特許7772995IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

耐水性、又は耐擦過性等の諸物性に優れた塗膜を形成することが可能な水性インキ組成物に関する。詳しくは、本発明の水性インキ組成物を用いてプラスチック、金属、又はガラス基材上に形成した塗膜が耐擦過性又は耐湿摩擦性に優れ、また、耐水性、耐食洗機性、又は耐洗濯性等に優れた水性インキ組成物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】描線の鮮明さに優れ、塗膜が耐擦過性、耐水性、耐食洗機性、耐洗濯性、及び耐湿摩擦性に優れた水性インキ組成物を提供すること。
【解決手段】顔料(A)と、水(B)と、顔料分散剤(C)と、シリコーン系樹脂エマルジョン(D)と、スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)と、を含有する水性インキ組成物であって、前記スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)の最低造膜温度が0℃以上35℃以下であり、前記スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)の固形分含有量が、前記水性インキ組成物の固形分総質量に対して15質量%以上67質量%以下であり、前記シリコーン系樹脂エマルジョン(D)の前記スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)に対する固形分換算での質量比((D)/(E))が、0.1以上1.8以下である、水性インキ組成物。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述のとおり、水性インキの各種物性向上のために種々検討されてきた。しかし、特許文献1で提案された水性インキ組成物は、耐水性について検討されていない。また、特許文献2で提案された水性インキ組成物は、水の浸漬には一定程度の耐水性を有するものの、水性インキがさらされる可能性のある種々条件下での耐水性においては、必ずしも良好ではないという課題を本発明者らは見出した。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

すなわち、本発明によれば、以下に示す水性インキ用組成物、水性インキ、塗工物、及び水性インキの使用が提供される。 [1] 顔料(A)と、 水(B)と、 顔料分散剤(C)と、 シリコーン系樹脂エマルジョン(D)と、 スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)と、 を含有する水性インキ組成物であって、 前記スチレン-(メタ)アクリル樹脂エマルジョン(E)の最低造膜温・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、紙基材に求められる物性はもちろんのこと、本発明の水性インキ組成物が紙以外の通常は困難とされる基材であってもはじかれることなく塗膜の形成が可能であり、かつ、描線の鮮明さに優れ、また、紙基材や布基材等に塗工された塗工物や、PP、PET、ガラス、又は金属等の非吸収面に形成された塗膜が耐擦過性、耐水性、耐食洗機性、特に布基材については耐洗濯性、及び耐湿摩擦性に優れた水性インキ組成物を提供できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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