特許7810835IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

熱エネルギー出力システム、および、熱エネルギー出力システムの制御方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】効果的な運用コストの削減が実現可能な熱エネルギー出力システムの提供。
【解決手段】実施形態の熱エネルギー出力システム10は、燃焼ボイラー11と、電熱ボイラー12と、出力ライン13と、制御部14と、を備えている。燃焼ボイラー11と電熱ボイラー12とは、出力ライン13に並列に接続されており、電熱ボイラー12は、蓄熱部122、蓄熱部122を加熱する加熱部121、および、蓄熱部122から熱を出力させる出力部123、を含み、電熱ボイラー12は、蓄熱部122の加熱と蓄熱部122からの熱の出力とを同時に実施可能に構成されており、制御部14は、燃焼ボイラー11に単位熱エネルギーを出力させるのに必要な燃料費用と電熱ボイラー12に単位熱エネルギーを出力させるのに必要な電力費用とを比較して、燃料費用よりも電力費用が低い場合に電熱ボイラー12を稼働させる制御を実施するように構成されている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に開示されている蒸気プラントは、単一の蒸気ボイラーを備えるものであり、単一の燃料供給源から供給される燃料から蒸気を生成するために使用されている。従って、蒸気プラントにおいて蒸気の生成に必要なコストは、燃料の価格に関連付けられる。すなわち、蒸気プラントの運用コストは燃料の価格に拘束される。蒸気プラントの運用コストの削減がし難い場合があると考えられる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の、熱エネルギー出力システムは、燃焼ボイラーと、電熱ボイラーと、前記燃焼ボイラーおよび前記電熱ボイラーからの熱出力を外部に出力する出力ラインと、前記燃焼ボイラーおよび前記電熱ボイラーの稼働を制御する制御部と、を備えている。前記燃焼ボイラーと前記電熱ボイラーとは、前記出力ラインに並列に接続されており、前記電熱ボイラーは、蓄熱部、前記蓄熱部を加熱する加熱部、および、前記蓄熱部から熱を出力さ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の実施形態によれば、熱エネルギー出力システムは、出力ラインに対して並列に接続された、使用されるエネルギー源が異なる複数のボイラー(燃焼ボイラーおよび電熱ボイラー)を備えている。燃焼ボイラーは供給される燃料を燃焼させることによって熱を生成し、電熱ボイラーは供給される電力によって発熱体を発熱させることで熱を生成する。燃焼ボイラーおよび電熱ボイラーの稼働を制御する制御部は、単位熱エネルギーを生成するのに必要な燃料費用と電力費用とを比較して、燃料費用よりも電力費用が低い場合に電熱ボイラーを稼働させる制御を実施するように構成されている。すなわち、実施形態の熱エネルギー出力システムでは、ボイラーによる熱エネルギー出力(熱出力)の生成において燃料および電力が併用され、燃料および電力のより安価な方がエネルギー源として使用され、運用コストの効果的な削減が実現され得る。

また、本発明の実施形態によれば、熱エネルギー出力システムにおける電熱ボイラーは、熱を蓄える蓄熱部、蓄熱部を加熱する加熱部、および、蓄熱部から熱を出力させる出力部、を備えている。具体的には、電熱ボイラーは、加熱部による蓄熱部の加熱と、出力部による前記蓄熱部からの熱の出力とが同時に実施可能に構成されている。従って、供給される電力をより効率的に熱出力の生成に利用することが可能であり、熱エネルギー出力システムにおけるより運用コストの効果的な削減が実現され得る。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の熱エネルギー出力システムの概略構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の熱エネルギー出力システムにおける制御部によって実施される、制御方法の概要を説明するフローチャート。
【図3】 本発明の熱エネルギー出力システムにおける制御部によって実施される、電力の購入計画の策定を説明するフローチャート。
【図4】 本発明の熱エネルギー出力システムにおける制御部によって実施される、運転計画の策定を説明するフローチャート。

代表図 図1本件の代表的な図

10 熱エネルギー出力システム 11 燃焼ボイラー 12 電熱ボイラー 13 出力ライン 14 制御部 110 燃料供給ライン 111 燃焼装置 120 電力供給ライン 121 加熱部 122 蓄熱部 123 出力部 123c 熱汲出回路 FPS 燃料価格情報提供システム EPS 電力価格提供システム EAS 電力需給調整システム MS 媒体供給源 MSL1、MSL2 媒体ライン MP 熱エネルギー利用プラント MPMS 管理システム

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