特許7274898IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、火源やその周辺に薬剤を散布して、消火や延焼防止を行う消火装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、高粘度消火剤は、静置状態では粘度が高いため、他の薬剤に比べ、放出後に容器内に残る量が多く、放出効率が低下するという問題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明は、高粘度消火剤が貯蔵される貯蔵容器と、前記消火剤を外部に放出する放出部と、前記消火剤を前記放出部に圧送するポンプと、を備えた消火装置であって、前記ポンプの振動を、前記ポンプと前記貯蔵容器を接触させて直接、前記貯蔵容器に伝えるか、又は前記ポンプと前記貯蔵容器との間に設けた振動伝達手段を介して前記貯蔵容器に伝えるように構成すると共に、前記ポンプを、圧縮ガスの圧力によって駆動するエア駆動・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明によれば、放出時、ポンプの振動を貯蔵容器に伝えることができ、その振動を貯蔵容器に貯蔵される高粘度消火剤にも伝えることができる。それにより、高粘度消火剤にせん断力を与えることができ、その粘度を低下させることができるので、高粘度消火剤を貯蔵容器内で吐出口に向けて流れ易くすることができ、貯蔵容器内に残る薬剤の量を少なくすることができる。

したがって、この発明によれば、放出後に容器内に残る薬剤の量を少なくすることができる消火装置を得ることができる。

なお、この発明は、貯蔵容器を、その側部に設けられる吐出口部側に向けて高粘度消火剤が流れるように容器全体が傾斜して設置されるものとしたり、その底部に設けられる吐出口部に向けて前記消火剤が流れるように底部内面が傾斜して形成されるものとしたりすることによっても、高粘度消火剤を貯蔵容器内で吐出口に向けて流れ易くすることができ、貯蔵容器内に残る薬剤の量を少なくすることができる。

また、この発明は、ポンプの振動を貯蔵容器に伝えるようにするのに加えて、或いは、そのようにするのに代えて、貯蔵容器を、その側部に設けられる吐出口部側に向けて前記消火剤が流れるように容器全体を自動的に傾動させる傾動機構部をさらに備えたものとすることによっても、高粘度消火剤を貯蔵容器内で吐出口に向けて流れ易くすることができ、貯蔵容器内に残る薬剤の量を少なくすることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 この発明の実施形態の一例を示したものであり、消火装置の構成中、薬剤タンク、ポンプ、配管の部分を示した説明図である。
【図2】 他の例を示したものであり、図1と同様の説明図である。
【図3】 さらに他の例を示したものであり、図1と同様の説明図である。
【図4】 さらに他の例を示したものであり、薬剤タンクの部分を示した説明図である。
【図5】 さらに他の例を示したものであり、薬剤タンクと、その薬剤タンクを傾動させる傾動機構部の部分を示した説明図である。
【図6】 同上の例において、傾動機構部が動作して、薬剤タンクが傾斜した状態を示した、図5と同様の説明図である。
【図7】 さらに他の例を示したものであり、図5及び6に示したものとは別例の傾動機構部が動作して、薬剤タンクが傾斜した状態を示した、図6と同様の説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1-1~1-6:消火装置(第1~6の実施形態) 2:薬剤タンク(第1の実施形態) 2a:吐出口(第1の実施形態) 2b:底部内面(第1の実施形態) 2’:薬剤タンク(第3の実施形態) 2’a:吐出口部 2’c:サイホン管(同前) 2’’(第4~6の実施形態) 2’’a:吐出口部 2’’d:吐出口部側の側部(同前) 2’’e:反対側の側部(同前) 3:(第1~6の実施形態) 4:ポンプ:(同前) 5:接続管(同前) 6:台座(第4の実施形態) 7:傾動機構部(第5及び6の実施形態) 8:回転軸支部(同前) 9:エアシリンダ(第5の実施形態) 9a:ピストン部(同前) 9’:スプリング部材(第6の実施形態) 10:荷重計(第5の実施形態) 11:電動弁(同前) 12:架台(第5及び6の実施形態)

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