特許7872293IP Force 特許公報全文掲載

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試料分析のための電気泳動の分野に関し、エピタコフォレシスのための装置および方法による、試料の選択的分離、検出、抽出、単離、精製、および/または(予備)濃縮による生物学的試料の分析

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【図1】 エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の概略図を提供している。
【図2A】 エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の平面図の概略図を提供している。図2Aにおいて、符号1~7は、以下を指す:1.外側円形電極;2.終端電解質リザーバ;3.任意にゲル内に含まれ、または終端電解質から流体力学的に分離された先行電解質;4.先行電解質電極/収集リザーバ;5.中心電極;6.電源;および7.試料イオンが間に集束された先行電解質と終端電解質との境界;記号rおよびdは、それぞれLE/TE境界によって移動される先行電解質リザーバ半径および距離を表すために使用される。
【図2B】 エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の側面図の概略図を提供している。図2Bにおいて、符号1~8は、以下を指す:1.外側円形電極;2.終端電解質リザーバ;3.任意にゲル内に含まれ、または終端電解質から流体力学的に分離された先行電解質;4.先行電解質電極/収集リザーバ;5.中心電極;6.電源;7.試料イオンが集束された先行電解質と終端電解質との境界;および8.底部支持体;記号rおよびdは、それぞれLE/TE境界によって移動される先行電解質リザーバ半径および距離を表すために使用される。
【図3】 エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の概略図を提供している。
【図4】 エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の概略図を提供している。図4において、符号1~10は以下を指す:1.外側円形電極;2.終端電解質リザーバ;3.任意にゲル内に含まれ、または終端電解質から流体力学的に分離された先行電解質;4.先行電解質/収集リザーバへの開口部;5.中心電極;6.電源;7.試料イオンが集束された先行電解質と終端電解質との境界;8.底部支持体;9.先行電解質リザーバへの管接続装置;10.先行電解質リザーバ。
【図5】 先行電解質の充填と終端電解質の充填との間に試料が充填される、エピタコフォレシスを行うための例示的な装置の概略図を提供している。
【図6】 エピタコフォレシスを行うための装置の概略図を提供しており、記載された方程式について言及される。
【図7】 本発明の実施形態にかかる、エピタコフォレシスを使用して試料中の成分を濃縮するためのシステムを示している。
【図8】 本発明の実施形態にかかる、エピタコフォレシスを使用して試料中の成分を濃縮するためのシステムの分解図を示している。
【図9】 本発明の実施形態にかかる、エピタコフォレシスを使用して試料中の成分を濃縮するためのシステムの断面図を示している。
【図10A】 本発明の実施形態にかかるピペットチップを保持するための支持体を示している(底面図)。
【図10B】 本発明の実施形態にかかるピペットチップを保持するための支持体を示している(平面図)。
【図10C】 本発明の実施形態にかかるピペットチップを保持するための支持体を示している(平面図)。
【図10D】 本発明の実施形態にかかるピペットチップを保持するための支持体を示している(平面図)。
【図10E】 本発明の実施形態にかかるピペットチップを保持するための支持体を示している(平面図)。
【図11】 本発明の実施形態にかかる、試料から成分を濃縮するための例示的なプロセスのフローチャートである。
【図12】 本発明の実施形態にかかる測定システムを示している。
【図13】 本発明の実施形態にかかるコンピュータシステムを示している。
