【図1a)】
好適な一実施例による家具の概略的な斜視図である。
【図1b)】
好適な一実施例による家具の概略的な斜視図であり、家具が、部分的に分解した状態で示してある。
【図2a)】
家具本体の側壁と家具用金具との配置形態の概略的な斜視図であり、家具用金具が、側壁の外側に配置されている。
【図2b)】
家具本体の側壁と家具用金具との配置形態の概略的な斜視図であり、家具用金具が、側壁に設けられた凹部内に配置されている。
【図3a)】
側壁の凹部内に挿入された、固定されていない状態における第1の好適な実施例による家具用金具の概略的な斜視的な断面図である。
【図3b)】
側壁の凹部内に挿入された、固定されていない状態における第1の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図4a)】
側壁の凹部内に挿入された、固定された状態における第1の好適な実施例による家具用金具の概略的な斜視的な断面図である。
【図4b)】
側壁の凹部内に挿入された、固定された状態における第1の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図5】
第1の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の概略的な斜視図である。
【図6a)】
第1の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の、固定されていない状態に相当する動作位置の側方からの概略的な部分図である。
【図6b)】
第1の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の、固定された状態に相当する動作位置の側方からの概略的な部分図である。
【図7a)】
側壁の凹部内に挿入された、固定されていない状態における第2の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図7b)】
側壁の凹部内に挿入された、固定された状態における第2の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図7c)】
第2の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の概略的な斜視図である。
【図8a)】
側壁の凹部内に挿入された、固定されていない状態における第3の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図8b)】
側壁の凹部内に挿入された、固定された状態における第3の好適な実施例による家具用金具の側方からの概略的な断面図である。
【図8c)】
第3の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の概略的な斜視図である。
【図9a)】
第4の実施例による家具用金具の概略的な斜視図である。
【図9b)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の側方からの概略図である。
【図9c)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の側方からの概略図である。
【図9d)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の側方からの横断面図である。
【図9e)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の側方からの横断面図である。
【図9f)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の斜視図である。
【図9g)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の斜視図である。
【図9h)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の斜視的な分解図である。
【図9i)】
第4の好適な実施例による家具用金具に含まれている固定装置の一部の斜視的な横断面図である。
図1a)および図1b)には、家具本体3と、この家具本体3に対して相対的に可動に支承された家具部分2と、この家具部分2を家具本体3に対して相対的に可動に支承するための2つの家具用金具1とを備えた家具34が示してある。
家具部分2は、図示の形態のように、水平な軸線35を中心として可動の家具フラップであってよい。家具部分2は、嵌込みガラス43を有するフレーム42を備えていてよい。
家具用金具1はそれぞれ、家具本体3に固定するための第1の金具部材4と、可動に支承された家具部分2に固定するための第2の金具部材5とを備えている。両方の金具部材4,5は、互いに旋回可能に結合されているかまたは結合可能であり、両方の金具部材4,5のうちの少なくとも一方の金具部材、図示の実施例では第1の金具部材4は、家具本体3に設けられた凹部6内または可動に支承された家具部分2に設けられた凹部6内に少なくとも部分的に、好ましくは完全に配置されるように構成されている。
図1a)に示した組み立てられた状態では、家具用金具1の第1の金具部材4が、それぞれ家具本体3に固定されており、家具用金具1の第2の金具部材5が、それぞれ可動に支承された家具部分2に固定されている。
第2の金具部材5には、この第2の金具部材5を家具部分2に固定するための、例えば拡開プラグの形態の固定手段50が配置されていてよいかまたは取付け可能であってよい。
家具本体3は、それぞれ1つの凹部6が配置された2つの側壁36を備えている。家具用金具1の第1の金具部材4は、それぞれ凹部6内に完全に配置されている。
さらに、家具本体3は、背壁46と、天板47と、底板48とを備えていてよい。
