特許7605012IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

遠隔支援の対象である自動運転車両を制御する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

自動運転車両の走行を遠隔で支援する遠隔支援技術について考える。遠隔支援は、遠隔支援装置と自動運転車両との間の通信を必要とする。「遠隔支援系」は、自動運転車両に遠隔支援を提供するための構成や機能を含む。例えば、遠隔支援系は、遠隔支援装置、通信ネットワーク、自動運転車両に搭載された通信装置、等を含む。遠隔支援系の少なくとも一部において異常が発生した場合、自動運転車両に対する遠隔支援の提供が不可能となる、あるいは、遠隔支援の精度が低下する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の観点は、遠隔支援の対象である自動運転車両を制御する自動運転システムに関連する。 自動運転システムは、 1又は複数のプロセッサと、 遠隔支援が必要とされる可能性のある特定位置を示す特定位置情報を格納する1又は複数の記憶装置と を備える。 1又は複数のプロセッサは、 自動運転車両に遠隔支援を提供する遠隔支援系の異常の有無を判定し、 遠隔支援系の異・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、遠隔支援系の異常が検出された場合、遠隔支援が必要とされる可能性のある特定位置を考慮して目標退避位置が設定される。具体的には、目的地までの目標ルート上のいずれかの特定位置が限界位置として設定される。そして、自動運転車両の現在位置から限界位置までの目標ルートの中に含まれるように目標退避位置が設定される。

目標退避位置は、自動運転車両の現在位置の近傍である必要はなく、限界位置の手前であればよい。従って、自動運転車両が余裕を持って停車することができるように目標退避位置を設定することができる。このことは、自動運転車両及び周囲の車両の安全性の観点から好ましい。

また、現在位置の近傍で自動運転を終了する必要はなく、目標退避位置までは自動運転を継続することが可能となる。このことは、自動運転の継続性の観点から好ましい。

更に、目標ルート上のいずれかの特定位置が限界位置として設定されるため、自動運転車両が目的地まで走行しなければならない場合と比較すると、自動運転車両が通過する特定位置の数は減少する。自動運転車両が通過する特定位置の数が減少するため、遠隔支援が必要となる確率は全体として低下する。よって、遠隔支援系の異常による影響は少なくとも低減される。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本開示の実施の形態に係る遠隔支援システムを示す概念図である。
【図2】 本開示の実施の形態に係る遠隔支援の概要を説明するための概念図である。
【図3】 本開示の実施の形態に係る特定位置の一例を説明するための概念図である。
【図4】 本開示の実施の形態に係る退避処理の一例を説明するための概念図である。
【図5】 本開示の実施の形態に係る停車候補エリアの一例を説明するための概念図である。
【図6】 本開示の実施の形態に係る高優先度エリアと低優先度エリアの一例を説明するための概念図である。
【図7】 本開示の実施の形態に係る遠隔支援系の異常発生時の処理を説明するための概念図である。
【図8】 本開示の実施の形態に係る遠隔支援系の異常発生時の処理の一例を説明するための概念図である。
【図9】 本開示の実施の形態に係る遠隔支援系の異常発生時の処理の他の例を説明するための概念図である。
【図10】 本開示の実施の形態に係る自動運転システムの構成例を示すブロック図である。
【図11】 本開示の実施の形態に係る運転環境情報の一例を示すブロック図である。
【図12】 本開示の実施の形態に係る自動運転システムによる処理例を示すフローチャートである。
【図13】 本開示の実施の形態に係るステップS300の第1の例を示すフローチャートである。
【図14】 本開示の実施の形態に係るステップS300の第2の例を示すフローチャートである。
【図15】 本開示の実施の形態に係るステップS300の第3の例を示すフローチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 自動運転車両 2 遠隔支援装置 3 通信ネットワーク 4 遠隔支援系 10 自動運転システム 20 センサ群 30 走行装置 40 通信装置 100 制御装置 110 プロセッサ 120 記憶装置 200 運転環境情報 210 地図情報 220 特定位置情報 230 退避エリア情報 240 車両状態情報 250 周辺状況情報 260 車両位置情報 270 配信情報 DST 目的地 P1 現在位置 PE 目標退避位置 PL 限界位置 PS 特定位置 RT 目標ルート XE 退避余裕区間 PROG 自動運転制御プログラム

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