用語 本明細書で使用される場合、「等速電気泳動」という用語は、一般に、電界を使用して物質間(例えば、荷電粒子と溶液中の他の物質との間)の境界または界面を形成することによる荷電粒子の分離を指す。ITPは、一般に、複数の電解質を使用し、試料イオンの電気泳動移動度は、ITPのための装置に配置された先行電解質(LE)の電気泳動移動度よりも小さく、後行電解質(TE)の電気泳動移動度よりも大きい。先行電解質(LE)は、一般に、比較的高い移動度のイオンを含有し、後行電解質(TE)は、一般に、比較的低い移動度のイオンを含有する。TEおよびLEイオンは、目的の標的分析物イオンよりもそれぞれ低いおよび高い有効移動度を有するように選択される。すなわち、分析物イオンの実効移動度は、TEよりも高く、LEよりも低い。これらの標的分析物は、LEおよびTEイオン(すなわち、共イオン)と同じ電荷の符号を有する。印加された電場は、LEイオンをTEイオンから遠ざけ、TEイオンを後方に引き寄せる。移動界面は、隣接および連続するTE領域とLE領域との間に形成される。これは、(典型的にはLEの低電界からTEの高電界までの)電界勾配の領域を形成する。TE中の分析物イオンは、TEイオンを追い越すが、LEイオンを追い越すことができず、TEとLEとの間の界面に蓄積することができる(「集束」または「集束領域」を形成する)。あるいは、LE中の標的イオンは、LEイオンによって追い越され、界面にも蓄積する。LEおよびTE化学の賢明な選択により、ITPは、かなり一般に適用可能であり、TEおよびLE電解質のいずれかまたは両方に最初に溶解した試料によって達成され得、非常に低い電気伝導率のバックグラウンド電解質を必要としなくてもよい。 本明細書で使用される場合、「エピタコフォレシス」という用語は、一般に、本明細書に記載の円形/同心および/または多角形装置の使用などによって、円形または回転楕円形および/または同心装置および/または円形および/または同心電極構成を使用して実行される電気泳動分離の方法を指す。エピタコフォレシス中に使用される円形/同心または別の多角形構成に起因して、従来の等速電気泳動装置とは異なり、断面積は、イオンおよび領域の移動中に変化し、領域移動の速度は、断面積の変化に起因して時間的に一定ではない。したがって、エピタコフォレシス構成は、領域が一定の速度で移動する従来の等速泳動の原理に厳密に従わない。本明細書に示されるこれらの有意差にもかかわらず、エピタコフォレシスは、異なる電気泳動移動度を有し得る材料間(例えば、荷電粒子と溶液中の他の材料との間)の境界または界面を形成するために電界を使用することによって荷電粒子を効率的に分離および集束するために使用され得る。LEおよびTEは、ITPを用いた使用について記載されているように、エピタコフォレシスにも使用され得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスは、定電流、定電圧、および/または定電力を使用して行われ得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスは、変化する電流、変化する電圧、および/または変化する電力を使用して行われ得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスは、本明細書に記載されるようにエピタコフォレシスの基本原理が達成され得るように、その形状が一般に円形または球状として説明され得る装置および/または電極の配置の文脈内で行われ得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスは、本明細書に記載されるようにエピタコフォレシスの基本原理が達成され得るように、その形状が一般に多角形として説明され得る装置および/または電極の配置の文脈内で行われ得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスは、円形の形状に配置された電極および/または多角形の形状に配置された電極などの電極の任意の非線形の連続的な配置によって行われ得る。 本明細書で使用される場合、「インビトロ診断用途(IVD用途)」、「インビトロ診断方法(IVD方法)」、「インビトロ診断アッセイ」などの用語は、一般に、被験者、任意にヒト被験者の疾患の同定などの診断および/またはモニタリング目的で試料を評価し得る任意の用途および/または方法および/または装置を指す。いくつかの実施形態において、前記試料は、被験者および/または試料からの核酸および/または標的核酸を含んでもよく、任意にさらに、前記核酸は、尿試料に由来する。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシス装置は、インビトロ診断装置として使用され得る。いくつかの実施形態において、エピタコフォレシスによって濃縮/富化/単離/精製された標的分析物は、下流のインビトロ診断アッセイにおいて使用され得る。