家具部分2をグリップなしに形成することが考えられている。本形態では、底板48内に組み込むことができる突き出し装置44が設けられていてよい。
図2a)および図2b)には、家具本体3の一方の側壁36と家具用金具1との配置形態が示してある。家具用金具1は、図2a)では、側壁36の外側に配置されていて、図2b)では、側壁36に設けられた凹部6内に配置されている。
家具用金具1は、作動アーム29とハウジング30とを有している。作動アーム29は、この作動アーム29が実質的にハウジング30の内部に配置されている閉鎖位置と、作動アーム29が少なくとも部分的にハウジング30の外側に配置されている少なくとも1つの開放位置との間で調整移動可能である。この場合、作動アーム29に力を加えるための蓄力器31が設けられている。この蓄力器31は、1つまたはそれ以上のばねを備えていてよい。
側壁36に設けられた凹部6と、家具用金具の第1の金具部材4とは、実質的に直方体形に形成されている。第1の金具部材4は、前端面32を除いて、5つの側面13,26,37,38,39、つまり、下側面を成す第1の長手方向面13と、上側面を成す第2の長手方向面26と、裏面37と、第1の被覆面38と、第2の被覆面39とにおいて側壁36の材料によって覆われている。
側壁36には、家具本体3の背壁46を部分的に収容するための溝45が配置されていてよい。さらに、側壁36を天板47と底板48とに結合することができる固定手段用の複数の孔49が設けられていてよい。
図3a)~図6b)には、家具用金具1の第1の好適な実施例が示してある。この家具用金具1は、その金具部材4を凹部6内に固定するための固定装置7を備えている。
固定装置7は、回動可能に支持された操作要素8と、凹部6の壁9内に没入可能かつ凹部6の壁9に押付け可能な複数の固定要素10とを備えている。
固定要素10は、図示の形態のように、旋回レバーとして形成されていてよい。
固定要素10は、横断面で見て実質的に三角形に形成されていてよい切込み刃21を備えている。さらに、固定要素10は、凹部6の壁9に対して実質的に平行に方向付け可能な押付け面62を備えている。
固定要素10は、少なくとも一方の金具部材4の長手方向14に対して実質的に直交方向に方向付けられた回動軸線17を中心として回動可能に支持されている。
本実施例および残りの図示の実施例では、固定要素10が、没入運動および/または押付け運動の最中に回動軸線17を中心としてそれぞれ同じ回動方向に回動可能である。代替的な実施例によれば、固定要素が、没入運動および/または押付け運動の最中に回動軸線を中心としてそれぞれ逆の回動方向に回動可能であることが特定されていてよい。
操作要素8の回動運動を、切込み要素21の没入運動と押付け要素(面)62の押付け運動とに変換することができる連結装置12が設けられている。
操作要素8と固定要素10とは、金具部材4の同じ側面13、つまり、下側の長手方向面に、金具部材4の長手方向14に沿って互いに離間させられて配置されている。
金具部材4の前端面32には、開口33が配置されている。この開口33を介して、固定装置7の操作要素8が操作可能であり、しかも、作動アーム29が閉鎖位置に配置されている場合でも操作可能となっている。
固定装置7は、金具部材4の下側面13に配置されている。操作要素8には、家具用金具1の、使用者に面した前端面32からアクセスが可能となる。
操作要素8は、ねじとして形成されていて、工具によって操作するための工具受容部15を有している。操作要素8は、金具部材4の長手方向14に対して実質的に平行に方向付けられた回動軸線16を中心として支承されている。
ねじは、対応ねじ山を有する対応要素55内に係合(螺合)していてよい。操作要素8は、対応支持片61に支持されていてよい。
固定装置7は、固定要素10が配置された、操作要素8を介して移動させることができる支持体23を有している。
支持体23は、その長手方向延在長さにおいて金具部材4の長手方向14に対して実質的に平行に方向付けられており、金具部材4の長手方向14に調整移動可能である引張要素として形成されている。
支持体23は、固定要素10に対して相対的に可動である。このために、例えば長孔53が設けられていてよい。
固定要素10を少なくとも金具部材4の長手方向14に対して横方向19に変位させることができるピン状の逸らし要素20が備えられている。
逸らし要素20は、図示の形態のように、それぞれ片側で開放されて形成されていてよいガイドトラック52内に係合していてよい。
特に図6a)と図6b)との比較から明らかであるように、操作要素8の操作によって、支持体23を金具部材4の長手方向14に調整移動させることができる。このとき、固定要素10が、凹部6の壁9の方向に旋回させられ、少なくとも部分的に壁9内に食い込む。同時に、押付け面62が凹部6の壁9に対して実質的に平行に方向付けられ、この壁9に押し付けられる。固定要素10によって、凹部6内への金具部材4の固定が行われる。
金具部材4は、固定要素10が配置された第1の長手方向面13を有している。金具部材4は、第1の長手方向面13とは反対側に位置しかつ別の固定要素27が配置された第2の長手方向面26を有している。別の固定要素27は、金具部材4に運動伝達されるように結合されていて、第1の長手方向面13に配置された切込み要素21の没入運動と、第1の長手方向面13に配置された押付け要素62の押付け運動とによって、凹部6の反対側の壁28内に没入可能となる(図3b)および図4b)の両方の上側の拡大図参照)。
切込み要素21の没入運動と押付け要素62の押付け運動とによって、家具用金具1は、鉛直方向40では0.5mm~2.0mmだけ可動であり、水平方向41では実質的に不動である。
図7a)~図7c)には、家具用金具1の第2の好適な実施例が示されている。
本実施例では、固定要素10が、金具部材4の長手方向14に対して実質的に平行に方向付けられた回動軸線25を中心として回動可能に支承されている。
