特許7867030IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

中空粒子及びその製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、中空粒子を構成するシェルの内壁に複数の突起を備えた中空粒子及びその製造方法に関する。本発明の中空粒子は、塗料組成物、化粧料、紙被覆組成物、断熱性組成物、光拡散性組成物、光拡散フィルム等の用途に適している。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の中空粒子は、空域による光散乱が十分とはいえず、特に可視光から近赤外光の拡散性が不十分であった。その結果、遮熱性を向上させる材料としては十分な性能を有していなかった。また、特許文献2及び3に記載の中空粒子は、特許文献1よりも光散乱が改善されているが、近赤外光の拡散性が不十分であった。そのため、より光拡散性の向上した中空粒子が求められていた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

かくして本発明によれば、非多孔性のシェルと、前記シェルにより区画された空域とを備え、前記シェルは、その内壁に複数の突起を有し、前記複数の突起が、互いに連結している中空粒子であり、 前記中空粒子が、0.02~0.5のW/V(Wは、複数の突起の平均幅を、Vは、中空粒子の体積平均粒子径を意味する)を有することを特徴とする中空粒子が提供される。 また、本発明によれば、中空粒子の製造方法で・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、優れた光拡散性(特に可視光及び近赤外光の光散乱性)を有する中空粒子を提供できる。
また、以下のいずれかの場合、より優れた光拡散性を有する中空粒子を提供できる。
(1)中空粒子が、1.0~50μmの体積平均粒子径を有し、シェルが、架橋樹脂から構成される。
(2)架橋樹脂が、ビニル系単官能単量体とビニル系架橋性単量体とに由来し、ビニル系単官能単量体とビニル系架橋性単量体とが、(メタ)アクリル酸エステルである。
(3)中空粒子が、可視光及び近赤外光を反射する性質を有する。
(4)中空粒子が、塗料組成物、化粧料、紙被覆組成物、断熱性組成物、光拡散性組成物及び光拡散フィルムから選択される用途に使用される。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例1~4の中空粒子の表面写真(3000倍)及び断面写真(3000倍及び1000倍)である。
【図2】 実施例5~8の中空粒子の表面写真(3000倍)及び断面写真(3000倍及び1000倍)である。
【図3】 実施例9及び比較例1~3の中空粒子の表面写真(3000倍)及び断面写真(比較例1は3000倍及び1000倍、比較例1及び2は3000倍)である。
【図4】 紫外可視近赤外光の反射特性評価における実施例及び比較例の各中空粒子を含む塗膜の各波長に対する光反射率を示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

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