特許7837653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

膜電極接合体及び氷点下始動性評価方法に関し、さらに詳しくは、氷点下環境からの始動性に優れた膜電極接合体、及び、このような氷点下始動性を評価するための氷点下始動性評価方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明が解決しようとする課題は、他の特性を著しく損なうことなく、氷点下始動性を向上させることが可能な膜電極接合体を提供することにある。 また、本発明が解決しようとする他の課題は、氷点下始動性を正確に評価することが可能な氷点下始動性評価方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために本発明に係る膜電極接合体は、以下の構成を備えている。 (1)前記膜電極接合体は、 プロトン伝導性を有する樹脂(A)を含む電解質膜と、 前記電解質膜の一方の面に接合されたカソード触媒層と、 前記電解質膜の他方の面に接合されたアノード触媒層と を備えている。 (2)前記カソード触媒層は、 導電性担体(B)に触媒粒子(B)が担持された電極触媒(B)と、 ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

凍結させた固体高分子形燃料電池に無加湿の燃料ガス及び酸化剤ガスを供給し、発電を行うと、発電中の電流量から生成水量を算出することができる。この時の生成水量は、氷点下始動性の指標となる。一般に、生成水量が少ないことは、氷点下始動時に触媒層内の空隙が生成水の凍結によって閉塞しやすいことを表す。一方、生成水量が多くなるほど、氷点下始動性に優れることを表すが、生成水量が過剰になると、特に、高温域での燃料電池特性が低下するおそれがあることを表す。
そのため、生成水量が所定の範囲内となるように、カソード触媒層内の空隙量を最適化すると、他の特性を著しく損なうことなく、氷点下始動性を向上させることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 氷点下始動加速試験の結果の一例を示す図である。
【図2】 図2(A)は、触媒層断面の画像である。図2(B)は、図2(A)の画像の閾値の階調を、空隙部と見なせる箇所が黒くなるまで上げた画像である。図2(C)は、図2(B)の画像の閾値の階調を、カーボン断面と見なせる箇所が黒くなる直前の値まで下げた画像である。図2(D)は、図2(C)の画像の空隙部に残った白い箇所を黒く塗りつぶした二値化画像である。
【図3】 空隙量と生成水量との関係を示す図である。
【図4】 タップ密度と空隙量との関係を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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