技術分野
壁体とトンネルとの接合構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】せん断伝達を可能に躯体同士を接合した後、接続を解除してせん断伝達機能を持たない構造とすることを可能とした接合構造を提供する。
【解決手段】壁体23と、壁体23を貫通する既設トンネル11と、壁体23と既設トンネル11とを繋ぐ仮設せん断キー4とを備える接合構造3である。仮設せん断キー4は、壁体23に定着された筒体41と、筒体41に挿入された補剛材43とを有している。筒体41は、トンネルの内面に開口しており、補剛材43は、筒体41から既設トンネル11の内空側に抜取り可能である。
【選択図】図4
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
土留壁は、土水圧等の荷重を既設トンネルに伝達できるよう既設トンネルに固定した状態で施工する。躯体同士(土留壁と既設トンネル)の固定方法としては、せん断キーとなる鋼材を埋め込むことにより行うのが一般的である。一方、既設トンネルと土留壁とを剛結合すると、トンネル軸方向の変位が拘束されるため、耐震性を確保できない場合がある。トンネルと壁体が軸方向に相対変位可能な構造(トンネルと壁体との間でせん断力が伝達し難い構造)とすれば、耐震性は向上する。したがって、完成時には躯体同士の接続を解除する必要がある。しかし、コンクリートに直接埋め込んだせん断キー(鋼材)を撤去するのは困難である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記課題を解決するための本発明は、壁体と、壁体を貫通するトンネルと、前記壁体と前記トンネルとを繋ぐ仮設せん断キーとを備える接合構造であって、前記仮設せん断キーは、壁体に定着された筒体と、前記筒体に挿入された鋼棒からなる補剛材と、前記トンネルの覆工に固定された受台と、前記筒体と連通するように前記受台に固定された筒状ソケットとを有し、前記筒体は、前記覆工に形成された貫通孔と連通することで前記トン・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の接合構造によれば、せん断伝達が可能となるように躯体同士を接合した後、接続を解除してせん断伝達機能を持たない構造とすることが可能となる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本実施形態のトンネル拡幅部を示す断面図である。
【図2】
トンネル拡幅部の一部を示す縦断図である。
【図3】
接合構造の断面図である。
【図4】
接合構造を示す図であって、(a)は図3のIVA-IVA断面図、(b)は(a)のIVB-IVB断面図である。
【図5】
環状トンネルの施工状況を示す断面図である。
【図6】
止水構造を示す図であって、(a)は縦断図、(b)は(a)のVIB-VIB断面図である。
1 トンネル拡幅部
11 既設トンネル
12 小断面トンネル
13 外殻
14 覆工主桁
15 スキンプレート
2 発進基地
21 環状トンネル
22 円筒外殻部
23 壁体
3 接合構造
4 仮設せん断キー
41 筒体
42 筒状ソケット
43 補剛材
44 フランジ
45 スパイラル筋
46 留めネジ
5 受台
51 取付孔
52 ネジ孔
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