特許7873797IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

たとえば非常用電源や余剰電力の蓄電等に使用される蓄電池の劣化状態を診断するための蓄電池の劣化診断システムに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載されている劣化診断システムでは、蓄電池の電圧が運用電圧範囲の下限、若しくは、上限に近い状況にあると、計測電流を供給した際に蓄電池が過放電、若しくは、過充電となってしまうという問題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、蓄電池に計測電流を供給する電流供給部、前記蓄電池の電圧を計測する電圧計測部、及び供給した計測電流と計測電流の供給時の電圧とから前記蓄電池の内部のインピーダンスを算出して前記蓄電池の劣化状態を診断する劣化診断部を有する蓄電池の劣化診断システムであって、前記劣化診断部は、前記蓄電池に計測電流を供給する前に、前記蓄電池の電圧を計測すると・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、劣化診断部は、蓄電池に計測電流を供給する前に、蓄電池の電圧を計測するとともに、当該計測した蓄電池の電圧が所定の運用電圧範囲における上限寄りの第1閾値を超えていると、電圧が負の側で一定周期で変動する電流である負極性脈流を計測電流として蓄電池に供給する一方、蓄電池の電圧が運用電圧範囲における下限寄りの第2閾値を下回っていると、電圧が正の側で一定周期で変動する電流である正極性脈流を計測電流として蓄電池に供給し、さらに、蓄電池の電圧が第1閾値と第2閾値との間にあると、電圧が正負同じピーク幅で一定周期で変動する交流電流を計測電流として蓄電池に供給することにより、蓄電池の電圧が運用電圧範囲内で変動するように制御する。したがって、たとえ蓄電池の電圧が運用電圧範囲の下限、若しくは、上限に近い状況にあるとしても、計測電流を供給した際に蓄電池が過放電、若しくは、過充電となることがなく、蓄電池の劣化状態を正確に診断可能な蓄電池の劣化診断システムとすることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 蓄電池の劣化診断システムの一例を示した構成図である。
【図2】 計測電圧及び計測電流を供給した際の蓄電池セルでの電圧の波形を示した説明図である。
【図3】 計測電流として供給する脈流及び交流の波形図であり、(a)は負極性脈流を、(b)は正極性脈流を、(c)は交流を夫々示している。

代表図 図1本件の代表的な図

1・・蓄電池セル、2・・電流供給部、3・・電圧計測部、4・・劣化診断部、6・・インピーダンス演算部、7・・記憶部、8・・診断部CPU、10・・劣化診断システム。

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