いくつかの実施形態において、インビトロ診断アッセイは、核酸配列決定、例えばDNA配列決定、例えばRNA配列決定を含み得る。いくつかの実施形態において、IVDアッセイは、遺伝子発現プロファイリングを含み得る。いくつかの実施形態において、インビトロ診断方法は、これらに限定されないが、以下のうちのいずれか1つまたは複数であり得る:染色、免疫組織化学的染色、フローサイトメトリ、FACS、蛍光活性化液滴ソーティング、画像分析、ハイブリダイゼーション、DASH、分子ビーコン、プライマー伸長、マイクロアレイ、CISH、FISH、ファイバFISH、定量的FISH、フローFISH、比較ゲノムハイブリダイゼーション、ブロッティング、ウエスタンブロッティング、サザンブロッティング、イースタンブロッティング、ファーウエスタンブロッティング、サウスウエスタンブロッティング、ノースウエスタンブロッティング、およびノーザンブロッティング、酵素アッセイ、ELISA、リガンド結合アッセイ、免疫沈降、ChIP、ChIP-seq、ChIP-ChiP、ラジオイムノアッセイ、蛍光偏光、FRET、表面プラズモン共鳴、フィルタ結合アッセイ、アフィニティクロマトグラフィ、免疫細胞化学、遺伝子発現プロファイリング、DNAプロファイリングPCR、DNAマイクロアレイ、遺伝子発現の連続分析、リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応、ディファレンシャルディスプレイPCR、RNA-seq、質量分光分析、DNAメチル化検出、音響エネルギー、リピドミックベースの分析、免疫細胞の定量化、癌関連マーカーの検出、特定の細胞型のアフィニティ精製、DNA配列決定、次世代配列決定、癌関連融合タンパク質の検出、および化学療法抵抗性関連マーカーの検出。 本明細書で使用される場合、「先行電解質」および「先行イオン」という用語は、一般に、ITPおよび/またはエピタコフォレシス中に使用される目的の試料イオンおよび/または後行電解質のものと比較して、より高い有効電気泳動移動度を有するイオンを指す。いくつかの実施形態において、アニオン性エピタコフォレシスで使用するための先行電解質は、これらに限定されないが、例えば、ヒスチジン、TRIS、クレアチニンなどの適切な塩基によって所望のpHに緩衝された塩化物、硫酸塩および/またはギ酸塩を含み得る。いくつかの実施形態において、カチオン性エピタコフォレシスで使用するための先行電解質は、これらに限定されないが、酢酸塩またはギ酸塩とともにカリウム、アンモニウムおよび/またはナトリウムを含み得る。いくつかの実施形態において、先行電解質の濃度の上昇は、試料領域の比例的な増加および所与の印加電圧に対する電流(電力)の対応する増加をもたらし得る。典型的な濃度は、一般に、10~100mMの範囲であり得る。しかしながら、より高いまたはより低い濃度が使用されてもよい。 本明細書で使用される場合、「後行電解質」、「後行イオン」、「終端電解質」、および「終端イオン」という用語は、一般に、ITPおよび/またはエピタコフォレシス中に使用される目的の試料イオンおよび/または先行電解質の電気泳動移動度と比較して、より低い有効電気泳動移動度を有するイオンを指す。いくつかの実施形態において、カチオン性エピタコフォレシスで使用するための後行電解質は、これらに限定されないが、MES、MOPS、酢酸塩、グルタミン酸塩、ならびに弱酸および低移動度アニオンの他のアニオンを含み得る。いくつかの実施形態において、アニオン性エピタコフォレシスで使用するための後行電解質は、これらに限定されないが、エピタコフォレシス中に任意の弱酸によって形成される移動する境界における反応ヒドロキソニウムイオンを含み得る。 本明細書で使用される場合、「集束領域」という用語は、一般に、エピタコフォレシスを実施した結果として濃縮された(「集束された」)成分を含む溶液の体積を指す。成分は、標的分析物、またはETPにおいて印加される電圧によって影響を受けるイオン成分を有する任意の分子を含み得る。集束領域は、装置から収集または除去されてもよく、前記集束領域は、富化および/または濃縮された量の所望の試料、例えば標的分析物、例えば標的核酸を含んでもよい。本明細書に記載のエピタコフォレシス方法では、標的分析物は、一般に、装置の中心、例えば、円形または回転楕円形または他の多角形の装置に集束される。 本明細書で使用される場合、「バンド」および「ETPバンド」という用語は、一般に、電気泳動(例えば、等速電気泳動またはエピタコフォレシス)移動中に他のイオン、分析物、または試料とは別個に移動するイオン、分析物、または試料の領域(例えば、集束領域)を指す。