技術分野
可変速揚水システムに係り、特に揚水モードにおいて、電力入力指令に基づく回転速度指令通りの回転速度で電力入力指令と実際の電力入力とに差異が発生するような、例えば回転速度指令に対するポンプ水車性能換算誤差の影響、可変速揚水システムの機器経年劣化による損失増大、又は複数の可変速揚水システムが導水路および/または鉄管路および/または放水路を共有した状態で水路分岐部での各可変速揚水システムへの流量配分に不均等が発生しポンプ水車の要求する入力PPに不均一が発生することにより各可変速揚水システムの電力入力PMに差異が発生する等に伴い、実際の電力入力と電力入力指令との間に偏差が発生する場合に、電力入力指令に従い電力入力が電力入力指令に近い様に単調かつ速やかに追従する運転を可能にする可変速揚水システムに関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、前記回転速度関数発生器12の誤差が、例えば、回転速度指令に対するポンプ水車性能換算誤差の影響、可変速揚水システムの機器経年劣化による損失増大、又は、複数の可変速揚水システムが導水路および/または鉄管路および/または放水路を共有した状態で水路分岐部での各可変速揚水システムへの流量配分に不均等が発生しポンプ水車の要求する入力PPに不均一が発生することにより各可変速揚水システムの電力入力PMに差異が発生する等に伴い発生した場合では、前記回転速度関数発生器12からの最適回転速度指令NOPTと前記速度検出器5からの速度信号が一致しNOPT-N=0となっても電力入力指令PO-電力入力PM=ε≠0となり、電力制御補正信号ε相当の無次元電力制御補正信号値が前記電力制御補正信号発生器16内の前記積分制御要素32内に蓄積された状態が発生することになり、電力入力指令PO≠電力入力PMの状態が継続して発生する可能性があった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、周波数変換器を備えロータが可変速度で回転するにもかかわらず1次側が商用電力系統に同期接続される発電電動機、該発電電動機のロータに直結され発電モードにあってはこれを駆動し揚水モードにあってはこれに駆動されるポンプ水車を備え、前記揚水モードでは前記ロータの回転速度と電力入力指令に基づき算出された回転速度指令との偏差に基づき電力制御補正信号発生・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明にかかる可変速揚水システムは、揚水モードにおいて電力入力指令と実際の電力入力に偏差が発生するのを防止できるという効果を奏する。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明にかかる可変速揚水システムの電力制御補正信号発生器の構成例を示す図
【図2】
本発明にかかる可変速揚水システムの電力制御補正信号発生器を適用した場合のPO/PMAX,PM/PMAX,NOPT/N0,N/N0解析結果例図
【図3】
従来の可変速揚水システムの構成図
【図4】
従来の可変速揚水システムの電力制御補正信号発生器の構成例を示す図
【図5】
従来の可変速揚水システムの電力制御補正信号発生器を適用した場合のPO/PMAX,PM/PMAX,NOPT/N0,N/N0解析結果例図
1 電力系統、2 発電電動機、3 電力周波数変換器、4 ポンプ水車、5 速度検出器、6 電力検出器、7 電力制御器、9 案内羽根制御器、12 回転速度関数発生器、13 案内羽根開度関数発生器、16,161 電力制御補正信号発生器、18,20,40 減算器、19,34,43 加算器、30,31,36,41,42 乗算器、32 積分制御要素、33 微分制御要素、35 上下限値制限関数。
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