特許7807152IP Force 特許公報全文掲載

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この出願は、フィブリン及びフィブリノーゲン分解産物(FDP)、例えば、D-ダイマー、断片DD、及び断片Dと高い結合親和性で特異的に結合し、且つ断片E及びフィブリノーゲンとは結合しない、抗D-ダイマー組換え抗体に関する。本発明はまた、前記組換え抗体を用いる、試料中のD-ダイマー及びFDP断片の検出のための方法及びアッセイ

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の第1の態様は、フィブリン及びフィブリノーゲン分解産物(FDP)である、D-ダイマー、断片DD、及び断片Dと特異的に結合する抗D-ダイマー組換え抗体に関し、それは、断片E及びフィブリノーゲンと結合しない。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 フィブリノーゲンを形成するフィブリンモノマーの集合体の概略図である。トロンビンは、フィブリン又はフィブリノーゲンに作用して、α鎖及びβ鎖からEドメインにおけるフィブリノペプチドを遊離させ、その結果として、フィブリンのねじれ型連結と考えられるフィブリノーゲンへのフィブリンのポリマー化を生じる。FXIIIaは、イソペプチド結合を形成することによりα-α鎖及びγ-γ鎖を架橋することにより原線維を安定化させる。セリンプロテアーゼのプラスミンは、フィブリンを消化して、断片X(280kDa)、Y(150kDa)、D(94kDa)、及びE(50kDa)を生じる。FXIIIaによる架橋のせいで、架橋型フィブリンの消化は、様々なサイズの様々な産物を生じ、それらのうちの最も小さいものは、D-ダイマー(240kDa)である。D-ダイマーのDドメイン及びEドメインは、尿素抽出により分離することができ、その結果として、断片DD(190kDa)及びE(50kDa)を生じる。
【図2】 還元条件下(R)及び非還元条件下(N又はNR)での本発明の組換え抗体についてのSDS-PAGE結果を示す図であり、ただし、抗体#4及び#6を例外とし、#6については、代わりにCE-SDSの結果が示されている。
【図3】 抗体#9及び#12についての代表的な光散乱法データを示す図である。A280トレースピークは、各ピークの測定値モル質量により交差しており、各ピークにわたる平らなモル質量データは、単分散試料を示している。#9:推定質量=48.8kDa、測定質量=48.3±1% kDa、Mw/Mn=1.001。#12:推定質量=103kDa、測定質量=105±4% kDa、Mw/Mn=1.000。全ての組換え抗D-ダイマー抗体は、単分散のピークを示した(データ未呈示)。
【図4】 結合研究に用いられた精製FDPを示す図である。
【図5】 組換え抗体#12の断片DD、D、E、及びフィブリノーゲンとの結合親和性の比較を示すグラフである。フィブリン由来の断片DD(A)とフィブリノーゲン由来の断片D(B)の両方は、Octet BLIプラットフォームを用いた場合の抗体#12との結合を示す。断片E(C)もフィブリノーゲン(D)のどちらも、抗体#12との結合を示さない。
【図6】 血漿試料中のD-ダイマーの存在が、ACL TOP凝固分析器におけるHemosIL DDHS500とQ SMARTシステムにおける様々な抗体との間でよく相関していることを示すグラフである。A)は、公知の8D3ハイブリドーマ由来抗体を用いた線形相関を示し、B)は、IgG1抗体(#6)との線形相関を示し、C)は、IgG2a(#5)との線形相関を示し、並びにD)は、IgG2a #5のペプシン消化されたF(ab')2を用いた線形相関を示す。
【図7】 A)様々なD-ダイマーが存在する血漿試料に関する、Grifols社Q SMARTシステムを用いた#12及びD-ダイマーと、HemosIL DDHS550を用いたACL TOP凝固分析器との間の線形相関、並びにB)Q SMARTシステムにおいて#12又はハイブリドーマ8D3 mAbを用いて血漿試料中に存在するD-ダイマーを分析した場合の線形相関を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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