特許7603628IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ネットワークに接続された不特定多数のデバイスを用いて対象ジョブを分散処理する分散コンピューティング制御システム、方法及びプログラムに係り、特に、Webブラウザを実装した複数のワーカデバイスが管理サーバと連携してジョブを分散処理するシステム、方法及びプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1によれば、ユーザがコンピューティングサービスを要求するたびに演算処理プログラムをインストールする必要がなくなり、更新する時間及びリソースを削減できるようになる。しかしながら、この手法ではコンピューティングサービスを提供するデバイスにおいて仮想マシンを実行可能な環境、及び仮想マシンを管理するための機能が必要となる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

の目的を達成するために、本発明は、Webブラウザを実装した複数のワーカデバイスが管理サーバと連携してジョブを分散処理する分散コンピューティング制御システムにおいて、以下の構成を具備した点に特徴がある。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば以下のような効果が達成される。

(1) エージェント機能を各ワーカデバイスのWebブラウザ内で実行するのでエージェント機能のインストールが不要となる。

(2) エージェント機能を各ワーカデバイスのWebブラウザ内で実行するので、各デバイスのプロセッサアーキテクチャやOSが異なる環境でもエージェント機能をプロセッサアーキテクチャやOSごとに用意する必要がなくなる。

(3) 分散処理を実行するプログラムコードをWebブラウザ内で実行するので、デバイスのプロセッサアーキテクチャやOSが異なる環境でもプログラムコードをプロセッサアーキテクチャやOSごとに用意する必要がなくなる。

(4) Webブラウザで管理サーバへアクセスすることでエージェント機能がWebブラウザ内で起動し、同時に管理サーバに対してワーカデバイスが登録されるので、管理サーバに対するデバイス情報登録などのユーザ操作が不要となる。

(5) プログラムコードをWebブラウザ内のサンドボックス実行環境において実行するので、プログラムコードがWebブラウザ内あるいはデバイス内で実行される他のプログラムの動作に影響を与えたり、あるいはWebブラウザおよびWebブラウザ内で実行される他のプログラムのメモリ情報へ不正アクセスしたりすることを防止できる。

(6) 分散処理を実行するプログラムコードが入出力機能にアクセスする際にインタフェースコードを介するため、分散処理における入出力機能の実装を、プログラムコードを修正することなくインタフェースコードを変更するだけで変更できる。

(7) 分散処理を実行するプログラムコードが入出力機能にアクセスする際にインタフェースコードを介するため、インタフェースコードにおいてプログラムコードに渡す、あるいはプログラムコードから出力されるデータの検証、アクセス範囲の制御を行うことができる。

(8) インタフェースコードを切り替えることで入出力機能の実装を変更することができるので、Webブラウザ外の環境でも共通の命令セットを持つサンドボックス実行環境があれば、インタフェースコードをWebブラウザ外の入出力機能用に変更することでプログラムコードを変更することなく実行できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一分散コンピューティング制御機構が適用されるネットワーク基盤の構成を示した図である。
【図2】 管理サーバ及びワーカデバイスの構成を示した機能ブロック図である。
【図3】 ワーカデバイスにおけるWebブラウザの機能ブロック図である。
【図4】 複数のジョブを分散処理するワーカデバイスの機能ブロック図である。
【図5A】 ワーカデバイス上でプログラムコードを実行する手順を示したシーケンスフロー(その1)である。
【図5B】 ワーカデバイス上でプログラムコードを実行する手順を示したシーケンスフロー(その2)である。
【図5C】 ワーカデバイス上でプログラムコードを実行する手順を示したシーケンスフロー(その3)である。
【図6】 ワーカデバイスのユーザがジョブ依頼者として3D映像の再生に係る3D処理を複数のワーカデバイスへ依頼する例を模式的に示した図である。
【図7】 交通量や天気をカメラ画像に基づいて予測するモデルを機械学習するジョブを複数のワーカデバイスで分散処理する例を模式的に示した図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1…エッジサーバ,10(10a,10b,10c,10d)…ワーカデバイス,11…Webブラウザ,12…エージェント機能,13…サンドボックス実行環境,14…実行エンジン,20…管理サーバ,21…Webサーバ機能,22…管理機能,30(30a,30b,30c,30d,30e)…プログラムモジュール,31(31a,31b)…プログラムコード,32(32a,32b)…インタフェースコード,131…インスタンス,132…メモリ領域,133…プログラムカウンタ,134…実行用リソース

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