から励磁パルスが発生されて電磁石が例えば人の指を屈曲させるように動作する。この結果、危険が検知されたとき、電磁石の動作により人に対し危険回避操作のための初動刺激を与えることが可能となり、人は電磁石の動作による初動刺激を受けることで、検知情報を認知してから自身の認知・反応時間より短いタイミングで危険回避操作を開始することが可能となる。

すなわちこの発明の各態様によれば、危険な状態が認知されてから人が所定の操作を実行するまでの時間を短縮することを可能にした操作支援装置および操作支援方法を提供することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、この発明の第1の操作支援装置の概略構成を示す図である。
【図2】 図2は、図示に示した操作支援装置の装着ユニットの内部構成を示す図である。
【図3】 図3は、図1に示した操作支援装置の装着ユニットおよび制御ユニットの機能構成を示すブロック図である。
【図4】 図4は、図3に示した制御ユニットの制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
【図5】 図5は、この発明の第2の操作支援装置の概略構成を示す図である。
【図6】 図6は、図5に示した操作支援装置の装着ユニットおよび制御ユニットの機能構成を示すブロック図である。
【図7】 図7は、図6に示した制御ユニットの制御手順と制御内容を示すフローチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

1…ドライバ、2…ステアリングホイール、3,5…操作支援装置、4…グリップスイッチ、3A,5A…装着ユニット、3B,5B…制御ユニット、3C,5C…信号ケーブル、11…前腕部、12…手首部、31…基板、32a,32b…電極、33…刺激パルス発生器、34…動きセンサ、35…制御部、36…記憶部、37…入出力インタフェース部、51…励磁駆動回路、52…電磁石、53…信号線、54…制御部、55…入出力インタフェース部、351,541…危険検知情報取得部、352…刺激パルス発生制御部、353…動き検知情報取得部、542…励磁パルス発生制御部、361…制御パラメータ記憶部。

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