特許7872473IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

解毒剤及び解毒剤用キットに関し、詳しくは、一酸化炭素及びシアン化水素に対して解毒作用のある解毒剤とこの解毒剤を用事調製するための解毒剤用キット、および、解毒剤に使用できる新規包接錯体

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで、本発明は、生体内のCOとHCNを同時に無毒化するための解毒剤及び解毒剤キットおよび新規包接錯体を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、前記課題を解決するため、鋭意検討を行った。 特許文献2に記載の包接錯体は、中心金属原子の酸化状態が2価である状態でCOに対する結合親和性が高い。特許文献2の実施例1においても、中心鉄を3価から2価に還元して一酸化炭素除去剤を調製している(特許文献2の明細書段落0033参照)。 一方、特許文献3に記載の包接錯体は、中心金属原子の酸化状態が3価である状態でシアン化水素に対する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の解毒剤1,2によれば、生体内のCOとHCNを1回の投与で同時に無毒化することができる。
本発明の解毒剤用キット1,2は、保存安定性に優れ、また、簡易かつ迅速に解毒剤を用事調製することができ、緊急性の高い現場でも使用できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 試験例1において第1の包接錯体(hemoCDP(II)、参考例1)の自動酸化による紫外可視吸収スペクトルの経時変化の測定結果を示す図である。
【図2】 試験例1において第2の包接錯体(hemoCDI(II)、参考例2)の自動酸化による紫外可視吸収スペクトルの経時変化の測定結果を示す図である。
【図3】 試験例1において2つの包接錯体を混合したhemoCD-Twins(実施例1)の自動酸化による紫外可視吸収スペクトルの経時変化の測定結果を示す図である。
【図4】 試験例2において2つの包接錯体を混合したhemoCD-Twins(実施例1)にCOガス、NaCNを順次加えたときの紫外可視吸収スペクトルの変化を測定した結果を示す図である。
【図5】 試験例2において2つの包接錯体を混合したhemoCD-Twins(実施例1)にNaCN、COガスを順次加えたときの紫外可視吸収スペクトルの変化を測定した結果を示す図である。
【図6】 試験例3において、第1の包接錯体であるhemoCDP(II)(参考例1)を投与したマウスの尿の紫外可視吸収スペクトルと、この尿にCOガス導入した後の紫外可視吸収スペクトルと、さらにそこへ還元剤を添加した後の紫外可視吸収スペクトルの3つの紫外可視吸収スペクトルを表した図である。
【図7】 試験例3において、第2の包接錯体であるhemoCDI(II)(参考例2)を投与したマウスの尿の紫外可視吸収スペクトルと、この尿にCOガス導入した後の紫外可視吸収スペクトルと、さらにそこへ還元剤を添加した後の紫外可視吸収スペクトルの3つの紫外可視吸収スペクトルを表した図である。
【図8】 試験例3において、hemoCDP(II)とhemoCDI(II)を混合したhemoCD-Twins(実施例1)を投与したマウスの尿の紫外可視吸収スペクトルと、この尿にCOガス導入した後の紫外可視吸収スペクトルと、さらにそこへ還元剤を添加した後の紫外可視吸収スペクトルの3つの紫外可視吸収スペクトルを表した図である。
【図9】 試験例4において、前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与したラットの尿の紫外可視吸収スペクトルからhemoCD-Twinsの尿中排出量を定量した結果(時間ごとの排出量)を示す図である。
【図10】 試験例4において、前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与したラットの尿の紫外可視吸収スペクトルからhemoCD-Twinsの尿中排出量を定量した結果(排出量の積算値)を示す図である。
【図11】 試験例5において、前記hemoCD-Twins(実施例1)投与後のラットの心拍変化を示す図である。
【図12】 試験例5において、前記hemoCD-Twins(実施例1)投与後のラットの血圧変化を示す図である。
【図13】 試験例6において、前記hemoCD-Twins(実施例1)投与後のラットの血中濃度変化を示すクロマトグラムである。
【図14】 試験例6において、前記hemoCD-Twins(実施例1)投与後のラットの血中濃度の経時変化を示す図である。
【図15】 試験例7の試験方法の説明図である。
【図16】 試験例7において、NaCN及び/又はCO投与後のラットの生存曲線を示す図である。
【図17】 試験例7において、NaCN及び/又はCO投与後のラットの行動観測結果を示す図である。
【図18】 試験例8の試験方法の説明図である。
【図19】 試験例8において、NaCN0.15mg及びCO5000ppm投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの生存曲線を示す図である。
【図20】 試験例8において、NaCN0.15mg及びCO5000ppm投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの行動観測結果を示す図である。
【図21】 試験例9の試験方法の説明図である。
【図22】 試験例9において、NaCN0.10mg及びCO5000ppm投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの生存曲線を示す図である。
【図23】 試験例9において、NaCN0.10mg及びCO5000ppm投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの行動観測結果を示す図である。
【図24】 試験例10において、ラットにNaCN0.15mg及びCO5000ppm投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの血圧変化を示す図である。
【図25】 試験例11において、ラットにCOを2000PPM投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットのCO-Hbの経時変化を示す図である。
【図26】 試験例12において、ラットに体重1kgあたり、5mgのNaCNを投与後に前記hemoCD-Twins(実施例1)を投与した群と非投与の群のラットの血中のCN-濃度の経時変化を示す図である。
【図27】 試験例13において、、前記hemoCD-Twins(実施例1)投与後のラットの血中濃度の経時変化を示す図である。
【図28】 試験例14において、健常なラットに、前記hemoCD-Twins(実施例1)を大腿静脈から投与後、10分おきに採取した尿中含まれるのhemoCD-TwinsをUV-visにより定量し、検出されたのhemoCD-Twinsの投与量に対する割合を尿採取時間に対してプロットした尿クリアランスのプロファイルである。
【図29】 試験例15において、前記hemoCD-Twins(実施例1)を大腿静脈から30分かけて投与するとともに、その前後の心拍数および血圧の経時変化を示す図である。
【図30】 試験例16において、健常なマウスに、前記hemoCD-Twins(実施例1)を大腿静脈から30分かけて投与後、24時間後に採取した血中のクレアチニン量を測定し、その結果を前記hemoCD-Twinsに代えてPBSを投与した場合と比較して示す図である。
【図31】 試験例17において、マウスに対して、本発明の新規包接錯体であるhemoCDP(III)を含む水溶液を投与後、30分後に尿を回収する工程を説明する図である。
【図32】 試験例17において、マウスに対して、本発明の新規包接錯体であるhemoCDP(III)を含む水溶液を投与後、30分後に回収した尿中のCO結合体,Fe(II)酸素結合体(oxy),Fe(III)酸化体(met)をスペクトル分析した結果を示す図である。
【図33】 試験例18において、マウスに対してCOを2000PPM15分間投与から15分後に、本発明の新規第5の包接錯体を含む水溶液と、PBSをマウスに投与して、それぞれについて10分置きに血中のCO-Hb濃度を測定する工程を説明する図である。
【図34】 試験例18において、マウスに対してCOを2000PPM15分間投与から15分後に、本発明の新規第5の包接錯体を含む水溶液と、PBSをマウスに投与して、それぞれについて10分置きに血中のCO-Hb濃度を測定した結果を対比して示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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