エピタコフォレシス装置内の集束領域は、代替的に「ETPバンド」と呼ばれることがある。いくつかの実施形態において、ETPバンドは、1つまたは複数のタイプのイオン、分析物、および/または試料を含み得る。いくつかの例において、ETPバンドは、試料中に存在する他の物質からの分離、例えば細胞残屑からの標的核酸の分離が望ましい単一の種類の分析物を含み得る。いくつかの例において、ETPバンドは、1つを超える標的分析物、例えば配列が非常に類似したポリペプチドまたは核酸配列、例えば対立遺伝子変異体を含み得る。いくつかの例において、ETPバンドは、同様のサイズまたは電気泳動移動度の異なる分析物を含み得る。そのような場合、1つを超える標的分析物は、例えば前記1つを超える分析物の分離を促進する異なる条件下で、更なるETP実行によって分離されてもよく、および/または前記1つを超える分析物は、本明細書に記載されるものなどの分析物の分離のための当該技術分野において公知の他の技術によって分離されてもよい。いくつかの実施形態において、ETPバンドは、収集され、任意に、1つまたは複数のETPベースの単離/精製および収集後に更なる分析に供し得る。いくつかの実施形態において、ETPバンドは、例えばETP実行の一部として、ETPベースの単離/精製および任意に収集を受けているまたは受けた1つまたは複数の標的分析物を含み得る。 本明細書で使用される「標的核酸」という用語は、検出、測定、増幅、単離、精製、および/またはさらなるアッセイおよび分析の被験者となる任意の核酸を意味することを意図している。標的核酸は、任意の一本鎖および/または二本鎖核酸を含み得る。標的核酸は、単離された核酸断片として存在することができるか、またはより大きな核酸断片の一部とすることができる。標的核酸は、培養微生物、未培養微生物、複合生物学的混合物、生物学的試料を含む試料、尿試料、組織、血清、古いまたは保存された組織または試料、環境単離株などの本質的に任意の供給源から誘導または単離され得る。さらに、標的核酸は、cDNA、RNA、ゲノムDNA、クローニングされたゲノムDNA、ゲノムDNAライブラリ、酵素的に断片化されたDNAもしくはRNA、化学的に断片化されたDNAもしくはRNA、物理的に断片化されたDNAもしくはRNAなどを含むか、またはそれらに由来する。いくつかの実施形態において、標的核酸は、全ゲノムを含み得る。いくつかの実施形態において、標的核酸は、試料および/または生物学的試料、例えば尿試料の全核酸含有量を含み得る。標的核酸は、例えば単純なもしくは複雑な混合物を含む、様々な異なる形態または実質的に精製された形態となることができる。例えば、標的核酸は、他の成分を含有する試料の一部とすることができるか、または試料の唯一のもしくは主要な成分とすることができる。また、標的核酸は、既知または未知の配列のいずれかを有することができる。 本明細書で使用される「標的微生物」という用語は、血液、血漿、他の体液、生物学的試料などの試料、および/または組織、例えば感染症状または疾患に関連するものに見られる任意の単細胞または多細胞微生物を意味することを意図している。例えば、細菌、古細菌、真核生物、ウイルス、酵母、真菌、原生動物、アメーバおよび/または寄生虫が挙げられる。さらにまた、「微生物」という用語は、一般に、疾患が言及されているかまたは疾患を引き起こす微生物が言及されているかにかかわらず、疾患を引き起こし得る微生物を指す。 本明細書で使用される場合、「バイオマーカー」または「目的のバイオマーカー」という用語は、正常もしくは異常な過程、または症状もしくは疾患(癌など)の徴候である組織、血液、血漿、尿、および/または他の体液中に見られる生物学的分子を指す。バイオマーカーが使用されて、身体が疾患または症状の処置にどの程度よく応答するかを確認し得る。癌の文脈において、バイオマーカーは、体内の癌の存在を示す生物学的物質を指す。バイオマーカーは、腫瘍によって分泌される分子、または癌の存在に対する身体の特異的応答であり得る。遺伝子バイオマーカー、エピジェネティックバイオマーカー、プロテオミクスバイオマーカー、グリコームバイオマーカーおよびイメージングバイオマーカーは、癌の診断、予後診断および疫学のために使用され得る。そのようなバイオマーカーは、血液、血清、および/または尿などの非侵襲的に収集された体液でアッセイされ得る。