固定要素10は、本形態でも、切刃22の形態の切込み要素を備えている。さらに、凹部6の壁9に対して実質的に平行に方向付け可能な押付け面62として形成された押付け要素62が設けられている。
長手方向延在長さにおいて金具部材4の長手方向14に対して実質的に平行に方向付けられた支持体23が設けられている。この支持体23は、金具部材4の長手方向14に対して実質的に平行に方向付けられた回動軸線24を中心として回動可能に支承されている。切込み要素22と押付け要素62とは、偏心して支持体23にかつ共通の半径方向の張出し部56に配置されている。
金具部材4の固定は、操作要素8の操作によって、支持体23ひいては支持体23に配置された切込み要素22および押付け要素62が回動軸線24;25を中心として回動させられることによって行われる。偏心配置によって、支持体23の回動時に、壁9に対する切込み要素22および押付け要素62の間隔が減じられ、最終的に、切込み要素22が凹部6の壁9内に少なくとも部分的に喰い込み、かつ押付け要素62が壁9に押し付けられることになる。
本実施例および両方の別の実施例では、作動アーム29が、枢動軸59を中心として旋回可能である複数の枢動レバー58から形成されている。作動アーム29を図示の形態のように7点枢動機構の形態で構成することが考えられている。
作動アーム29は、力伝達レバー60を介して蓄力器31に連結されている。
作動アーム29に加えることができる力の大きさを調整することができる調整装置51が設けられている。
さらに、図示の形態のように、作動アーム29の運動を減衰するための、特に閉鎖位置および/または1つの開放された終端位置へ向かう作動アーム29の運動を減衰するためのダンパ54が設けられていてよい。
図8a)~図8c)には、家具用金具1の第3の好適な実施例が示されている。
本実施例は、図3a)以下に示した第1の実施例に大幅に類似している。
相違点は、固定要素10に少なくとも金具部材4の長手方向14に対して横方向19への力を加えるばね要素18が設けられていることにある。このとき、固定要素10には、図示の形態のように、ばね要素18によって力が加えられてよく、これによって、固定要素10が、固定されていない状態に相当する位置に保持される。操作要素8の操作時には、固定要素10が、このばね力に抗して凹部6の壁9の方向に移動させられる。
ばね要素18を支持するために、図示の形態のように実質的にピン状に形成することができるばね支持片57が設けられていてよい。
図9a)~図9i)には、家具用金具1の第4の好適な実施例が示されている。
本実施例では、操作要素8の締付けトルクを制限するための過負荷防止機構が設けられている。
過負荷防止機構は、操作要素8が2つの部材63,64から構成されていることによって実現されている。これら2つの部材63,64は、予め規定された締付けトルク未満では互いに部分的に摩擦接続的に接合しており、これによって、2つの部材63,64の間でトルクが伝達可能となる。予め規定された締付けトルクを上回ると、接合が少なくとも部分的に解消されるようになっており、これによって、2つの部材63,64の間でトルクが実質的に伝達不能となる。
操作要素8の2つの部材63,64のうちの一方の部材、つまり、符号63を付した部材は、ねじ山付きスリーブとして形成されている。符号64を付した他方の部材は、部分的にねじ山付きスリーブの内部に回動可能に支承されている。
2つの部材63,64を予め規定された力で接合させて保持することができる、図示の形態では圧縮ばねとして形成されたばね65が設けられている。
2つの部材63,64を予め規定された締付けトルク未満で部分的に摩擦接続的に接合させる、高い摩擦を有する摩擦面66が設けられている。この摩擦面66は、部材64の端面側に配置されていて、予め規定された締付けトルク未満ではねじ山付きスリーブ63の内面と接合している。この内面も同じく高い摩擦を有していてよい。摩擦面66および/またはねじ山付きスリーブ63の内面の高い摩擦は、表面構造、例えば刻み目またはこれに類するものによって実現することができる。
本実施例および前述した実施例では、固定要素10が、切込み刃21または切刃22の形態の少なくとも1つの切込み要素と、凹部6の壁9に対して実質的に平行に方向付け可能な少なくとも1つの押付け面62の形態の少なくとも1つの押付け要素とを備えている。
最初の3つの実施例では、少なくとも1つの切込み要素21,22と少なくとも1つの押付け要素62とが、固定要素10に一体に結合されている。
第4の実施例では、少なくとも1つの切込み要素21が固定要素10の第1の構成部材68に配置されており、少なくとも1つの押付け要素62が固定要素10の第2の構成部材69に配置されている。第1の構成部材68は、主として、硬質の材料、例えば鋼から成っており、第2の構成部材69は、主として、軟質の材料、例えばプラスチックから成っている。
第1の構成部材68は、横断面で見て部分的にU字形に形成されており、第2の構成部材69は、U字の2つの脚部11の間に部分的に配置されている。第1の構成部材68と第2の構成部材69とは、互いに部分的にサンドイッチ状に接触している。
第4の実施例では、固定要素10に少なくとも金具部材4の長手方向14に対して横方向の追加力を加える付加蓄力器67が備えられており、これによって、固定要素10が、凹部6内への金具部材4の最初の固定後に時間的にずらされて、凹部6の壁9内に少なくとも部分的に没入(喰い込み)可能かつ/または壁9に押付け可能となる。
付加蓄力器67は、図示の形態のように圧縮ばねとして形成されていてよく、操作要素8用の対応要素55と、固定要素10が配置された支持体23との間に配置されていてよい。
図示の形態のようにナットとして形成されていてよい対応要素55は、支持体23の第1のウェブ70に支持されている。
支持体23は、付加蓄力器67が接触している第2のウェブ71を有している。