特許7865453IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

パワーコンディショナの周波数を制御する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

電力系統の系統事故の発生によりパワーコンディショナ(具体的には、インバータ)から出力される交流電力の周波数が低下した場合を考える。この場合、交流電力の周波数の低下に伴って交流電力が上昇し、交流電力がインバータの定格電力を超えることが想定される。更に、インバータの特性上、インバータの出力電圧と周波数の比率は一定になるように制御される。例えば、交流電力の周波数が低下した場合、インバータの特性により、インバータの出力電圧も低下する。その一方で、交流電力は上昇することから、インバータの出力電流は過電流状態となる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の第1の観点は、パワーコンディショナに関連する。パワーコンディショナは、バッテリから出力される直流電力を交流電力に変換して、電力系統に交流電力を供給するインバータと、インバータを制御する制御装置と、を備えている。制御装置は、交流電力と目標電力との差分である差分電力に基づいて、交流電力の周波数変化量を算出する。また、制御装置は、周波数変化量が閾値未満となるように周波数変化量を補正するため・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、交流電力と目標電力との差分である差分電力に基づいて、交流電力の周波数変化量が算出される。そして、周波数変化量が閾値未満となるように周波数変化量を補正するための補正量が算出される。更に、周波数変化量と補正量との差分にインバータの定格周波数を加算して得られる周波数が目標周波数として設定され、交流電力の周波数を目標周波数に近づけるようにインバータに対する指示が出される。これにより、インバータから出力される交流電力の周波数が変動した場合、交流電力の周波数が補正されるとともに、差分電力が小さくなるように交流電力も補正される。従って、インバータから出力される出力電流が過電流状態となるのを抑制することができ、電力系統を安定化させることが可能となる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 電力変換システムの概要を説明するための図である。
【図2】 実施の形態に係る制御装置の具体例を示す説明図である。
【図3】 実施の形態に係る制御装置の具体例を示す説明図である。
【図4】 実施の形態に係る制御装置の処理例を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態に係るインバータの出力結果例を示す説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1…電力変換システム、10…パワーコンディショナ、11…バッテリ、12…インバータ、20…変圧器、30…電力系統、100…制御装置、101…VSG制御、102…周波数制御、103…電圧制御

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