特許7875588IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

光周波数コムを生成する微小光共振器を用いてテラヘルツ波を発生させる光電気変換装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、非特許文献1のように、無線キャリアの周波数だけ離れた波長の独立したレーザーを光源として用いた場合、相互間の周波数又は位相の揺らぎによりキャリア波の周波数変動や位相ノイズが発生する。また、光周波数コムを光源として使う場合でも、特許文献1のように離間した2つの光周波数モード間のビートから高周波信号を得ようとすれば、離間しているモード本数に応じて位相ノイズが蓄積される。特にテラヘルツ領域以上になるとその傾向はより顕著になる。また、特許文献2に開示された技術は周波数分割多重伝送を目的としたものであるが、パイロット信号の周波数間隔を光周波数コムのモード間隔より広くとる必要があり、この技術をそのまま無線伝送に応用しようとすると同様の課題が生じる。なお、非特許文献2では、光周波数コムの2波長モード光の光電気変換によりテラヘルツ波を生成しているが、変調については一切記載がされていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様に係る光電気変換装置は、 単一周波数のレーザー光を発するレーザー発光部と、前記レーザー光で励起され、100GHz以上3THz以下の周波数間隔を有する光周波数コムを生成する微小光共振器と、前記光周波数コムにおいて互いに隣接する第1および第2の光周波数モードの少なくともいずれかの光周波数モードに対して、振幅と位相の少なくとも一方を伝送情報信号からなるベースバンド信号で変調する光変・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様によれば、微小光共振器によって得られる光周波数コムから、互いに隣接する第1および第2の光周波数モードをそれぞれ分離抽出し、さらに第1の光周波数モードをキャリアとして伝送情報信号からなるベースバンド信号で光変調し、第1の光周波数モードに対して相対位相雑音が小さい第2の光周波数モードとのビートによりテラヘルツ帯の変調された信号を生成することが可能となる。さらに、第1の光周波数モードから光サブキャリアを生成することでベースバンド信号の多重化を実現することができ、より高速な情報伝送を実現することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の第1の実施の形態の光電気変換装置を含むブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態の光電気変換装置を含むブロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態の光電気変換装置を含むブロック図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態の光電気変換装置を含むブロック図である。
【図5】 本発明の第5の実施の形態の光電気変換装置における光変調部のブロック図である。
【図6】 本発明の第5実施の形態の動作説明図である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態の光電気変換装置における光変調部のブロック図である。
【図8】 本発明の第1の実施例の処理の流れを示す図である。
【図9】 本発明の第2の実施例の実験方法を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第2の実施例の実験結果を示すグラフである。
【図11】 本発明の第3の実施例の実験方法を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第3の実施例の実験結果を示すグラフである。
【図13】 本発明の第3の実施例の実験結果を示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 光電気変換装置 100 無線端末 101 レーザー発光部 102 微小光共振器 103 アイソレーター 104、105 バンドパスフィルター 106 受信アンテナ 107 情報信号復調部 108 光変調部 180 光振幅変調部 181 第1の光変調部 182 第2の光変調部 109 光増幅素子 110 光電気変換部 120 混合部 1081、1082 局部発振素子 1083、1084 光変調素子 1085 アレイ導波路回折子(AWG) 1086~1089 光変調素子 1101、1102 光電気変換部 1180 光分割素子 1181、1182 光変調素子

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