特許7826429IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

火災に対して放水する旋回ノズルを備えた消火設備の放水方法、消火設備

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このような施設、例えば野球場のフィールド部内の端の方で火災が発生した際に、旋回ノズルを火災発生場所の火災に向けて放水すると、放水の一部がスタンド(客席部)にもかかってしまう場合がある。 一方、スタンドにいる人からするとフィールド部とはフェンス等によってエリアが分けられていたり、階層が違っていたりするため、発生している火災に対して危機感が少なく、野次馬となって、スタンドから火災を見るためスタンドにおけるフィールド部側に集まることが考えられる。 この状況で放水を開始すると、スタンドにいる人に放水した水の一部がかかってしまい、放水による被害が発生する可能性があるという課題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)本発明に係る消火設備の放水方法は、競技や演技等を行うフィールド部と、該フィールド部の競技や演技等を観るための客席部とに区分された施設に設置され、前記フィールド部を防護範囲として該防護範囲に生じた火災に対して放水する旋回ノズルを備えた消火設備の放水方法であって、 火災が発生して放水を開始する際には、火災発生場所とは関係なく、前記フィールド部であって前記客席部から離れた位置に、位置をずらし・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明においては、火災が発生して放水を開始する際には、火災発生場所とは関係なく、前記フィールド部であって前記客席部から離れた位置に、位置をずらして放水するずらし放水工程と、該ずらし放水工程の後、放水を継続した状態で火源に向かって旋回して火源に対して放水する本放水工程と、を備えたことにより、ずらし放水をすることで客席部にいる人に対して放水が始まったことを認知させ、さらに放水を継続したまま火源に向かって旋回するので、フィールド寄りの客席部にいる人に対して放水が近づくことを認識させ、放水によって濡れたり怪我をしたりしないように避難を促すことができる。
また、本発明においては、火災が発生して放水を開始する際には、火災発生場所とは関係なく、前記吹き抜け部の床部であって前記階層構造部から離れた位置に、位置をずらして放水するずらし放水工程と、該ずらし放水工程の後、放水を継続した状態で火源にむかって旋回して火源に対して放水する本放水工程と、を備えたことにより、ずらし放水をすることで階層構造部にいる人に対して放水が始まったことを認知させ、さらに放水を継続したまま火源に向かって旋回するので、吹き抜け寄りの階層構造部にいる人に対して放水が近づくことを認識させ、放水によって濡れたり怪我をしたりしないように避難を促すことができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態1に係る消火設備の放水方法を説明するための図であって、競技場のフィールド部を防護範囲とした場合の放水範囲を示す図である。
【図2】 実施の形態1における旋回ノズルのずらし放水位置と本放水位置の一例を示す図である。
【図3】 実施の形態2に係る消火設備の要部構成のブロック図である。
【図4】 実施の形態2に係る消火設備の本放水における放水方法の一例の説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 フィールド部 3 客席部 5 競技場 7 旋回ノズル 9 消火設備 11 火災探査装置 13 制御部

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