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公報発行日 2022年12月27
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本発明の手段により、トナー中の顔料含有量を低減しつつ、高い彩度を有し、着色力が優れるとともに、低温定着性に優れた静電荷像現像用トナーを提供することができる。
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
本発明では、銅フタロシアニン化合物の1次粒子の平均アスペクト比(Db/Da)が2.0以上であることにより、分散時間が長時間に及ぶことがなく、また、色相と着色力の両立を図ることができる。また、平均アスペクト比が6.0以下であることにより、分散の精度が落ちることがなく、色相角が過度にブルー側になることを抑制でき、所望の色相と着色力を得ることができる。
また、X線回折においてブラッグ角2θ=7.0±0.1°と、ブラッグ角2θ=9.1±0.2°における半値幅を0.400~0.550°の範囲内とすることにより、結晶子サイズの大きい顔料の一部に結晶子サイズの小さい顔料が混在すると推定され、顔料の少ない含有量で高い彩度を得ることができ、前記銅フタロシアニン化合物はもともと結晶子サイズの大きい顔料であることから、十分な着色力を発揮することができるトナーとなる。
以上より、銅フタロシアニン化合物の一部の結晶子サイズが小さくなることで、安価な顔料を用いても高い彩度を持ち、色再現性に優れるトナーを提供することができる。また、もともとアスペクト比が大きな銅フタロシアニン化合物が十分な着色を発現し、色再現性と彩度向上が発現すると推察される。
また、本発明のトナーでは、前記平均アスペクト比が、2.0~6.0の範囲内であり、かつ、CuKα線によるX線回折において、ブラッグ角2θ=7.0±0.1°と、ブラッグ角2θ=9.1±0.2°におけるピーク強度比が、前記式(1)の関係を満たすことを特徴とし、このようにピーク強度比が式(1)の関係を満たすことによっても、結晶子サイズの大きい顔料の一部に結晶子サイズの小さい顔料が混在すると推定され、顔料の少ない含有量で高い彩度を得ることができ、前記銅フタロシアニン化合物はもともと結晶子サイズの大きい顔料であることから、十分な着色力を発揮することができるトナーとなる。
なお、本発明において、「着色力」とは、一定量のトナーを記録媒体上に定着させた際に得られる画像の濃度の高さをいう。濃度が高いほど着色力が大きい。
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