特許7780718IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エンジンで燃焼された排ガスを流動するテールパイプを備えたコンバインに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、特許文献1の技術では、排ガスにより加熱されたテールパイプの熱が脱穀装置に伝播して脱穀装置で選別処理された穀粒の表面を焦がす等の品質を劣化させる恐れがあることが指摘されていた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決した本発明は次のとおりである。 すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の左側に脱穀選別処理する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後側に選別処理された穀粒を貯留するホッパ(7)を設けたコンバインにおいて、 前記ホッパ(7)の前壁を機体フレーム(1)に立設する左右一対の第1縦フレーム(20)・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1記載の発明によれば、ホッパ(7)の前壁を機体フレーム(1)に立設する左右一対の第1縦フレーム(20)の上部を連結する第1横フレーム(21)に支持し、ホッパ(7)の後壁を機体フレーム(1)に立設する第2縦フレーム(23)の上部と脱穀装置(4)の右壁を連結する第2横フレーム(24)に支持し、ホッパ(7)の左壁を脱穀装置(4)の右壁と穀粒を揚穀する揚穀筒(26)で連結し、エンジン(E)で燃焼された排ガスの排気音を低減するサイレンサ(36)の後側にテールパイプ(37)を接続し、平面視において、テールパイプ(37)を、脱穀装置(4)の右壁とホッパ(7)の左壁から所定の間隔を隔てて前後方向に直線状に延在させ、側面視において、テールパイプ(37)を、前端部から後上がりに延在する前側部(37A)と、前側部(37A)の後部から後方に直線状に延在する中間部(37B)と、中間部(37B)の後部から直線状に延在してホッパ(7)の後壁よりも後側に至る後側部(37C)で形成し、中間部(37B)の前部を揚穀筒(26)に固定し、後側部(37C)の後部を第2横フレーム(24)に着脱自在に支持したので、中間部(37B)や後側部(37C)の熱が脱穀装置(4)やホッパ(7)に伝達するのを抑制できる。これにより、脱穀装置(4)で選別処理された穀粒の品質の劣化を防止することができる。また、テールパイプ(37)から外部に排気された排ガスが操縦部(5)の作業者の周辺に戻ってくるのを抑制することができる。

請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、後側部(37C)を、前側部(37A)よりも緩やかに後上がり傾斜姿勢に形成したので、排ガスが操縦部(5)の作業者の周辺に戻ってくるのをより抑制することができる。

請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、ホッパ(7)を直方体状に形成されたタンク部(10)と、タンク部(10)の下側に設けられた逆角錐状に形成された漏斗部(11)で形成し、側面視において、中間部(37B)を漏斗部(11)の上端部と下端部の間に配置したので、ホッパ(7)から穀粒の排出時に穀粒袋からこぼれ落ちた穀粒が中間部(37B)に付着するのを防止することができる。

請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明による効果に加えて、サイレンサ(36)の接続管(36B)と前側部(37A)の接続部を、漏斗部(11)の下端部よりも前方下側に配置したので、漏斗部(11)の下側に形成された空間を利用してサイレンサ(36)からテールパイプ(37)を容易に取外してメンテナンスすることができる。

請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明による効果に加えて、接続管(36B)の外径よりも、前側部(37A)の内径を大きく形成したので、前側部(37A)に流入される排ガスの温度を下げることができる。

請求項6記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、後側部(37C)の後部に延長テールパイプ(50)を接続し、平面視において、延長テールパイプ(50)を、前端部から後側に延在した後に左方に湾曲する湾曲部(50A)と、湾曲部(50A)の左部から左方に延在して脱穀装置(4)の左壁の近傍に至る延伸部(50B)で形成したので、延伸部(50B)から外部に排気された排ガスが操縦部(5)の作業者の周辺に戻ってくるのをさらに抑制することができる。

請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明による効果に加えて、後側部(37C)の外径よりも、湾曲部(50A)の内径を大きく形成したので、湾曲部(50A)に流入される排ガスの温度をより下げることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 コンバインの正面図である。
【図2】 コンバインの右側面図である。
【図3】 コンバインの要部の左側面図である。
【図4】 コンバインの要部の右側面図である。
【図5】 コンバインの要部の平面図である。
【図6】 コンバインの背面図である。
【図7】 排気管とテールパイプの左側面図である。
【図8】 テールパイプの前部の斜視図である。
【図9】 テールパイプの後部の斜視図である。
【図10】 他の実施形態のコンバインの要部の右側面図である。
【図11】 図10のコンバインの要部の平面図である。
【図12】 図10のテールパイプと延長テールパイプの斜視図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 機体フレーム 4 脱穀装置 5 操縦部 7 ホッパ 10 タンク部 11 漏斗部 20 縦フレーム(第1縦フレーム) 21 横フレーム(第1横フレーム) 23 縦フレーム(第2縦フレーム) 24 横フレーム(第2横フレーム) 26 揚穀筒 36 サイレンサ 36B 接続管 37 テールパイプ 37A 前側部 37B 中間部 37C 後側部 50 延長テールパイプ 50A 湾曲部 50B 延伸部 E エンジン

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