技術分野
多元アイオノマーに関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献2では、後周期遷移金属触媒を用いて製造され、実質的に直鎖状構造を有する極性基含有オレフィン共重合体をベース樹脂としているため、熱的物性、及び機械強度等に優れる2元アイオノマーが得られているが、当該アイオノマーは柔軟性や透明性が低いことが問題となっている。また、特許文献2ではポリオレフィンを除く合成樹脂、金属、木材などの極性の高い異種材料への優れた接着性能に関する記載もない。
また本発明者らが検討したところ、後述の比較例で示されるように、従来の高圧ラジカル重合法により製造された多分岐構造を有する極性基含有オレフィン共重合体をベース樹脂とすると、2元アイオノマーから3元アイオノマーにすることで、柔軟性は向上するものの強度が低下するという結果が得られ、従来法で製造されるアイオノマーでは柔軟性と強度のバランスをとることが困難であることが判明した。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、回転式レオメータで測定した複素弾性率の絶対値G*=0.1MPaにおける位相角δが50度~75度となるような直鎖構造を有し、且つ特定の非環状モノマー由来の構造単位を有する多元アイオノマーにおいては、2元アイオノマーから3元以上のアイオノマーにすることによって、柔軟性及び透明性が向上しつつ、強度が向上し、柔軟性、強度、及び、透明性のバランスに優れ、かつ極性の高い異種材料に対する優れ・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、柔軟性、強度、及び、透明性のバランスに優れ、かつ極性の高い異種材料に対する優れた接着性能を有する多元アイオノマーを提供することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、実施例1~14、比較例1~3のアイオノマーの中和度と引張弾性率(柔軟性)との関係を示す図である。
【図2】
図2は、実施例1~14、比較例1~3のアイオノマーの中和度と引張破断応力(強度)との関係を示す図である。
【図3】
図3は、実施例1~14、比較例1~3のアイオノマーの中和度と結晶化度(透明性)との関係を示す図である。
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