特許7567907IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

耐衝撃性及び耐屈曲ピンホール性と耐摩擦ピンホール性が同時に優れるとともに、バイオマス(植物などの生物由来の有機物資源)由来の原料と廃棄ポリアミド製品からケミカルリサイクルしたポリアミド6を同時に用いた二軸延伸ポリアミドフィルムに関するものである。本発明の二軸延伸ポリアミドフィルムは、食品包装用フィルムなどに好適に使用される。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み創案されたものである。本発明の目的は、耐衝撃性及び耐屈曲ピンホール性と耐摩擦ピンホール性に優れるとともに、環境負荷を低減できる二軸延伸ポリアミドフィルムを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

即ち、本発明は、以下の構成よりなる。 [1] ポリアミド樹脂として、ポリアミド6を70~99質量%と、原料の少なくとも一部がバイオマス由来であるポリアミドを1~30質量%含み、 前記ポリアミド6が、ポリアミド6を100質量部としてケミカルリサイクルにより得られたポリアミド6を5~100質量部含む、二軸延伸ポリアミドフィルム。 [2] 前記ポリアミド6が、ポリアミド6を100質量部として、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の二軸延伸ポリアミドフィルムは、ポリアミド6樹脂を主成分とし、特定のバイオマス由来の原料から重合されたポリアミド樹脂をブレンドすることおよび特定の製膜条件を採用することで、耐衝撃性、耐屈曲ピンホール性、耐摩擦ピンホール性、シーラントフィルムとの接着性が発現するとともに、カーボンニュートラルなポリアミドフィルムが得られる。

本発明の二軸延伸ポリアミドフィルムはさらに、廃棄ポリアミド製品からケミカルリサイクルしたポリアミド6を使用し又はブレンドすることにより環境負荷低減が可能なポリアミドフィルムが得られる。

さらに本発明によれば、バイオマス由来原料のポリアミドが耐屈曲ピンホール性の改善に効果を発揮するため、ポリアミド系エラストマーを添加する必要が無い。そのためポリアミド系エラストマーにより発生するダイス内面への劣化物の付着やダイスリップ出口への目ヤニの付着を抑制できる。その結果、フィルムの厚み斑の悪化を防止し、かつ長時間の連続生産を可能にすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 耐摩擦ピンホール性評価装置の概略図

代表図 図1本件の代表的な図

1:堅牢度試験機のヘッド部 2:段ボール板 3:サンプル保持用の台紙 4:4つ折りしたフィルムサンプル 5:擦る振幅方向

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