特許7771946IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリエステル樹脂組成物の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、かかる従来技術の問題を解消するためになされたものであり、その目的は、ベースポリエステル樹脂を用いてポリエステル樹脂組成物を製造する方法において、用いるベースポリエステル樹脂を、アルミニウム化合物とリン化合物からなる重合触媒を用いているにもかかわらず、重合活性を高めつつ触媒コストを低減し、かつ、異物が少ないポリエステル樹脂とすることである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは課題を解決するため鋭意検討した結果、ベースポリエステル樹脂中に含まれるアルミニウム元素の量を少なくし、かつアルミニウム元素に対するリン元素のモル比を適度な範囲にすることで、目的を達成できることを見出し、本発明に到達した。 ポリエステル重合においてアンチモン化合物、ゲルマニウム化合物などの重合触媒を使用する場合は、重合活性は一般的に触媒添加量に比例する。しかし、アルミニウム・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の製造方法で製造されるポリエステル樹脂組成物は、アルミニウム化合物とリン化合物からなる重合触媒を用いたにもかかわらず、触媒コストを低く抑えつつ、かつポリエステル樹脂中に含まれる触媒由来の異物を低減したベースポリエステル樹脂を用いることにより、ポリエステル樹脂組成物の作製にかかるコストを低減でき、ポリエステル樹脂組成物の品質も向上できる。
また、触媒として添加するアルミニウム化合物溶液、リン化合物溶液及びこれらの混合液の酸性度や塩基性度を好ましい範囲にする(前記溶液や前記混合液の極大吸収波長を好ましい範囲にする)ことにより、ベースポリエステル樹脂中のアルミニウム系異物量をさらに抑制することができる。
また、本発明の製造方法で得られるポリエステル樹脂組成物が低コストで得られ、かつ、高品質であるため、該ポリエステル樹脂組成物を製膜して得られるポリエステルフィルムの作製コストも低減でき、ポリエステルフィルムの品質も向上させることができる。さらに該ポリエステルフィルムは走行性、耐摩耗性、光学特性などに優れるため、包装用フィルム、工業用フィルムなど、幅広い用途に使用することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例および比較例の結果より求めたアルミニウム元素に対するリン元素の残存モル比とアルミニウム系異物量および重合時間との相関図である。
【図2】 実施例および比較例の結果より求めたリン含有エチレングリコール溶液及びアルミニウム含有エチレングリコール溶液の混合液の極大吸収波長とアルミニウム系異物量および重合時間との相関図である。
【図3】 実施例および比較例の結果より求めたアルミニウム含有エチレングリコール溶液およびリン含有エチレングリコール溶液の混合液の極大吸収波長と背圧上昇係数との相関図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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