バイオマーカーは、診断薬(例えば、初期癌を同定するため)および/または予後診断薬(例えば、癌がどの程度侵攻性であるかを予測するため、および/または被験者が特定の処置にどのように応答するかおよび/または癌がどの程度再発する可能性があるかを予測するため)として有用であり得る。 本明細書で使用される「試料」という用語は、1つまたは複数の標的分析物を含むかまたは含むと推定される検体または培養物(例えば、微生物培養物)を含む。「試料」という用語はまた、生物学的、環境的、および化学的試料、ならびには分析が所望される任意の試料を含むことを意味する。試料は、合成起源の検体を含み得る。試料は、1つまたは複数の微生物が由来し得る任意の供給源からの1つまたは複数の微生物を含み得る。試料としては、これらに限定されないが、全血、皮膚、血清、血漿、臍帯血、絨毛膜絨毛、羊水、脳脊髄液、髄液、洗浄液(例えば、気管支肺胞上皮、胃、腹膜、管、耳、関節鏡視下)、組織試料、生検試料、尿、糞便、痰、唾液、鼻粘液、前立腺液、精液、リンパ液、胆汁、臓器、骨髄、涙液、汗、母乳、母体液、胚細胞、および胎児細胞が挙げられる。 本明細書で使用される「標的分析物」という用語は、検出、測定、分離、濃縮、単離、精製、および/または更なるアッセイおよび分析の被験者となる任意の分析物を意味することを意図している。いくつかの実施形態において、前記分析物は、任意のイオン、分子、核酸、バイオマーカー、タンパク質、細胞または細胞集団、例えば所望の細胞などであり得るが、これらに限定されず、さらなるアッセイにおけるその検出、測定、分離、濃縮および/または使用が望ましい。いくつかの実施形態において、標的分析物は、本明細書に記載の試料のいずれか、例えば尿試料に由来し得る。 「連通」という用語は、本明細書では、2つ以上の構成要素または要素間の構造的、機能的、機械的、電気的、光学的、熱的、または流体的関係、またはそれらの任意の組み合わせを示すために使用される。したがって、1つの構成要素が第2の構成要素と連通すると言われているという事実は、追加の構成要素が第1の構成要素と第2の構成要素との間に存在し得る、および/または第1の構成要素と第2の構成要素と動作可能に関連付けられもしくは係合され得る可能性を排除することを意図するものではない。 本明細書で使用される場合、「被験者」は、処置される哺乳動物の被験者(例えば、ヒト、げっ歯類、非ヒト霊長類、イヌ、ウシ、ヒツジ、ウマ、ネコなど)および/または試料が得られる被験者を指す。 エピタコフォレシス装置、システムまたは機械の文脈内で試料を「検出すること」は、装置全体の1つ、いくつか、または多くの点でその位置を検出することを含み得る。検出は、一般に、所望の装置、システム、または機械の機能、および前記装置、システム、または機械を使用して実行される方法に干渉しない任意の1つまたは複数の手段によって行われ得る。いくつかの実施形態において、検出は、例えば、導電率、抵抗率、電圧、電流などの検出による電気的検出の任意の手段を包含する。さらにまた、いくつかの実施形態において、検出は、電気的検出、熱的検出、光学的検出、分光学的検出、光化学的検出、生化学的検出、免疫化学的検出、および/または化学的検出のうちの任意の1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の標的分析物は、ETPベースの単離/精製および任意に前記1つまたは複数の標的分析物の収集中に検出され得る。さらに、ETP装置およびETPの方法の文脈内での試料検出は、米国特許出願第62/744,984号;米国特許出願公開第2020/0282392号明細書;およびPCT/EP2018/081049号およびPCT/EP2019/077714号にさらに記載されており、これらの全ての内容は、あらゆる目的のために本明細書に組み込まれる。 試料分析装置またはシステムでは、「試料収集体積」という用語は、分析中または分析後に、例えばロボット液体ハンドラによって収集することを意図した試料の体積を指す。エピタコフォレシスを行うための装置、またはそのような装置を含むシステムにおいて、試料収集体積は、エピタコフォレシス中またはエピタコフォレシス後の試料を含む収集を意図した体積である。いくつかの実施形態において、試料収集体積は、本明細書に記載の装置またはシステムの中央ウェルに配置され得る。いくつかの実施形態において、試料収集体積は、所望の試料の収集を可能にする任意の場所に配置され得る。いくつかの実施形態において、試料収集体積は、試料装填領域と先行電解質電極/収集リザーバとの間のどこであってもよい。試料収集体積は、装置またはシステムの任意の適切な領域、容器、ウェル、または空間によって構成され得る。