特許7782535IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

刈取装置によって刈取られた穀桿を脱穀装置に供給する脱穀部搬送装置を備え、手作業で刈り取った穀稈を脱穀装置に搬送させる構成を有する収穫作業機に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

手扱ぎ搬送機構を用いて穀稈を搬送するときは、通常の刈取収穫時よりも搬送速度を低下させてはいるが、駆動回転するフィードチェンに近付いて作業する必要があり、特に穀稈を投入する手及び腕部が接触する可能性が最も高い。フィードチェンの搬送始端部付近には、駆動力の伝動を遮断する緊急停止スイッチを設けているが、操作がされるまで止まらないので、挟持状態が長くなり得るおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に関連する第1の発明は、操作席(21)と、走行装置(4)と、刈取装置(5)と、脱穀装置(10)を備え、該脱穀装置(10)に穀稈を搬送するフィードチェン駆動機構(9)を設け、該フィードチェン駆動機構(9)の前方には、手作業で刈り取った穀稈をセットしてフィードチェン駆動機構(9)に搬送させる搬送操作レバー(110)を設けた収穫作業機において、前記フィードチェン駆動機構(9)に駆動力を伝動す・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に関連する第1の発明の効果は、インテンション機構(200)を操作しないと、搬送操作レバー(110)の操作により駆動するフィードチェン駆動機構(9)への伝動が遮断されるので、緊急時に駆動するフィードチェン駆動機構(9)をすぐに停止させることができ、作業環境の安全性が向上する。

請求項1に記載の発明の効果は、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、操作部材(205)が操作されなくなると付勢部材(202)が伝動切替部材(201)を非伝動位置に移動させるので、駆動力の遮断を確実に行え、安全性が向上する。

請求項2に記載の発明の効果は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、連結ワイヤ(204)を操作部材(205)から取り外すことで、インテンション機構(200)をカバー(10a)に取り付けて収納する際に伝動切替部材(201)が伝動側に移動することを防止できる。これにより、フィードチェン駆動機構(9)が意図せず動作することを防止でき、安全性が確保される。

請求項3に記載の発明の効果は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、穀稈ガイド体(208)を脱穀装置(10)から離間側に移動させないと伝動切替部材(201)が伝動位置に移動しないので、作業者がフィードチェン駆動機構(9)に近付き過ぎることを防止できる。これにより、手作業で穀稈をセットする際に作業者の衣服などがフィードチェン駆動機構(9)に挟まれにくくなるので、作業の安全性が向上する。

また、刈取作業条に隣接して植生する穀稈は穀稈ガイド体(208)に接触し、機体外側に接触することを防止できるので、穀稈が傷付いて収穫量が低下することや、商品価値が低下することが防止される。

請求項4に記載の発明の効果は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、操作席(21)の乗降口に仕切り部材(214)を設けて開放状態と遮断状態を切替可能としたことで、作業者が操作席(21)から立ち上がった時などに脚が乗降口から機外にはみ出すことを防止できる。

また、仕切り部材(214)を開放状態にすると、作業者が機外に降りると判断して伝動切替部材(201)を非伝動位置に移動させて、刈取装置(5)や脱穀装置(10)への駆動力の伝動を遮断するので、作業者が刈取装置(5)や脱穀装置(10)に過度に接近しても構成部品が駆動しておらず、安全性が確保される。

請求項5に記載の発明の効果は、請求項4に記載の発明の効果に加えて、仕切り部材(214)を開放状態にして作業者が降車した後、遮断状態に切り替えても、走行検出部材(211)が停車状態を検出している間は伝動切替部材(201)を非伝動位置から移動させないので、安全性が確保できる。

また、遮断状態にした仕切り部材(214)を、乗降時の手摺りとして用いることができるので、操作席(22)への乗降の安全性が向上する。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のコンバインを示す側面図
【図2】 コンバインを示す平面図
【図3】 フィードチェン駆動機構前部を示す側面図
【図4】 駆動スプロケットの駆動部を示す側面図
【図5】 駆動スプロケットの駆動部を示す背断面図
【図6】 ラジエータカバーの係止具を示す斜視図
【図7】 インテンション機構を備える駆動スプロケットの駆動部と、インテンション操作ペダルを示す側面図
【図8】 (a)インテンション操作ペダルに連結ワイヤを接続した状態を示す要部平面図、(b)ペダルロックに連結ワイヤを接続した状態を示す要部平面図
【図9】 インテンション操作ペダルの収納位置を有するコンバインを示す側面図
【図10】 長稈ナローガイドを装着したコンバインを示す要部側面図
【図11】 回動可能な長稈ナローガイドを装着したコンバインを示す要部平面図
【図12】 スライド可能な長稈ナローガイドを装着したコンバインを示す要部平面図
【図13】 乗降口に乗降仕切りバーを備えて降車時の駆動を遮断する機構を示す要部側面図

代表図 図1本件の代表的な図

4 走行装置 5 刈取装置 9 フィードチェン駆動機構 10 脱穀装置 21 操作席 21a ・BR>・タセンサ(着座判定部材) 35 伝動ベルト(伝動部材) 39 無段変速装置 96 フィードチェン 110 手扱ぎ操作レバー(搬送操作レバー) 200 インテンション機構 201 テンションアーム(伝動切替部材) 202 テンション切替スプリング(付勢部材) 204 連結ワイヤ 203 テンション切替シリンダ(切替アクチュエータ) 205 インテンション操作ペダル(操作部材) 205a ベースプレート(プレート) 207 ペダルロック(ロック部材) 208 長稈ナローガイド(穀稈ガイド体) 210 インテンションセンサ(位置判定部材) 211 車速センサ(走行検出部材) 214 乗降仕切りバー(仕切り部材) 215 仕切り受けステー(受け部材) 216 仕切りスイッチ(仕切り判定部材)

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