特許7886813IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

トンネル工事のずり排出方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、クラッシャーおよび連続ベルトコンベア装置は、タイマーに設定された稼働時間だけ動作され、稼働時間の経過後に動作が停止されるようになっている。 したがって、作業者が仮置き場のずり量を目視によって判断し、ずり量に見合った稼働時間をタイマーに設定することが必要となる。これは爆破工程によって発生するずり量が一定ではなく爆破工程のたびに異なったずり量となるためである。 そのため、爆破工程のたびに、作業員が仮置き場のずり量を目視で判断し、ずり量に見合った稼働時間を作業員が想定してタイマーに設定する作業が必要となることから、作業員が必要となることは無論のこと、作業員の目視でずり量を判断することから作業員の経験の差などによって設定される稼働時間にばらつきが生じ、ずり量に見合った正確な稼働時間をタイマーに設定することは難しく、クラッシャーおよび連続ベルトコンベア装置を効率的に稼働させる上で改善の余地がある。 本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、その目的は、トンネル工事の省人化および効率化を図る上で有利なトンネル工事のずり排出方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の目的を達成するため、本発明の一実施の形態は、切羽を爆破して切羽を掘削した後、爆破により掘削されたずりを前記切羽から坑口へ運搬するトンネル工事におけるずりの搬送方法であって、トンネルの延在方向において前記切羽寄りの箇所に仮置き場を設け、前記掘削されたずりを前記切羽から前記仮置き場に運搬して積載する運搬用重機を設け、前記ずり仮置場の近傍にずりを破砕するクラッシャーを設け、前記仮置き場からず・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一実施の形態によれば、仮置き場側ずり量検出部によって、仮置き場に積載されたずりの量を仮置き場ずり量として検出し、運搬用重機に設けた主制御部によって、仮置き場ずり量に基づいてクラッシャーおよび長尺ベルトコンベア装置を制御するようにした。
したがって、クラッシャーおよび長尺ベルトコンベア装置の自動制御を実現することができ、仮置き場側ずり量検出部によって検出された正確なずり量に基づいてクラッシャーおよび長尺ベルトコンベア装置を制御できることからクラッシャーおよび連続ベルトコンベア装置を効率的に稼働させる上で有利となり、トンネル工事の省人化および効率化を図る上で有利となる。
また、運搬用重機に設けた主制御部によって、クラッシャーおよび長尺ベルトコンベア装置を制御するようにしたので、各装置を一括して制御する主制御装置を別途設ける必要がなく、各装置を制御するための構成を簡素化しコストの低減を図る上で有利となる。
また、主制御装置を別途設ける場合に必要となる主制御装置の設置作業や撤去作業が不要となり、主制御装置の設置スペースも不要となるため、トンネル工事の省人化および効率化を図る上で有利となることは無論のこと、トンネルの坑内あるいは坑外のスペースを確保することが困難な場合であっても問題なくトンネル工事を行なうことができ有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、3次元画像情報に基づいて仮置き場ずり量を正確に推定することができるため、仮置き場ずり量に基づいてクラッシャーおよび長尺ベルトコンベア装置の制御を正確に確実に行なう上で有利となり、トンネル工事の省人化および効率化を図る上で有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、第1周辺情報に基づいて運搬用重機の自動制御を行なえることは無論のこと、運搬用重機の動作の制御を正確に確実に行なう上で有利となり、省人化を図りトンネル工事の効率化を図る上で有利となる。
また本発明の一実施の形態によれば、第1周辺情報が3次元画像情報で構成されているため、運搬用重機の動作の制御を正確に確実に行なう上でより有利となり、トンネル工事の省人化および効率化を図る上でより有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、3Dレーザースキャナーおよび3次元画像情報生成部の数を低減でき、構成の簡素化、部品点数の削減を図ることができることから、コストの低減を図る上で有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、第2周辺情報に基づいてずり積み込み機の自動制御を行なえるので省人化を図れることは無論のこと、主制御部は第2周辺情報に基づいて仮置き場のずりの量を正確に把握することができ、ずり積み込み機の動作の制御を正確に確実に行なう上でより有利となり、トンネル工事の省人化および効率化を図る上でより有利となる。
また、本発明の一実施の形態によれば、第2周辺情報が3次元画像情報で構成されているため、ずり積み込み機の動作の制御を正確に確実に行なう上でより有利となり、トンネル工事の省人化および効率化を図る上でより有利となる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態のトンネル工事のずり排出方法の説明図である。
【図2】 ずり積み込み機の側面図である。
【図3】 実施の形態のトンネル工事のずり排出方法に用いられるホイールローダ、ずり積み込み機、制御装置、タイマー、クラッシャー、長尺ベルトコンベア装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態のトンネル工事のずり排出方法のフローチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

10 切羽 12 ホイールローダ(運搬用重機) 12A ホイールローダ側(運搬用重機側)3Dレーザースキャナー 12B ホイールローダ側(運搬用重機側)3次元画像情報生成部 12C 仮置き場ずり量推定部 12D 主制御部 12E ホイールローダ側(運搬用重機側)通信部 14 トンネル 16 トンネル床面 18 クラッシャー 1802 ホッパー 1804 ベルトコンベア 20 テールピース台車 22 長尺ベルトコンベア装置 23 連続コンベアベルト 24 仮置き場 26 ずり積み込み機 26A ずり積み込み機側3Dレーザースキャナー 26B ずり積み込み機側3次元画像情報生成部 26C ずり積み込み機側制御部 26D ずり積み込み機側通信部 30 第1周辺情報取得部 32 仮置き場側ずり量検出部 34 走行体 3402 クローラ 3404 駆動部 3406 機体 36 ずり掻き込み機構 38 積み込み機構 40 ブーム 4002 ブーム支持フレーム 4004 水平旋回部 4006 ブラケット 4008 後ブーム 4010 前ブーム 4012 後油圧シリンダ 4014 前油圧シリンダ 42 バケット 4202 バケット油圧シリンダ 44 コンベア装置 4402 コンベアフレーム 4404 駆動ローラ 4406 従動ローラ 4408 ベルト 44A 搬送路 46 第2周辺情報取得部 48 タイマー

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