特許7734499IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリプロピレン系樹脂組成物及びその製造方法、並びに射出成形体

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

食品に接する容器等の包装材として使用される成形体には、成形体の成分が食品に滲出し難いことが求められる。国が定める基準(厚生省告示第370号)には、ポリプロピレンを主成分とする容器(試験片)をn-ヘプタンに浸漬する溶出試験を行い、溶出された成分の量が所定値以下であることが求められている。その所定値は使用温度によって異なるが、厳しい基準を満たすためには35μg/ml以下であることが必要といえる。一方、特許文献1に開示の樹脂組成物では、の基準を必ず満たすことは想定されていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、以下の態様を有する。 [1] プロピレン重合体(a1)からなる連続相と、エチレンと炭素数3~10のαオレフィンとの共重合体(a2)からなるゴム相とを含むポリプロピレン系樹脂(A)、 エチレンと炭素数4~10のαオレフィンとの共重合体である任意成分のエチレン・αオレフィン共重合体(B)、及び核剤(C)を含有するポリプロピレン系樹脂組成物であって、 前記ポリプロピレン系樹脂(・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のポリプロピレン系樹脂組成物を使用すれば、食品衛生性が優れ(すなわち、n-ヘプタンへの溶出成分が少なく)、かつ、剛性、面衝撃強度、成形性、インモールドラベルの合わせ面における耐久性(破壊ひずみ)、外観、臭気、及び生産性のバランスに優れる射出成形体が得られる。
また、本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、薄肉射出成形(Thin Wall Injection Moulding: TWIM)に適している。
本発明の射出成形体は、の機械物性のバランスに優れるので、食品包装用途(容器・ドリンクカップ等)に特に適している。また、食品包装用途以外にも、例えば、雑貨、日用品、家電部品、電機電子部品、自動車部品、筐体部材、玩具部材、家具部材、建材部材、包装部材、工業資材、物流資材、農業資材等の用途に使用してもよい。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 インモールドラベルを備えた容器を圧縮試験機の内部に横向きに配置し、圧縮する直前の様子である。
【図2】 インモールドラベルを備えた容器を圧縮試験機の内部に横向きに配置し、圧縮した後の様子である。

代表図 図1本件の代表的な図

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