技術分野
低誘電正接、大粒子酸化チタン組成物に関する。より詳しくは、高周波材料における誘電体フィラー等として利用可能な低誘電正接、大粒子酸化チタン組成物
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
上述のとおり、誘電体の材料について種々の提案がされているが、誘電正接が十分に低いものとはいえず、より誘電正接が低いフィラーが求められている。また高周波領域での信号の伝送損失を十分に低減するためには樹脂に高濃度で配合できることも重要であり、そのためには粒子径の大きいものが求められる。特許文献2~4には樹脂に添加する誘電フィラーとして酸化チタンが記載されているが、10μm以上の粒子径の酸化チタンを添加した例はない。特許文献5、6には酸化チタンの製造方法が記載されているが、製造されているのは粒子径の小さいものであり、10μm以上の粒子径の酸化チタンを製造した例はない。特に樹脂を射出成型する場合には10~30μm程度の粒子径の大きいフィラーが一般に使用されるが、そのような粒子サイズが大きく、かつ誘電正接の低い誘電フィラーは知られていない。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、粒子サイズが大きく、かつ誘電正接の低い誘電フィラーについて検討し、酸化チタンとSi、Al及びWからなる群より選択される元素の単体及び/又は化合物とを含む造粒物を製造し、該造粒物を1050~1300℃の温度で焼成することで粒子サイズが大きく、かつ誘電正接の低い酸化チタン組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の酸化チタン組成物は、誘電正接の低い材料であり、かつ粒子サイズが大きいことから樹脂に高濃度で配合することが可能であり、樹脂材料の誘電正接を低下させる誘電フィラーとして好適に用いることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
実施例1で得られた酸化チタン組成物のSEM観察結果を示した図である。
【図2】
実施例1で得られた酸化チタン組成物、比較例2及び3で得られた酸化チタンの粒度分布を示した図である。
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録