いくつかの実施形態において、試料収集体積は、ウェル、膜、区画、バイアル、ピペットなどによって構成される。 本明細書で使用される場合、「ETPベースの単離/精製」という用語は、一般に、ETPを含む装置および方法、例えばETPを行い得る装置、例えばETPを行うことを含む方法を指し、ETPは、1つまたは複数の標的分析物を1つまたは複数の集束領域(例えば、1つまたは複数のETPバンド)に集束させ、それによって初期試料に含まれる他の物質から1つまたは複数の標的分析物を単離/精製する。「単離する」および「精製する」という用語は、互換的に使用されることに留意されたい。さらにまた、ETPベースの単離/精製は、一般に、前記1つまたは複数の標的分析物を含む1つまたは複数の集束領域(1つまたは複数のETPバンド)のその後の収集を可能にする。1つまたは複数のETPベースの単離/精製によってもたらされる1つまたは複数の標的分析物の単離/精製の程度は、他の物質からの1つまたは複数の標的分析物の任意の程度または量であり得る。いくつかの実施形態において、試料からの標的分析物のETPベースの単離/精製は、例えば、1つまたは複数の標的分析物を含むETP単離/精製試料の組成を判定するための分析技術によって測定した場合に、前記標的分析物の1%以下、1%以上、5%以上、10%以上、60%以上、15%以上、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、以上、65%以上、70%以上、85%以上、90%以上、95%以上、または99%以上の純度をもたらし得る。いくつかの実施形態において、試料からの標的分析物のETPベースの単離/精製は、標的分析物の1%以下、1%以上、5%以上、10%以上、15%以上、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、85%以上、90%以上、95%以上、または99%以上が元の試料から回収されることをもたらし得る。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の標的分析物、例えば1つまたは複数の核酸を単離/精製するために、1つまたは複数のETPベースの単離/精製が行われ得る。例えば、いくつかの例において、1つまたは複数の標的分析物を含む試料に対してETPベースの単離/精製が行われて、1つまたは複数の標的分析物を1つの集束領域(ETPバンド)に集束させ、1つまたは複数の標的分析物を元の試料に含まれる他の物質から実質的に分離し得る。試料は、ETP単離/精製後に収集されてもよく、単離/収集された試料は、さらに別のETPベースの単離/精製を受けてもよい。任意に、第2のETPベースの単離精製は、1つを超える標的分析物の場合に、1つまたは複数の標的分析物のそれぞれを別個の集束領域に単離するような条件からなってもよく、そのそれぞれは、任意に個別に収集され得、それによって、所望であれば、標的分析物を互いに分離する。 本明細書で使用される場合、「混合試料」という用語は、一般に、1つを超える供給源からの物質を含む試料を指す。 本明細書で使用される場合、用語「ETP上部マーカー」は、一般に、標的核酸と比較してサイズがより大きいおよび/または長さがより長い化合物または分子を指し、それにより、ETPベースの単離/精製およびその後の標的分析物の収集中、ETP上部マーカーは、標的分析物の収集を停止することができるカットオフ点を示す。例えば、蛍光標識された、またはそうでなければ検出可能に標識されたETP上部マーカーは、ETPベースの単離/精製中に単離/精製および収集される標的DNAよりも大きいようなサイズで生成され得る。ETPの実行全体にわたってマーカーをモニタリングすることにより、ユーザまたは自動化された機械は、マーカーが収集管に落下する前に実行を停止することができ、それにより、マーカーよりも小さいDNAを捕捉することができる一方で、より大きな汚染DNAは、上部マーカーの後ろに配置されるため除外される。さらに、ETP上部マーカー自体は収集されず、したがって、下流アッセイ、例えば1つまたは複数のIVDアッセイに干渉しないため、大量に様々な検出可能な標識とともに使用され得る。いくつかの例において、ETP上部マーカーは、1つまたは複数の標的分析物の単離/精製および収集された試料からのゲノムDNAの排除を助けるため、ETPベースの単離/精製方法において使用され得る。

代表図 図1本件の代表的な図

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